↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
心霊怪異デスゲーム  作者: 結城 からく


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/5

第1話

●薄暗い部屋


荒れ果てた部屋で、泣いている男がサイコロを投げる。

出目は1。

それを見た男、絶望する。


男「い、嫌だ……」


男、泣きながら床に描かれたすごろく状のマスを一歩進む。

その瞬間、背後に少女の幽霊が出現する。

男、振り返って幽霊を見て恐怖する。


男「ひっ」


不可視の力が男の首を切り飛ばす。

男の胴体、血を噴き出しながら崩れ落ちる。

部屋に設置された古いスピーカーから音声が流れる。


スピーカー「ゲーム終了です。生存者はゼロ。お疲れ様でした」


部屋には、男の死体の他にもいくつもの惨殺死体が散乱している。


●公園

ベンチでバイト雑誌を読み漁る男・凛空。

ふぬけた顔でページをめくっている。


凛空「はぁ、どっかに楽に稼げるバイトねえかな~~」

海未「あるよ」


背後から姉の海未が顔を出す。

凛空、特に驚くことなく反応する。


凛空「あっ、姉ちゃん」

海未「特別なバイト紹介してあげる」

凛空「どうせ闇バイトだろ? そういうの嫌なんだけど」

海未「ざんね~ん、闇バイトより危険で~~す!」

凛空「論外じゃん」


凛空、うんざりした様子で応じる。

海未、ニマニマと笑って囁く。


海未「でも報酬が高額なの。一晩で億を稼げるかも」

凛空「ますます怪しいけど……というか、弟に変な仕事勧めんなよ」

海未「万年フリーターのダメダメな弟にはちょうどいい罰じゃない?」

凛空「罰って言ってるじゃん」


その時、公園の外に車が急停車する。

車内から屈強な男達が下りてくると、二人のもとに近付いてくる。

海未、楽しそうに囁く。


海未「ちなみに、凛空のことバイトに話を通してるから。死なないように頑張ってね」

凛空「え?」


戸惑う凛空。

次の瞬間、男達に掴まれて車に押し込まれる。

間もなく車は発進する。


●薄暗い部屋


凛空、薄暗い部屋で目覚める。


凛空「ん……?」


凛空、頭を押さえて直前の状況を思い出す。


凛空(確か車で拉致されて……ヤバいバイトに連れて行かれることになったんだっけ……)


凛空の周囲には五人の男女がいる。

それぞれ目覚めて困惑している。

部屋に設置された古いスピーカーが起動し、そこから音声が流れる。


スピーカー「皆さん、おはようございます。今から実施するゲームは悪霊すごろくです」


凛空たちの前に、サイコロが転がってくる。

同時に浮遊する少女の霊が近付いてくる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。