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第10話コロン釣りびより

今日はやけに日差しがまぶしい。

こんなに晴れるとは思わなかったな。

――釣りびより、ってやつだ。

海岸の方まで歩いてみる。トコトコ。

……あ。

「あそこにいるの、アミさんかな」

「アミさーん!」

「え、コロンさん? こんなところでどうしたの」

「今日、お店で使う魚を釣れたらいいなと思って」

「なるほど。じゃあ、一緒にやろう」

それから十分ほど、二人並んで竿を垂らした。

「……全然、釣れないね」

「そうですね。昨日、何かありました?」

「いや、ちょっと寒くて、具合が悪くなったんだ」

そう話していると――

「……ピチャッ」

「今、音しませんでした?」

「……あ、かかってる」

「慎重に、ルアーを回して」

「……ぐる……ぐるぐる……」

「今だよ、引いて!」

「よし……危なかった」

竿の先には、思ったより大きな魚が揺れていた。

「結構、大きいの釣れたね」

「今日、これで料理を作ろうと思うので。よかったら、あとでお店に来てください」

「うん、行くよ」

「じゃあ、先に戻りますね」

そう言ってコロンは魚を持ち、海岸をあとにした。

太陽はまだ高く、海はきらきらと光っていた。

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