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神様の棄児  作者: ryo-KK
3章 日常
43/88

カーラ

<ちゅっ>


「おはよう」


「おはよう御座います。ご主人様」


<ちゅっ>


「おはよう御座います。ご主人様」


<ちゅ~っ>


{おはよう御座います。ユーク様」


<ちゅっ>


頬に違う感触。


(あれ?4回?・・・)


まだ少し寝ぼけていて思考が回っていない。


少しずつ覚醒して行く視界と頭で辺りを見回す。


良く見知ったウサ耳が見えた。


「あれ?クララ?」


「おあようごちゃいまちゅ、ユークちゃま」


ようやく覚醒しきったユークはクララをはっきり認識出来た。


「さっきのキスってクララ?」


「うん」クララもユーくちゃまにちゅーちたかったから早起きちてきたの」


「お父さんとお母さんはここに来てる事は知ってるの?」


「うん、ママにおこちてもりゃったの」


これは確認が必要だと後で伺う事にして朝食を済ませる。


クララも一緒に取ることになった。


朝食を済ませて離れに向かった。


クララはレミーと一緒にお片付けだ。


離れでエルダに相談する。


「朝クララにキスで起こして貰ったんですが、エルダさんは構わないのですか?クララにはまだ早いだろうし、クララにもっと似合う男性が現れると思いますけど」



「ユーク様、クララはまだ9つと子供です。確かに早いとは思いますけど女の子は得てして早熟な生き物です。それにクララがユーク様を好きになるのも良く解ります。私だってもっと早くにユーク様に出会っていれば・・・。アベルもユーク様ならクララを任せて良いと言ってます。まだまだ子供ですがクララの好きにさせては貰えませんか?」


「クララの事は僕も好きですけど、まだ恋愛対象には見てないですよ。」


「今はそれでいいと思います。クララが成人するまでは後4年有りますから、その頃にユーク様がクララの事を気にして下さっていたなら、ミーシャさん達と同じ様に嫁の1人として貰ってやって欲しいのです。」


「僕は、嬉しいですけど。クララにはまだまだ可能性も有りますよ」


ユークの言葉に首を振りエルダは否定した。


「獣族の兎種が辿る未来は決まってます。金持ちの玩具に成るしか無いのですよ。兎種は愛玩目的でそれ以外の価値は認められて無いのが現状です。ですがユーク様ならクララも喜んで嫁ぐでしょう。クララは子供ですが、ユーク様の事は誰よりも信頼してます。」


エルダの説明になし崩し的に納得させられた様な気もしたが、ひとまず屋敷に戻った。


ミーシャ達にもその事を話したが、『ご主人様が良ければ問題有りません』と賛成みたいだった。


当人のクララも


「ゆーくちゃまのおよめちゃまになりまちゅ」


と、その気十分だった。


仕方ないのでその時が来たらと返して話を終わらせた。


他にも解決しないといけない事が多いからだ。


最近露骨に成って来たユーク争奪戦をそろそろ終わらせたかったのだ。


アポリウスが帰ってからは10日程が過ぎていたが移住願いや贈り物が後を立たないのだ。


セルト王にもオリハルコンの剣を返しに行ったが、それではミーシャにとミーシャの所有物になってしまった。


屋敷に届く贈り物には断っているのだが毎日届くのだ。


マホガリアには、ガスコットに送るなと伝え、コンラットにはこれ以上何もするなとセルト王から伝えて貰った。


残るフルールには今日伺う予定だった。


ユーク1人でフルールの王宮に転移した。


バッカスの案内で王の私室に案内された。


「エルマー様、毎日届く贈り物は困ります。僕は今の所セルトを出る予定は有りませんしフルールの依頼も出来るだけ受けるつもりです。これ以上贈り物をしてくるなら依頼も断りますよ」


少し脅しも入れておいた。


しかしエルマーは用意してあった言葉を告げたのだ。


「ユーク殿の言いたい事は良く解った。嫌われても困るでの、贈り物は止めよう。しかし最後に1つだけ受け取ると約束してくれんか?」


「それはどんな物ですか?」


「ユーク殿にとって必ず役に立つものだよ」


具体的に教えて貰いたいと言うのだがはぐらかされる。


返事は後日することにして屋敷に戻った。



ミーシャ達も流石に毎日の贈り物にはうんざりしていた。


仕事の手が止められるからだ。


フルール王からの言葉をそのまま伝えると


「本当に最後になるなら1つ位は宜しいのでは?」


「私もそう思います」


「ですね」


とミーシャ達はフルール王の贈り物を受け取る方向で納得した。


フルールからの使者に先日の王の申し出をお受けしますからこれ以上贈り物をしないでと言付けた。


それから10日後にそれは遣ってきた。


馬車1台の荷物と共に・・・


最初、カーラ王女が使者として来たのだと思ったが贈り物がカーラ王女だったのだ。


「カーラ王女、冗談でしょ?」


「私は既に王女では有りませんユーク様の元に差し出されたただの女です。」


「いやいや、流石に受け取れませんよ」


「ユーク様は一度受け取ると言われました。閣議で全て審議された後ですから取り消しは出来ません」


「カーラ様はそんな事で良いのですか?」


「私はお相手がユーク様なら嬉しいですわ、王女なんてどの道政略結婚と決まってます。それならユーク様の妻になる方が何倍も素敵です。」


「これも政略結婚なのでは?」


「私がユーク様に気が有るのですから恋愛結婚ですよ」


「しかし、いきなり来られても困りますよ」


「ユーク様がミーシャさん達をお好きなのはよく存じ上げていますよ。その末席に私も列ばせて下さいませんか?」


ここで、ミーシャが質問を投げかけた。


「カーラ様は王族の姫君であらせられます。私達は奴隷ですよその同列と言う事は奴隷に成るという事ですよ?」


「ええ、承知してます。先程も申しましたが私は王女では有りません。身分は平民と同じです。ユーク様が奴隷しか仲間にしないと言う事も知ってます。」


「では、カーラ様はご主人の奴隷になるおつもりですか?」


「それはユーク様に決めて頂ければいいと思いますが、奴隷に成ると言う事は主人に命を捧げる事ですよね?私はユーク様にならこの命を捧げたいと思ってます」


本当に困ったユークは少し席を外すと言って、フルールにワープした。


エルマー王にカーラ王女の引き取りと王女の身分の復帰を嘆願したが、王は拒否してきた。


「ユーク殿がカーラを要らないと言うのなら放り出してくれ、だがカーラはこれから平民として暮らしていかせる、王宮には戻さないと伝えて欲しい」


と、言われてしまった。


ユークが女性を悲しませる事が出来無いと知っての策略だった。


受け取ると報告した時点で、ユークの負けは決まっていたのだ。


屋敷に戻りもう一度話し合う。



ユークが居ない間にミーシャ達はカーラと話しをしていたみたいで仕方が無いと考えを改めたみたいだ。


「カーラ、本当にいいの?下手をしたらカーラの母国と戦う事も有るかも知れないよ?」


「そうですね、戦いは出来るだけ避けて頂きたいですが、どうしようも無いなら仕方有りませんがユーク様にお任せします。私はユーク様に送られた時からユーク様の物ですからユーク様に従うだけです。」


覚悟も出来ている様だ。


ユークはミーシャ達を見て結論を出した。


「解った、カーラを引き取る。でも奴隷の契約はしないけど扱いはミーシャ達と同じ扱いだよ。それでもいい?」


「はい、ユーク様の御側に居られるのなら喜んでお受けします。」


「ミーシャ達もそのつもりで、カーラを王女だと思わなくて良いからね」


「はい」


代表してミーシャが答えた。


「カーラに戦闘は無理だろうからレミーの下で屋敷の事をして貰うよ」


「はい、レミーさん宜しくお願いしますね」


こうしてカーラ王女改めカーラがユーク家の一員となったのだった。


アベル一家や門番のヒューゴ達にも紹介を済ませて、夜は歓迎会が開かれ楽しい時間を過ごしたのだった。


お風呂の時間になりミーシャ達が入ってくる。


カーラもタオルで隠して入って来た。


覚悟の確認とばかりにユークはタオルを取って体を見せる様にカーラに言った。


カーラは覚悟を決めて綺麗な裸体をユークに晒した。


「カーラってまだ12歳だよね?」


「いえ、13歳に成りました。」


13歳には見えない体躯だ。


胸は小さいが色も白くて身長も有る。ミーシャがカーラにユークの体を洗う様に指示した。


カーラは恐る恐るユークの身体を洗っていく。


下半身に来た所で顔を真っ赤にしていたが、丁寧に優しく洗ってくれた。


カーラのぎこち無い動きにユークの下半身は大きくなっていた。


ミーシャが見本とばかりに抱きついてくる。


そのままミーシャの中に入っていった。


何時もの順番で1度づつ抱いて、カーラの番になった。


流石に怖いのか踏ん切りがつかないようだ。


ユークはカーラを抱き寄せ、優しくキスをして落ち着かせた。


カーラはユークに任せるとそのまま体を預けるのだった。


ユークは優しくカーラに入っていきカーラの初めてはユークの物となったのだった。


ベッドでもカーラを2回ミーシャ達を4回可愛がり夢の中に旅立ったのだった。



ガールズトークinベッド


㋷「ご主人様はお休みになられましたね」


㋹「そうね、今日も激しかったからね」


㋯「そうですね、カーラは初めてだから余計に疲れたでしょう」


㋕「まだ少し痛いですけど 平気ですよ」


㋹「最初は誰でも痛いものよ」


㋕「そうなのですか」


㋯「そうね、最初はね」


㋷「次位から段々とよくなるわよ」


㋕「良くなると言うのが解りません」


㋹「そうね、段々気持ちよく成ってもっと抱いて欲しいって想う様に成るわよ」


㋕「その様なはしたない事は思いません!」


み「しっ、ご主人様が起きてしまうわ、もう少し静かにね」


㋕「御免なさい」


㋹「はしたない何て言ってたらユーク様に嫌われるわよ」


㋷「そうですね、ご主人様も嫌いな方じゃないですから」


㋯「そうね、ほぼ毎日お求めになって下さいますね」


㋕「毎日ですか・・・」


㋹「カーラも最初だけよ、本当に愛されてるって実感できて心も体も知らずにユーク様を求める様になるから」


㋕「心と体ですか・・・」


㋯「レミーの言う通りね、次第にカーラからご主人様に寄り添う様になるわ、それがご主人様の魅力だもの」


㋷「そうですね、私達も今ではご主人様の取り合いですからね」


㋹「ミーシャだけいつも側に居て狡いけどね」


㋯「ずるくないですよ、私はご主人様の1番奴隷ですから特権です」


㋕「その様になるのですか?私も?」


㋯「そうね、なるでしょうねカーラは今日初めてご主人様と伽をした訳だけど、今までのご主人様に抱いてた感情と何か変わりは無い?」


㋕「そうですね、ユーク様はやっぱり優しくて一段と好きになりました」


㋯「そう言う事よ!」


㋕「仰ってる意味が解りません」


㋷「抱かれる度に好きの気持ちが大きくなるのよ」


㋹「そうよ私達なんてユーク様以外の人に手を握られるだけでも気持ち悪くなるもの」


㋯「そうね、こうしてご主人様の横に居るだけでも幸せな気持ちになるの、少しでも触って頂けたらそれだけで死んでも良いって思えるわ」


㋷「そうそう、それも踏まえてミーシャさんはズルイのよ。毎朝、ご主人様に抱きしめられて目覚めるもの」


㋯「それは私がしてる事じゃ無いでしょ、ご主人様から抱きついて下さるのだもの」


㋕「毎朝ですか?」


㋯「そうね、毎朝よ」


㋹「朝のキスをする時にユーク様を興奮させられたら、朝からでも抱いて頂けるから頑張ってね」


㋕「頑張るって・・・」


㋷「レミーさんは露骨すぎます」


㋹「だって、毎日、朝・昼・夜と抱いて欲しいもの」


㋕「私にはできません・・・」


㋯「焦る事はないわよ、自然と求めるようになるから」


㋷「そうですね、」


㋯「さぁそろそろ休みましょ」


㋷㋹「は~い」


㋕「は、はい」


㋯「おやすみなさい」


㋷㋹㋕「おやすみ~」

新年あけましておめでとうございます。


今年も頑張って書いていきますので宜しくお願いします。


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