2話
僕はダンジョンに一人で行く事にした。
最初はクロも行くっと、僕の足の裾を噛み引っ張られたがクロは小さくFランクのスライム相手でも危険なので僕はクロを家でお留守番をしてもらいクロのご飯(魔石)をダンジョンに入りスライムの魔石を取りに行く事にした。
僕はダンジョンに入る、入り口の真ん中に立っている女型の人型アンドロイドにQRコードが付いている冒険者カードを渡した。
人型アンドロイドはダンジョンに入る時、冒険者カードを持っていないと入らせないガードマンでもあり、冒険者がタンジョンで迷ったりしてダンジョンから出てこない場合、冒険者ギルドに連絡が行き、冒険者ギルドが依頼をして、ダンジョンで迷ったりした人を助けたりと冒険者にとって生存率をあげる物といってもいい。
このおかげで、冒険者の死者数が減ったという報告が多数挙げられているらしい。
『ピピ・・・冒険者カードを見せてください。』
『冒険者カード読み込み完了です・・・Eランクの浅沼昴様ですね。お気をつけていってらしゃいませ』
人型アンドロイドが僕の冒険者カードのQRコードを読み込み終わりダンジョンに入れるようになった。
人型アンドロイドはダンジョンの入り口の真ん中に立ちダンジョンの入り口を塞いでいたが、人型アンドロイドは横によけ、僕はダンジョンに入った。
僕が訪れたダンジョンはEランクでEランク冒険者の僕でも行ける低ランクダンジョン
ダンジョンにはS~Eにランクに危険度を設定され、冒険者がダンジョンをクリアすると冒険者カードもランクアップ申請が出来る。
ダンジョンで取れた魔石やダンジョン内にあるほとんどがでごく稀に出てくる武器やポーションなど宝箱から出る物は冒険者ギルドが高く買い取ってくれる。
まあ、最近ではお小遣い稼ぎにダンジョンに入る人達も多いらしい。
僕もその一人である。
「よ〜し、ジャンジャン魔物を狩って、ジャンジャン魔石を取るぞ〜」
っと意気込みながらダンジョンに入るスライムを探した。
「やっぱり、ダンジョンは広いな〜」
ダンジョンは広く、どういう原理なのかダンジョン中は明るく松明や懐中電灯がいらない。
だが、ダンジョンが明るいので夜なのか分からなくなるので注意が必要だ。
お、早速スライム発見〜
腰につけた短剣を取り出し、スライムから透けて見える核を『ズッバ!!』っと斬った。
すると、スライムは小さい透明の魔石になり現れた。
それを僕は、腰につけた腰巾着に魔石を入れ次々とスライムを狩っていた。
夢中にスライムを狩っていると、気づいたら一階層に居るほとんどのスライムを狩り終わった。
魔石は腰巾着一杯になった。
「大量、大量」
僕は満足顔でダンジョンに出た。
もちろん出る時も、ダンジョン前にいる人型アンドロイドにQRコードが付いた冒険者カードを渡して家に帰った。
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