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39.準備をしよう

「……ねえ。ちなみにミミズってどういう風に餌にするの?」


 釣りの準備をしようとしていると、イヴが恐る恐るレイレイに聞き始めた。


 まあ、そりゃ気になるよな。


「ミミズはですね! ちぎって針に付けるんです!」


「……は?」


 聞いた瞬間、イヴが固まって動かなくなる。


 恐らく脳内でショートしてしまったのだろう。


「ちぎるんだね! 余ったやつは食べていいかな!」


「お前は何を考えているんだ。イヴに食べさせろ」


「そっかー! よーし、イヴのためにミミズちぎるぞ!」


 ミーアがそう言った刹那、イヴが慌てて止めに入る。


 そして、殺意がこもった目で俺を睨めつけてきた。


「ぶっ殺すわよ! あたし、ミミズ食べないから!」


「食べないのか?」


「食べないの……?」


「なんで二人とも食べる前提なのよ! 泣くわよ!?」


 全く、イヴは可愛いなぁ。


 からかうのがやめられないや。


「皆さん皆さん! 準備しますよ!」


 レイレイが嘆息しながら、間に入ってくる。


 そうだったそうだった。釣りの準備をしないとな。


「よーし! 俺も頑張って準備をするか!」


「食べちゃダメなんだよね! 本当にダメなんだよね!」


「食うなよミーア! 食わすならイヴだって言っているだろ!」


「だからぶっ殺すわよ!」

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