第2432話、わたくし、『レプリカ』はラブコメにおいて『最強』だと宣言しますの♡【解説編②】
転生法ちゃん「……二人共、『本物の人間』ですって? いや、何言っているのよ? ナ○ちゃんは、スナ○ちゃんから、『分裂』して生まれたんでしょ? それが『レプリカ』とか『分身体』で無かったら、一体何だと言うのよ?」
ちょい悪令嬢「そう、『分裂』したのです。──だったらどうして、スナ○ちゃんのほうが『本体』で、ナ○ちゃんのほうが『レプリカ』だと、決まっているのです? ナ○ちゃんのほうが『本体』で、スナ○ちゃんのほうが『レプリカ』だって、いいではありませんか?」
転生法ちゃん「えっ⁉ い、いや、だって、当の二人の認識が、スナ○ちゃんが本体で、ナ○ちゃんがレプリカと言うことになっているんだから、そうじゃないの?」
ちょい悪令嬢「それは勝手に二人がそう思っているだけで、客観的事実としては、ナ○ちゃんのほうは、スナ○ちゃんの記憶をちゃんと持っているのに、スナ○ちゃんのほうは、ナ○ちゃんの記憶がフィードバックされないってことになっているんだけど、これってどう考えても、ナ○ちゃんのほうが『本体』だよね?」
転生法ちゃん「──うッ⁉ 言われてみれば、確かに⁉ 何でそんなことに⁉」
ちょい悪令嬢「多分、ストーリーの都合上でしょ? レプリカの言動が、すべて本体に筒抜けだったら、勝手に『恋愛関係』を進めることができませんからね」
転生法ちゃん「そのゴリ押しのために、キャラ設定上に不都合が生じたら、駄目だろが⁉」
ちょい悪令嬢「まあ、本作の作者は別にアンチじゃ無いですので、どっちかと言うとナ○ちゃんのほうが、『最初から独立した本物の人間』であっても構わないって、スタンスなだけなんですけどね」
転生法ちゃん「──あ、そうだ! スナ○ちゃんのほうは、いつでもナ○ちゃんを消すことができるんだし、完全に主導権を握っていて、それに対してあっさりと『消えてしまう』ナ○ちゃんのほうは、とても現実の人間と思えないから、やっぱり二人は『本体とレプリカ』の関係で、間違いないじゃん!」
ちょい悪令嬢「……人の話、ちゃんと聞いています? 元々一人の人間だったんだから、合体して一人になっても、おかしくは無いじゃないですか?」
転生法ちゃん「で、でも、ナ○ちゃんが消えて、スナ○ちゃんが残るんだから、消えたほうがレプリカ確定でいいんじゃない?」
ちょい悪令嬢「だからどうして、合体してまで、そこにいる『愛川素○』が、あなたの言う『レプリカでは無いほうのスナ○ちゃん』だと、見なせるんですか? 合体した時点でそこにいるのは、『スナ○ちゃん単体』では無く、『スナ○ちゃん+ナ○ちゃん』なのですよ。つまりナ○ちゃんはけして、消えたわけでは無く、元の『愛川素○』として、統合されただけなのです」
転生法ちゃん「何ソレ⁉ ナ○ちゃんが存在していない時の『愛川素○』って、『単独のスナ○ちゃん』そのまんまで、どこにも『ナ○ちゃん』の要素が無いじゃん⁉」
ちょい悪令嬢「それはまだ、『最終回』じゃ無いからですよ」
転生法ちゃん「──あんたが何を言っているのか、全然わからなくなったんだけど⁉」
ちょい悪令嬢「本作の作者が勝手に設定している、この作品の『ゴール』とは、スナ○ちゃんがナ○ちゃんのことも、『自分自身である』と受け容れて、『性格がミックス』されることなのですよ(※原作がどうなるかは知りませんがw)」
転生法ちゃん「──‼」
ちょい悪令嬢「この時点では、とても自分自身とは思えない、『コミュ力オバケ』のナ○ちゃんのことを、真の意味で受け容れていないから、『消えろ』と言いつつ『合体』したところで、『ナ○ちゃん』要素は表に出てこないのです」
転生法ちゃん「……実はアニメ版最新話を見たら、全然展開が違っていたから、原作者様の意図とはまったく異なっているはずなのに、むちゃくちゃ説得力が有るな⁉ 一体何者なの、本作の作者って⁉」
ちょい悪令嬢「そもそもですねえ、最初に『ナ○ちゃん』が分離したのは、幼馴染みのり○ちゃんと、下手すると修復不可能なくらいケンカしたからで、少々コミュニケーションに難が有り、意地っ張りのスナ○ちゃんは、自分から謝ることなんて絶対にできなかったけど、心の底では『仲直りしたい』と思っていて、そんな表面上からは窺い知ることのできなかった彼女の『本音』が、肉体を伴って『分裂』したのが『ナ○ちゃん』であって、その結果『恋愛関係』をも含めて、本来のスナ○ちゃんよりも、コミュニケーション能力が化物じみてしまっているのですよ」
転生法ちゃん「そんな『ナ○ちゃん』が分離してしまったからこそ、単独の『スナ○ちゃん』は、完全なコミュ障となり、不登校すらするようになってしまったのね?」
ちょい悪令嬢「ですから、スナ○ちゃんとしては、『ナ○ちゃん』も自分自身だと認めて、最後には合体して、ちゃんと人間関係も大事にする、『真の愛川素○』となって、ハッピーエンドとなるのが、最も理想的な展開だと思うのですよ」
転生法ちゃん「……『レプリカ』をテーマに設定ながら、実は二人共『本物の人間』だったなんて、やはりうちの作者くらいの『ひねくれ者』じゃ無いと、思いつかないものなのかしらねえ。──まあ、それはさておき、ここら辺で是非とも聞いておきたいことが有るんですけど?」
ちょい悪令嬢「ほう、何でしょうか?」
転生法ちゃん「最近の本作においては、他人様の作品における『最強のチートスキル』を、徹底的に検証するのがテーマなんだけど、『恋に貪欲なレプリカ』の、一体どこが『最強』なのか、説明していただけるんでしょうねッ⁉」
ちょい悪令嬢「あら、知らなかったの? 『学園ラブコメ』だろうが『レプリカントSF』だろうが『二重人格サイコサスペンス』だろうが、『恋する女の子』こそが、『最強』なんですよ?」
転生法ちゃん「──誰が、大昔の『少女漫画のキャッチフレーズ』みたいなことを、言えと言った⁉」
ちょい悪令嬢「だって、ちゃんとタイトルに書いて有るではないですか? 『レプリカはラブコメにおいて最強』だと」
転生法ちゃん「はあ?」
ちょい悪令嬢「これも大昔の少女漫画には良くあるパターンですよ。気弱でコミュ障の女の子が、怪しげな薬とか魔法とか一時的な他者との人格の入れ替わりとかで、急に『恋狂いのイケてるギャル』になって、意中の彼氏どころか、大勢の男どもを虜にしてしまうものの、正気に戻った本人には記憶がまったく無く、周囲の自分に対する態度が一変してしまったことに、面食らってしまうと言う、むしろワンパターンなストーリーラインなのです♫」
転生法ちゃん「ああ、確かに、萩○望都先生や竹○恵子先生の初期作品とかに有りそうだな⁉」
ちょい悪令嬢「『レプ○カだって、恋をする。』で描かれていたように、世間のしがらみなんて一切考慮する必要なく、『恋愛脳』で突っ走ることのできる、自分の分身がいたりしたら、『恋愛ゲーム』では最強とも言えますからね。本作の作者は自由奔放なナ○ちゃんのことに批判的でしたが、実はあらゆる意味において『ナ○=スナ○』であるならば、むしろ『陰キャでコミュ障』のスナ○ちゃんにとっては、無くてはならない『ラブコメ最強戦力』であると言っても、過言では無いでしょう」
転生法ちゃん「で、でも、好きでも何でも無い男の子と、勝手にいい仲になって、『報連相』もしないとなると、むしろ『迷惑極まる』存在なのでは?」
ちょい悪令嬢「……やれやれ、一体何を聞いていたのです? 何度も何度も言っているでは無いですか? 『ナ○ちゃんも、本物の愛川素○』だと。つまりナ○ちゃんは、『真の愛川素○』の恋愛部分を担っているのだから、ナ○ちゃんが選んだ男の子は、当然『合体版愛川素○』にとっても、好ましい相手と言うことになるのです」
転生法ちゃん「──そうか、まさにそれこそが、『ナ○ちゃんも本物の愛川素○』だと言うことなのか!」
ちょい悪令嬢「本来なら声をかける勇気すら無かった『意中の彼』と、知らないうちに懇ろな関係になっているなんて、むしろ年頃の悩める少女にとっては、夢のような話では無いですか⁉」
転生法ちゃん「た、確かに……」
ちょい悪令嬢「最後にお断りしておきますが、場合によっては今回の内容は、『レプ○カだって、恋をする。』の原作やアニメ版とは、『解釈違い』レベルの見当外れの内容になっているかも知れませんが、何度も何度も申しているように、すべては『自作づくり』のための検証作業であって、原作とまったく異なっているのだったら、むしろ堂々と自作に利用できるわけで、むしろ望むところだったりします☆」




