1話
雨が降っている日
大学に入学をして、初めての夏休みに入る最後の授業を受けた僕は帰りにコンビニによって帰る途中、ふと何かが動いているようなものが見えた。
よくよく見るとブルブルと左右に震えている手のひらサイズの黒いトカゲがいた。
「大丈夫か」
トカゲを手に乗せズボンのポケットにあるティッシュを取り出しトカゲに付いている雨粒を拭き、僕は少しでもトカゲの体を温かくする為、お腹あたりに付いている筒状のポケットの中に入れ家に持ち帰りトカゲを温める事にした。
「ふう、ただいま」
一人暮らしで返事のない部屋に僕は喋る。
とりあえず、僕はトカゲを温めるために、家にある電球の灯りを点け温める事にした。
「どうだ、あったかいか?」
トカゲの顔の表情はわからないがでも少しあったかそうな顔になっている気がした。
それから少しして、名前が無いと不便なので僕はトカゲに名前をつける事にした。
「お前は、黒いからクロっていう名前でいいかい?」
すこし、適当な感じもするがピッタリな名前だ。
クロも気に入ったのか僕の方を見て「ニコ」っと嬉しそうな顔をした気がした。
僕はクロが震えが止まりクロが落ち着き、僕はクロが寝るところ見て、僕は安心して布団をし布団の中に入り夜遅い就寝についた。
「クロ大丈夫か〜生きてるか〜」
っと僕は目を覚ますと死んで無いか心配で寝ているクロに声をかけると「ピュイ〜」っと返事をしてくれた。
僕はよかったと思いつつトカゲってこうゆうふうに鳴くんだな〜っと思いクロに餌を与える事にした。
ネットの情報によると、トカゲはカツオ節などを食べるそうなので冷蔵庫にあるカツオ節を取り出して与えようとクロの口元に寄せてみるが全く食べる気配がしなかった。
仕方ないので近所のペットショップでトカゲ専用の餌を買って来て僕は家に戻り、クロにピンセットで口元に餌を与えるがこれも食べてくれない。
「クロは何を食べるんだ?」
っと、僕はクロが何も食べないので、何を食べるのか頭を悩ませた。
僕は何か良いのはないかと、なんとなくポケットを漁っていると先週の休みにダンジョンに行って取れた、青色でビー玉と同じくらいの大きさのFランク魔物であるスライムの魔石があった。
僕は冗談半分でクロの口元にやるとクロは魔石にかじりつき「ゴリゴリ」と大きな音を立てながら魔石を食べ始めた。
まさか、クロは魔物なのか???
そんな事を思っているとクロは食べ終わりもっと食べたいっと「ピュウウ〜〜」っと長めに鳴いた。
「ごめんな、クロ。この魔石は一個しかないんだ」
「ピュゥブウウ〜」
っと、まるで僕の言葉がわかるように悲しそうな「なんだ〜」っと言う感情が込められた声を出した。
「じゃあ、今日はダンジョンに行ってスライムの魔石をジャンジャンとるぞ〜」
「ピュウウウウ〜〜」
っと、僕はダンジョンに向かう準備をして家を出た。
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