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黄金のレシーブ  作者: たこたこさん
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2/15

彼女

都会と違ってこの町は、いろんなところに桜の木がたっている。 ガヤガヤという騒音も車のエンジンのおとも聞こえないけど、店の気配や活動するおとも聞こえない。そんな町に俺はすむことになった。



その為、今日はブラブラと、三年間過ごすこの町を探索していた。まだ慣れてないからなんとも言えないが、正直、後悔した。


交通は不便だし、遊ぶようなところもない。何故か、やたら、床屋だけあるそんな町。



親もここの進学を、条件にしたのは賃金が安く、あそびばがないから変な遊びを覚えて無駄遣いを、させないのが目的らしい。


静かな町だ、老後には絶対すみたい町だ、ただまだ俺は、ファーストフードを、食いたいし、映画もみたい、遊び盛りな高校生だ。


ションボリ


コツコツと。道路の石を蹴りながら歩いていると、後ろからベルを鳴らす音が聞こえた。


チャリリン


振り向くと、うちの高校の名前が書かれたユニフォームをきた、ボブヘアーの女の子が、自転車をきこきこならしながら、向かってきている。


失礼、女の子ではなく、美少女といったほうが、イメージ的にはピッタリかもしれない。


芸能人のような、完成された綺麗さではなく、ふわふわとした自然な綺麗な顔をした女の子だ。


育ちがいいですよ、って雰囲気がバリバリ出てる。


道のはしに移動し、その女の子のみちをつくってあげた。


「ありがとー」と、女の子は、俺の横を通るときニコッと笑い通りすぎていった。


…あ、あの人の


生徒手帳が振り向いたことで落ちたのだろう。彼女の生徒手帳が道に落ちていた。


生徒手帳を、ぽっけにしまうと、再び俺は、道を覚えるために歩き出した。

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