補記 暦と紀年について
【1. この世界の暦】
・一年は八ヶ月。ひと月は四十日。一年は三百二十日。
・季節は春夏秋冬の四つで、各季節に二ヶ月ずつが対応する。
・年初は芽吹きの月。元日は芽吹きの月1の日。
月の一覧(季節順)
春 第一月 芽吹きの月
春 第二月 花冠の月
夏 第三月 青葉の月
夏 第四月 日盛りの月
秋 第五月 実りの月
秋 第六月 刈入れの月
冬 第七月 白霜の月
冬 第八月 聖燭の月
・月名と八ヶ月四十日の構造は神代からの伝承に由来し、無暦時代ののち、バルギニア王国の学者たちが復元したものである。
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【2. 王国歴(公式紀年)】
・崩滅の日ののち、世界は長く荒廃し、正しい暦も失われていた。その混乱を経て、初めて広く土地を平定し、世に均衡をもたらした最初の王国「バルギニア王国」が生まれた日を元年として定めたのが王国歴である。
・バルギニア王国は暦を復元し、自らの建国の日から数え直した。ゆえに王国歴の元日と年初は一致する(元年=建国の日=芽吹きの月1の日)。
・バルギニア王国自体はすでになく、別の国に変わっている。しかし基準となる日が明確であるため、公式の記録・学術・教会文書では王国歴を用いるのが基本となっている。
・統一神書の標準版たる「バルギニア版」(王国歴1612年編纂)は、この王国の後継地で編まれたものであり、それゆえの権威である。
・各国には別に建国紀年や治世年(何王の何年)による暦もあり、国内文書や日常では併用される。国をまたぐ記録は王国歴に拠る。
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【3. 無暦時代】
・崩滅の日から王国歴元年までの空白期の呼称。
・暦そのものが失われていたため、正確な長さは誰にも分からない。三百年とも四百年とも言われ、学者の通説はおよそ三百五十年。
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【4. 世界の年表】
創世 → 神代 → 千年の闘争 → 崩滅の日(現在からおよそ二千年前)→ 無暦時代(約三百五十年)→ バルギニア王国建国=王国歴元年 → 現在(『神統断章拾遺』執筆は王国歴1650年)




