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黄金のレシーブ  作者: たこたこさん
3/15

一日目

入学日ーーーーー

県立青春学園高校の入学式が、遂に始まった。

田舎ぐさい体育館で、入学式を終えると俺は自分の教室に戻った。


「オッス!おら、大地」と、入学式も終わり一段落ついた頃に俺は、謎の大男に声をかけられた


机に肘をのせボーッとしているときに話しかけきた彼は、肌がきれいな黒色で、真ん中分けの男だった。がっしりとした体格はいかにも、スポーツをやってそうな体型だ


「おっす」

俺は当たり障りのないわように返す。


「お前、編入組だよな!俺は中学からの進学組だけどなかよくしよーぜ。」


彼はそう言うと、ネームプレートを俺に見せてきた。

矢乃木大地とかかれてる。


オッケー、覚えたよ大男君。


この高校の不安なところその1、入学者の半分が中学からの進学者。


その為、最悪、うまく馴染めず孤立してしまう危険性があると某掲示板に書かれてた


しかし、こうして、不安が無くなった俺は安心して帰ることにした。


「よろしくな、大地」



ーーーー


ガヤガヤと校門に近づくにつれ、騒ぎ声が聞こえてくる。


「あー、今年もあいかわらずの勧誘だぁ。」と大地が声をかけた。

まるで、ライブ会場みたいに校門にぎっしりと、青春生徒がつまっている。


「んー、有名な進学高校でも、部活動勧誘はやるんだな」と大地。


特に何か入部したい所などないから、俺は、適当に手作りパンフをもらって校門からでた。




あ、生徒手帳渡し損ねたな。



甲野は思い出した、


今日、事務員か、先生に言ってわたしにいくよていだったけど、もう遅いしいいか、


甲野は、一度振り向くと、ま、問題ないか。

と思い校門をくぐった。


大地はというと、背の高さ故かバスケ部に囲まれていて可愛そうだった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


二日目になると、新しい友達作りに皆取り組んでいた。

俺は、大地の、中学のツレの人たちと仲良くなれ微妙にたどたどしい会話を繰り広げていた。


その時俺は、一人机のうえにひじをのせ顔を支えている男が目にはいった。


じっと、真っ黒な目を外に向けていてる。


「やあやあ、校庭になにかあんの?」と俺はそいつに聞いた。


「なんだお前?」といいたげな顔でそいつは、こちらを睨んだ。


「疲れてんだ」とそいつは、返すと再び校門に顔を背けた。


ネームプレートを見ると、榊直司とかかれていた。


榊直司は、スラッとした長身の男で、チラッと見える腕が岩のように筋肉で固められていた。




ーーーーーーーー


キーンコーンと、授業終わりを、知らせる幸福のチャイムが鳴る。


欠伸をして、背を伸ばしたら、ポロっとポケットからあの日美少女がおとした生徒手帳が落ちた。

そういや。よくかくにんしてなかったな。


ぺらっと生徒手帳を見た。


矢乃木青という人の生徒手帳だと見てわかった。

矢乃木?


何処かで聞いたと思ったら大地の苗字

ではないか、俺は、大地に尋ねた。


「この生徒手帳お前の姉さんだったりする?」


「あーー、見つかった。姉ちゃんが探してたんだよな」と大地。


「じゃあ、渡しといて」

「じゃあ、渡しに行くか」


え?そんなわけで俺は、大地の姉に生徒手帳を渡しに行くことになった

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