ダンジョンの重力に上げよう!
「そうだ!折角だし魔法を使おう。」
『また、急ですね。』
「実はだね、僕は思うんだ!僕のダンジョンよりも上に飛ぶ不届き者がこれから出るかもしれない!」
『そうですね。私でしたらダンジョンの上から強行突破など直ぐに考えつきますね。しかし、何故魔法で?というより、貴方の考えは怠惰では無く傲慢です。』
「特に、僕が怠惰を司っているだけで別にいいでしょ!
それで、ダンジョンのトラップでそれを作れるんだけど自分自身で作った方が魔力は安いんだよね!」
『貴方の場合、魔力何て関係無いでしょ。』
レインが夢の無い事を言う。
「気分だよ。気分。まぁ、適当に【永続魔法・重力支配域】うん、これで周りの重力は十倍になっているね!」
『ちょっと待て!』
すると、レインが待ったを掛けた。相当慌てているらしい。何故だろうか?
『貴方、今無詠唱で第十八階級魔法を使いましたよね!?というより、いつの間に!』
「そんな事か!君と話している間に並列意思を使って適当に作っただけだから。」
すると、レインからため息が聞こえる。
「さて、何をしようかな~♪」
『それでしたら、他の公爵の魔王に会ってはどうですか?今後の為に。』
「嫌だよ、めんどくさい。そんな事をしたら僕が魔王を率いる者とかになっちゃうかもしれないじゃんか。」
『そんな所で怠惰を発揮しないで下さい。』
呆れた声でレインが言った。でも、めんどくさいのはめんどくさいから嫌だ。
『それでは、少しこの城から出てみて下さい。貴方の魔法によって起きた被害を少しは確認して下さい。』
「う〜ん、それも後でいいかな。そうだ!外の世界を知る為に外の世界専用の魔物を作ろう!僕の魔物は人型が多いし十分活用出来る筈だね。」
『成程、しかしそう簡単に欲しい魔物がでるものなのですか。そもそも、貴方の様に魔力が大量にあるから次から次えと新たな魔物を生み出せているのですよ。少しは、他の魔王を考えてあげて下さい。』
「そんな、めんどくさい事考えないよ!」
僕は、再びウィンドウに血を入れる。そして、光りだす。
「ガハハ、何じゃお主が儂の主人か?」
今回は、背が低いが筋肉がついていて、髭が長く伸びたオジサン。
「ドワーフか。僕が求めていたのでは無かったけど。まぁ、いいや。僕が魔王ヴァイスだよ。」
「まぁ、いいやとは何じゃ!まぁ、いいやとは!儂は出来る事は多いぞ、斧も使えるし鍛治師としても最高じゃぞ!何せ、儂はハイドワーフじゃからな。」
「成程、分かった。君の名前は今日からカジね。レイン、フォレと共に魔道具等を作ってくれないか?」
「中々、やりがいのある仕事じゃな!」
「あ、後外は重力が十倍になっているから気を付けてね。」
「分かった。それで、儂は何処で仕事をすればいいんじゃ?」
「あっ!」
僕は、そんな事を一切考えていなかった。
『主よ・・・』
眷属に悲しいものを見る目で見られる魔王であった。
「ヴァイス様、体が急に重くなったのですが?」
「私もです、ヴァイス様。そして、外には魔法陣の様なものが現れました。」
現在、眷属達による説教が行われいた。もちろん、相手は僕である。
「重力を使った魔法で相当な強さじゃないと動けないどころか、普通だったら死ぬ!そんな、魔法です!」
ほら、今鳥が落ちていったよ。うわ~原型留めていないな~。彼処では、クマがぐちゃぐちゃになっているね。やった!今日は熊鍋だね。
「君達にもいい修行になるでしょ!ほら、彼処で今カジさんが石を取ろうと努力しているよ。君達は、生産職にも負けるのかな?」
『主よ、それは貴方がカジに精神魔法をかけたからです。』
レインが冷静なツッコミをする。
「それじゃあ、君達も【補助魔法・思考混濁】」
「「頑張って行きます!」」
「さて、寝るか!」
『私は、脳しか無くて良かった。』
二人は、外に出ていった。
『主よ、起きてください。』
「う~ん?起こさないでくれよ。レイン。」
僕は、不機嫌そうに起きる。寝ているのを邪魔されるのはとてもイライラする。
『お客様です。既に、客間にいます。今は、珈琲を飲んでいます。主は、何が良いですか?』
「それじゃぁ、緑茶で。おもてなしは羊羹はあるかな?」
『分かりました。』
僕は、お客様が来たことに驚いた。多分、、あの魔王達の一人だろう。
「うん?いつの間に客間何て作ったんだい?それに、珈琲や緑茶も?」
僕は、そんな物を作った覚えがない。そもそも、魔王になった事により食事は娯楽になっていた為まだ作られていない筈だ。
『カジが作りました。客間以外にも厨房や私たちの部屋、作業部屋、カジノ等を。珈琲等は、カジの武器や魔道具以外なら何でも素材無しで作れる能力で作りました。』
「カジって以外にも凄いんだね。」
僕は、カジが有能な事に驚いた。これからも、重宝しそうだ。
そんな事を考えていると客間に着いた。
『お待たせしまた。』
「よお!お前がヴァイスだったな。俺は、傲慢の魔王ズィルバアだ。」
魔王が一人入店しました。




