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だが、しかし、私は、売られた喧嘩を買うためにぶりっ子さんをみつめる。
かかってこいや!、的な私。
そんな私を見ているメンバーが息を飲むのがわかる。
だけど、それを物ともせず、近づいてくるのが、ユイちゃん!
颯爽と間に入り、私の手を掴むと、「お先です!」と言って、連れ出してくれるのよね。
だから、今回もそれで帰ろうとしていたのよ…
だ・け・ど・、今日は、そうはいかなかった………
ユイちゃんは、用があり、イケメンさんと話中。
だれも私の側に、ストッパーがいなかった!
しかも、その時の私は、ひさびさにプチンとキレたのよねぇ〜
だって、ちょっと、痛かったんだもん!
で、異様な空気に気づいたユイちゃんが、
「せんせい!」
と、声を上げた時には、私の右足は、振り上がり、そのまま机に振り下ろされたのでした……!?
ガコン!っていう音が響き、机が真っ二つ!
フン、決まったわ、できたわ、特訓した「踵落とし」!!
これだけ、集中的に教わったのよね。
いやぁ〜、披露する機会がなくって。
なんて、ご満悦に浸っていると……
「なにやってるんだ!?」
担当先生の声が響く。
あっ、やべぇ、やっちゃった。
面目ねぇ。
でも、してしまったのは、仕方ない。
もともと、ちょっと、壊れかけてた机とはいえ、大学の部品を壊したのには、間違いがないからね。
私は、素直にみなさんに謝った。
そして、先生に連れられて、私は、部室を出た。
ユイちゃんがついてこようとしたけど断り、一人、先生について行った。
先生の部屋に通され話を聞かれたが、あまり話さず。
ちょっと、イラッとしたのでとだけ、伝えた。
先生は、ため息をついたが特に何も聞こうとせずに、すまなかった、と言われた。
内心、びっくりした私は、別に大丈夫です、と返した。
その後、机の弁償を申し出、サークルを退部する旨を伝えた。
先生には、遠慮されたけど、私が嫌なのでとつっぱり、机の代金を後日支払う事にし、サークルも本日付けで、退部となった。
この担当先生には、私が卒業するまで、いろいろお世話になったのよね…
私がラノベ作家だという事を話してたし。
今も元気かしら……
――一人、物思いにふけながら、玄米茶を飲む。
ほんと、忘れてたのにな……
私は、ごちそうさまでした、と言うと、レストランを後にした。




