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ヴァレリアとアナスタシア  作者: 杉野仁美
第七章・神々の遊び

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登場人物まとめ②

引き続き登場人物の紹介です。


 ①女神アルマ‥‥‥突如現れた謎の女神。元々人間の女性アナスタシアとして転生するはずだったが、ハナンという悪魔に邪魔されて上手くいかなかった。アルマいわく最高神アフラ・マズダーの守護神の一人らしい。アナスタシアという器がないのでしばらくの間鳥に姿を変えて様子を見ていたが、美しく成長したアナスタシアを見てその体がますます欲しくなり夢に出て悪口を言うなど子供っぽい嫌がらせをしていた。しかしアナスタシアがなかなか譲らないので娼婦(マルグリット)の体を借りてバルカに入ろうと目論んでいる。直接アナスタシアに相対し、その体を乗っ取るために。


 ②アニマ‥‥‥アリアの女中という名目でバルカに忍び込んだ悪魔。ドラゴン。ニーズヘッグと知り合いらしいが詳細は不明。ニーズヘッグとは違い好戦的なドラゴン。ある悪魔の(めい)でバルカに入り込み、アナスタシアを殺すために隙をうかがっている《何故アナスタシアを殺すのかはアニマにもわかっていない》。見事な紺色の翼を持つドラゴンだが、人間に化けている間は隠している。


 ③ニーズヘッグ‥‥‥最初はポンパドゥール家の仕打ちに憎しみを募らせ、ポンパドゥール家の一人娘であるヴァレリアの体に取り憑いてヴァレリアを意のままに操ろうと目論んでいたドラゴンだったが、ヴァレリアがアナスタシアと入れ替わってから調子が狂い、レクターに魔力を抑えつけられて契約が逆転し、今はヴァレリアが主導権を握っている。最近は自分のことを家族だと言ってくれたヴァレリアのそばに居られればそれでいいという境地に至っている。と同時に本来の悪魔の力が弱くなっていた。ヴァレリアと同化した時だけ悪魔の力は一時戻るようだが、ブエルとの戦いで無理矢理ヴァレリアと体を分裂させた時にはかなりの魔力を消費した。その後レクターに元の大きさに戻してもらい、かろうじてヴァレリアとの契約は保たれた。


 ④サラスィア‥‥‥悲しい人間の少女サラスィアの無念と肉体を引き継いだロリババア。元々はニーズヘッグと同じで戦争から逃げてきたラタトスクという悪魔だった。戦えるほどの魔力はないが変身することができる。最近はユーリが気になっている。


 ⑤アフラ・マズダー‥‥‥女神アルマが話していた謎の神。今のところ全てが謎に包まれているが、アルマが話しているだけなので本当に存在しているかどうかわからない。


 ⑥ハンニバル‥‥‥レクターの腹違いの弟で第二王子。病床のアナスタシアに寄り添い、献身的に支えている。魔剣に選ばれてはいないのでレクターのようなチート級の能力はないが、一応ある程度の魔力と戦える力はある。


 ⑦シリウス‥‥‥色々あってキャパオーバーではっちゃけてしまった哀れな男。レクター王子の従者。ブランシュ公爵夫人に高級娼館(ラ・パイヴェ)で働いている妹が、エドワード伯爵という男に付き纏われて困っているから助けてやってくれと頼まれた。ブランシュ公爵夫人の妹の名はヴァレリア・ヴィルジニア。偶然にもシリウスが失恋したヴァレリアと同じ名前だった。ただでさえヴァレリアと同じ名前でぐらついていたシリウスの前に、ヴァレリア《源氏名はマルグリット、中身は女神アルマ》は現れる。その美しさと媚薬にあてられて、シリウスは一線を超えてしまう。まあシリウスは魔力を持たない一般人だから仕方ないですね。レクターたちがバケモンすぎるんですよ

お疲れ様でした。こう見ると作者は誰かに別の誰かが入るのと変身の話が好きみたいですね。


そしてシリウスへの愛が強いんじゃ。


ここまでお読みくださってありがとうございました!またよろしくお願いします!

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