「務露首/忠誠は紫に燃える」
※今回は物語の核心に触れる、戦火・喪失を含む重めの内容になります。苦手な方はご注意ください。心の元気な時にお読みいただけたら幸いです。
燃えろ――
アルデアットーーアスタリスクーーー
務露首の手には、紫色の炎が噴き上がる。
闇堕ちした、妖怪の炎は、赤ではなく、紫だ
不必要な物は排除する 冷酷な目つきーー
逃げ惑う、白い狐達は、紫の炎を消すために
次々と小川に水を浴びるが、灰になって小川を流れていくーー
『これも、我が主をお守りする方法なのです。』
狐が住む古民家は、燃え上がり、あちこちに、紫の炎を放す目は、焼き払う視点をずらしては、移動する
とてつもない、オーラに気づき、頭領の九尾の狐
【椿】が外に出た
「なんて……卑劣な事を」
椿の怒りの感情は、青いオーラに包まれる、髪の毛も怒りの振動でゆらゆらと揺れ動く―
椿は、自分の里が、惨劇と化した里の光景を目に焼き付けると、自分のオーラを高めたー。
暫くすると、務露首が、椿の目の前に現れる
次の瞬間、務露首は椿の目の前に立っていた
地面から地響きの唸りが聞こえてくる
椿の怒りで青い炎が上がる度、共鳴して地響きが唸る―。
「貴様、務露首!座敷わらし様の秘書ではないのか!!」
目を見開いた椿は、口を開け務露首に怒りの感情をぶつける
怒りの感情をぶつけられてもなお、冷静な務露首は、不気味な笑で椿を見て笑うーー。
「くくく、貴方は、私にとって都合が悪いーー。存在事消す!」
椿は、1歩動こうとしたが、務露首の首が長く伸び、椿に巻きついた、椿の顔まで来た、務露首は、椿の怯えた顔を見て、興奮していたーー。
「死ぬ前の顔を見るのは、私とっては、ご褒美のデザートですね、くくく」
椿は、首にも巻き付かれているので、声も出せない
務露首は、椿の頬ほ、ペロッと舐めると
その頬を噛みちぎるーー
椿の両手は、ピンとの開いていた
「チェックメイトと致しましょうかお勤めご苦労様です、椿様?」
更に巻き付きを強くすると、椿は灰になって空に舞い上がった
四季座の空の色が赤く染まる
務露首は、服に着いた灰を軽く払った。
その時隠れていた狐の影が見えたが、見て見ぬふりをしたーー。
物陰に隠れていた幼い白狐が、震えながらその光景を見ていた。
その狐は、その場から逃げ出したーー
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
務露首はそのまま、ブラキとビャッカに報告した―
黒輝「お前頭ぶっとんでんな」
白花「燈達に、封印お願いした意味なくなったわね」
ビャッカは、鏡の前に経つと、半妖から人間になれたかを確認をした―
白花「…………」
まだ尻尾が鏡で確認できた
現実には、尻尾が見えない―
ビャッカは、苛立ち、鏡を割った
白花「どういう事!?狐の里焼き払って、椿も死んだんだよ?何でまだ半妖のままなのよ!!」
ビャッカの怒りと共に
鏡に映っている、白い尻尾も逆立ち、怒りを表す
務「力になれず申し訳ありません、ビャッカ様、どうかその怒りを沈めてください。」
ビャッカは呼吸を整える―
黒輝「別にお前は力不足な訳じゃない、むしろ良くやってくれた」
務「お褒め頂き光栄でございます」
白花「私達、人間にはなれないって言うの!?」
ビャッカは、涼しげな顔をするブラキに苛立ち
八つ当たりする―
黒輝「………狐の里に行けば原因が見つかるかも知れないな、燈達に協力してもらうか」
白花「そうね、今度は報酬10倍にしましょう、あの子、金に目がなさそうだから」
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