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Daughters of Guns  作者: 三篠森・N
SEASON1 EP3 人間ソファ
14/32

人間ソファ #3

「All right. People. Let`s start at the beginning one last time.(オーケイ、じゃあもう一度だけ説明するね)」


 何も好転はしていない。依然として主導権は人間ソファと貴婦人にあり、人間ソファはシキミの体に触れたままで、貴婦人次第でキクコはいくらでも時間稼ぎをされてしまう。シキミさんはうっかりお酒を飲んでしまったので、車を置いて先に帰りましたとでも言えば、まだまだ現代で生き抜くにはぽんやりとし過ぎた祖母はそのまま帰宅するだろう。

 それでも人間ソファの餌食も同然のこの女性は、ハードなキャンディを噛み砕くように決断的に拒否した後、まるでポップコーンが弾けるように軽やかにその理由の説明を始めたのだった。


「まずはテメェらごときがわたしを憐れんで施すな。テメェらみたいな、ただ餌を待ってるだけ……施される以外に何も出来ないような存在ごときがわたしを憐れんで施すな。記憶を消す? トラウマを浄化する? その交渉、カビにも通用するのか? このババアがこの洋館から去れば、テメェはただカビに蝕まれて腐って消えていくだけのゴミだ。そもそも! わたしは誰よりも賢く、誰よりも強い! ウルトラマンだろうとキャプテン・アメリカだろうと、わたしを救うことなんて出来はしない。むしろ、スーパーヒーローがわたしに助けを乞いに来る! 次から科学特捜隊に、もしくはアベンジャーズに入ってくださいとな!」


「傲慢もここまで来ると可愛らしいわね。でも残念ながら、その可愛らしい少女じみた傲慢は、あなたのセクシーな美貌とは両立出来ないの。負の相乗効果を生み、ただ傲慢な女、そして美貌の足を引っ張るだけになる。もしあなたが醜ければね……。いいコメディアンになったことでしょうよ」


 人間ソファはもう何も言わなかった。テレビを通して発言することもなく、シキミのヒップ付近でぞわぞわと何かが蠢く程度のアクションしかなかった。貴婦人にすべてを委ねているのか、拒否しているのか、或いは恐れているのか。いずれにせよ、人間ソファは基本的に女性と会話が出来ないようだった。だからこそ腹が立つ。人間ソファにとってシキミはもう女性ではなく、餌でしかないのだ。


「可哀そうなバアさん。美人でも優秀でも傲慢でもないなんて。わたしはわたしをわかっている。わたしは何も可哀そうなんかじゃないし、一番可愛い。だからな……キクコさんよりわたしのほうが可愛いんだよ。キクコさんを身代わりにしろだって? 出来るもんか。むしろこの変態ソファからわたしが身代わりになってやらなきゃ」


「おほほほ。プライドと虚勢は、すべて予防線に見えるけど? それだけのプライド、傲慢、虚勢を張ったのだから自分は十分にやった、だからこの先トイレに行けなかろうと、血のにおいが濃くなろうと、自分はプライドを優先したのだからそのほかのことは仕方ない。プライドを貫き通す精神的勝利……即ち負け惜しみの自己満足。とても賢いとは思えないわね。不憫な子」


「……じゃあテメェはどうなんだよ、ババア」


「何が?」


「テメェはこのソファの捕食対象じゃなかったってことだよね? 若くないから、座れとも言われない。美人でもないから、同化しようとも誘われない。このソファの給餌係としてこの洋館にいるのに、スズメの涙の値段で高級家具を売って、廃墟同然の場所で孤独に暮らしている。報酬としてソファの記憶を消されて解放されることも許されない。若くない! 美しくない! 逃げる程賢くもない! 求められてもいない! ……なんのためにいるの?」


「残念ながらあなたに知る必要はないし、知ることもない。あなたは記憶を失ってリリースされ、この洋館を去った後は二度とここに来ることもない」


「OK、じゃあキクコさんを呼ぶね」


 文明の利器、スマートホン! 簡単なことだ。キクコはスマホで呼べばよいのだ。通信アプリを開き、コンビニスイーツアイコンのキクコをタップする。……。しかし呼び出し音は鳴らない。その様を見て、貴婦人は目を細めて笑い、その分高密度のサディズムと憐れみが目から溢れだした。


「おほほほほ、先程も説明があったでしょうけど、この部屋自体が悪霊なのよ。ソファはその部屋の中で最も感覚がデリケートで敏感な部分に過ぎないわ。よぉく見ておくことね。ソファ、鏡台、テレビ台、本棚、ベッド……。すべて、あなたを抱いている職人の手作りよ。それらの付喪神の集合意識の代表が、そのソファなのよ。当然、電子機器の使用は制限される。インターネットも電話もここでは使えないわ」


「……次の手を思いつくのなんて、『ドラゴンクエスト1』で“ふっかつのじゅもん”を暗記するより簡単だ」


 少し時間を持ち、シキミは周囲を見渡した。次第に貴婦人の顔が勝ち誇ったものに変貌していく。ソファの温度が上がった気もする。だが、そうやって勝利を確信したものを蹴落としてやる時は、より高いところから叩き落すに限る。

 ……。人間ソファの独白にあったように、人間ソファは優れた家具職人であった。その腕は認めよう。何しろ自身が家具になってしまうくらいだし、仮に人間ソファと遭遇せずともその技量は完成の域に達していると賞賛しただろう。故に、その美しい精巧な家具のみが若い女性に人気を博し、家具を売る時は醜い職人が作ったという背景が邪魔になるからと、職人は家具屋の営業時間中は姿を見られないように隠されたという。それ程までに美しい作品、醜い職人。その職人が隠されたのがこの部屋であるならば……。嫉妬深く、欲深い家具職人は、女性に愛される自らの家具を羨み、憎んでさえいただろう。それ故に、家具の付喪神になるまでこじらせた。醜いのは見た目だけではない。その心もだ。シキミを捉え、貴婦人が登場してからは話すこともない他力本願かつ怯懦。悍ましい程に醜悪な心だ。

 だが、理屈に合わないことがある。しかし、それはキクコを呼んでからじっくりと暴けばいいだけだ。シャーロック・ホームズも名探偵ポアロも、犯人を追い詰めるときのオーディエンスは多い方がいいに決まっていると感じていただろう。第三者による犯人への断罪と軽蔑の意識が必要なのだ。


「と、いうことでキクコさんを呼ぶ前に……。コーヒーを?」


「いいえ、わたしはいらないわ。後でゆっくりと飲むわ。キクコちゃまを身代わりして記憶を浄化されたとあなたと一緒か、人生百度分の恥辱で自害した貴女を埋める穴を掘った後にね」


「わたしが欲しいんだよ。その方が好都合でしょう? “タイムリミット”が近づく。茶菓子も頼む。ブランデーケーキだとなおよし」


 貴婦人にシキミの意図は読めていない。ただただ彼女には目的達成が確定という勝ち誇った気分だけが存在していた。そして一度部屋を出た貴婦人は、トイレがより近くなるカフェインたっぷりのアイスコーヒーと、一種最後の晩餐となるブランデーケーキのトレイを持って再びやってきて、部屋の隅の冷蔵庫から氷を取り出してグラスに入れ、立ち上がれないシキミの目の前に運んだ。

 すべて整った!


「じゃあ、改めてキクコさんを呼ぶとしますか」


 シキミはスマホを操作した。確かに完全にオフラインになっているが、アラームはセット出来る。現時刻にセットしたスマホは次の瞬間にはけたたましい爆音をたてて振動を始め、シキミはそれをジョー・モンタナの投げるタッチダウンパスのように確実に部屋の扉の外への投げ、スマホは階段の踊り場で騒音をまき散らした。貴婦人はコーヒーと菓子をシキミに運ぶためにトレイを持ったので、扉を閉めることは出来なかったし、シキミに接近していたのでスマホをインターセプトすることも出来なかったのだ。


「このクソガキ!」


 まさかここまで抵抗するとは思っていなかったのか、貴婦人は心以上に醜く顔を歪ませて部屋を飛び出てスマホを探した。この洋館はあまりにも静かで、近所のパチンコ店の轟音すらも聞こえてくる程静かな場所であったから、このアラームは帳を破るような暴力行為にさえ感じられただろう。貴婦人は部屋を飛び出した後に歩調を少し弱め、まるで自分のアラームが鳴ったかのように振舞ってスマホを探しているさまがありありと想像出来、思い浮かぶたびにシキミは実に愉快に感じたのである。それを聞きつけ、キクコの気配……。足音でも化粧品のにおいでもなく、血筋で感じる説明不要の感覚で気配の接近が察知出来た。二つの足音が止まる。どうやら貴婦人とキクコが踊り場かどこかで遭遇したようだ。貴婦人が上手く切り抜ける可能性もあるが、その場しのぎに過ぎない。……それでも人間ソファは喋らない。それがこいつの醜さなのだ。他力本願、怯懦、怠惰。


「パーティにようこそォ!」


 シキミは一度、強く呟いて家具職人を挑発したのち、次の手を打った。慌てて飛び出していった貴婦人は扉を閉めていなかった。そこへ向かって投げたのは、二台目のスマホ……。仕事専用機だ。


「北側の部屋! 怪殴丸の出番!」


 オフラインでも録音は使える。その録音をアラーム音に設定し、二台目のスマホはメッセージを発しながら十分な距離まで近づいているキクコに繰り返し届く。やがて一台目のアラーム、二台目のメッセージも止まった。そしてキクコに怪殴丸を突きつけられ、ホールドアップしたまま貴婦人が部屋にやってきた。


「待ちましたか?」


「『エヴァンゲリオン:Q』の公開程度にはね」


「洗いざらい話してもらいましょう。……とは言いません。シキミさん。状況の説明をお願いします」


 貴婦人は誰に命ぜられるでもなく四つん這いになり、今にも口や目から魂や涙、吐瀉物を吐き出しそうな気分の悪い顔をしていた。人間ソファは隠れるようにアクションを完全に止め、そっと息を殺しているようだった。それは草むらに潜んで獲物を待つ肉食獣ではなく、そういった肉食獣から逃げ隠れする草食獣のような臆病に由来するものだった。自分が有利の時はシキミよりキクコの方が好み、とまで語ってシキミを侮辱し、変態的欲求を無造作にまき散らしたのに、いざ自分のピンチと本当に好みの女性がやってきたら自分を殺すしかないのだ。

 そしてシキミはすべてを話した。自分が今ピンチであること、人間ソファの人間時代、人間ソファの欲望、そして記憶への干渉。基本的には怪殴丸があれば片が付く話だ。


「しかし、怪殴丸で撃ってしまってよいのでしょうか?」


「それは……まさかこのソファやこの店の家具が惜しいとかそういう馬鹿げた理由じゃないですよね?」


「……そこまでバカではないですよ」


「……」


「……」


「……」


「シキミさんの記憶が読まれていると言ってしましたね? 仕組みはわかりませんが、もし精神や魂に癒着がある状態だと怪殴丸でシキミさんがダメージを負う可能性はないのでしょうか?」


「そういう可能性もあるのか……」


「そういう場合、ソファの霊魂のみをピンポイントで破壊するような器用なオペレーションは怪殴丸には不可能です。怪殴丸にあるのはすべての殺害。撃たれたものは例外なく殺害され、この世から消え失せる」


「もう一つ、怪殴丸には機能がありますよね?」


「ダウジング……」


「この変態ソファとそこのババアはこの部屋全体が付喪神だと言っていた。でもおかしくないですか? ベッドやテーブルは家具職人にも作れるでしょうけど、ソファが会話のために使ったブラウン管テレビは家具職人には作れない。エアコン、冷蔵庫もです。つまり、“家具”ではなく“家電”にはソファとは違う霊魂が付喪神として存在しているのでは?」


「調べてみましょう」


 怪殴丸のグリップを握ったまま、キクコは小さな子供に話しかけるように屈みこみ、安いビジネスホテルに置くような小さな冷蔵庫に向かいあった。この小さな冷蔵庫。やはり、この部屋は営業時間中に家具職人の醜さを隠すための隔離場所だったのだ。

 キクコは銃口を床に向け、ぶつぶつとリップで艶めく唇を動かした。その光景に貴婦人は心底震撼していたのである。人間ソファも付喪神であり、意思疎通は可能だがそれはテレビのスピーカーとモニターの出力に依る。だがキクコはそう言ったものすらない冷蔵庫と普通に会話し、時折深く頷いたりと明らかにコミュニケーションをとっているのだ。そしてエアコンを一瞥して指さし、冷蔵庫に何か確認するそぶりすら見せたのである。そしてキクコはエアコン、テレビ、照明器具に至るまで、次から次へと紹介を受けるように話を聞き、最後にソファの元へと戻ってきた。


「一度だけ、あなたに話しかけます。……あなたは彼らを愛していたのですか? それとも憎んでいたのですか?」


「……」


 その“彼ら”が、作品としての家具なのか、職人の生活を支えた家電なのか、或いは生前の職人を取り巻いた人間たちであるのかはわからない。いかなる会話がキクコ、ソファ、家電の間であったのかは知る術もなく、シキミ自身は知りたくも知るべきでもないと思った。霊感の強い人間はいるが、ここまで来てしまうと完全に人間を逸脱してしまったようにさえ感じたのである。日出菊子は不思議な人間ではなく、もう彼女自身が超常現象だと感じてしまった。


「裁きを下します」


 その言葉は冷たい、冷たい氷が鋼の硬度を持った鉄槌じみていた。

 まずはブラウン管テレビが熱病を患ったように不安定にぐらぐらと揺れ、呻くように音が断続的となって消えていった。何かを見出すとするならば、それは苦痛のパルスだった。それ以外にリアクションはない。怯えか照れか、人間ソファは断末魔すら放棄したのだ。

 次第にシキミのヒップ、太もも、背中を覆う何らかの存在感が霧消し、身動きのたびに絡みついていた嫌悪感と恐怖が消えた。キクコ程の霊感がなくても、直感的に人間ソファが力を失ったことを理解出来た。本当は今すぐに、バネ仕掛けのおもちゃのように飛び起きてやりたかったが、どこか悔しい気がしたのでピンチのピッチャーに交代を告げるベテラン監督じみて悠然とソファから立ち上がり、肩をくるくると回した。いささか凝っていたようだ。


「何をしたんです?」


「霊魂と言うのは電磁波の一種ですから、家電の付喪神に人間ソファの霊魂を無力化……。素因数分解というのが近い表現かもしれませんね。そこまで小さい数字でなおかつ分解してしまえば、弱い家電の付喪神でも人間ソファの霊魂を食べることくらい簡単です。今の人間ソファには何の力も残っていません。あるのは、魂あるものとして最も大きな数字……即ち記憶のみです」


「現在進行形に言い換えれば主観時間のみ、ということか。外部からの刺激を一切受けることなく、ひらすら自分の過去と向かい続けるだけか」


 辛い記憶に苛まれた結果、劣情のみを残して一度は死んだ醜い魂。それは孤独ゆえに増長して強い力をつけ、座ったものの記憶に干渉する力を身につけた。それは、女性以上に記憶や過去に強烈な執着があったが故の呪いなのだろう。

 辛い記憶、過去。それを消し去ることを最大の幸福とした悪しき魂は、自らのトラウマと永久に向き合い続ける。その人生に縋れるような幸福が何一つなかったのであれば、そのうち考えることを止めるだろう。

 うわああああ、と貴婦人が慟哭した。少女のようにやたらめったらに、老婆のように醜悪に泣きわめき、その体からは想像も出来ない馬鹿力でシキミを突き飛ばしてソファに縋りついた。涙と唾液でいくつも染みが浮かんでいた。


「消してくれるって……。消してくれるって言ったじゃない! わたしの……過去を……記憶を……。あのことを……」


 だが、その忘却こそが本当に幸福であると縋る人間が、どうやら一人はここにいたようだった。




 〇




「気持ち悪い体験だった……。ひどかった。それに比べて君はいいねぇえ。一生でも座っていたいよぉお」


 洋館を後にしたシキミは愛車のポインター号に戻り、猫撫で声でシートを撫でて精いっぱい愛でた。何一つ言葉やアクションが返ってくるわけではないが、そのシートに座った時にいいようもない幸福を覚えたのである。そして助手席にキクコが座った。どこか残念そうな顔をしていた。やはり家具が買えなかったことだろうか。


「シキミさん。本当によかったんですか?」


「何がですか?」


「記憶の浄化」


「……余計なことは聞いていませんよね?」


「家電の付喪神は自重していました」


 つまり、家電の付喪神は聞いていたのだ。シキミがコロンビア大学を除籍されたことを。それを知りつつ、彼らは自重したのだ。


「忘れていた方がいいことも、あると思うんです」


「あるかもしれませんね。でも都合の悪い記憶を選んで消すことは無意味どころかマイナスです。わたしが……アメリカから帰ってきたことも、人間ソファに抱かれたことも、紬さんが死んでしまったことも辛い過去です。でもそれを消してどうするんですか」


「……」


「じゃあどうやって生きていけと言うんです? 毎回当たりのパチンコが楽しいですか? 外れたから次は当てる、当てたから次も当てる。そういうもんでしょう」


 あえて俗っぽく、冗談めかしているが孫娘は正しい。復讐も前進も、すべては過去に動機と理由が存在するからだ。辛い記憶を意図的に欠落させるという精神的安楽死を提案されようとも、生き続けて記憶が連なっていく限り永久の絶頂という概念は存在しない。

 同時にキクコはシキミがあえて低俗な例えを出した意図を察していた。

 自分には記憶がない。そこには何があるかわからない。

 怪殴丸の弾となるのは“殺意”であるが、何故普段も仕事でもぽんやりと呑気に過ごしている自分が無制限に怪殴丸を使用出来るのか。それはやはり、消えた記憶の中に答えがあるのだろう。怪殴丸が満足するような、無尽蔵の殺意に満ちた過去が。

 だからキクコは忘れる尊さに一定の理解を示したのだ。


「過去とは未来への犠牲であり、投資である。すべて忘れてしまうのはまさに『消せない罪』ですね」


 座り心地の良い愛しいポインター号は、もはや過去しか存在しないであろう洋館を後にした。

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