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剣と魔法の世界編23

時雄:「もう出てきていいですか?」


かぐや:「ダメよ。外に出たらまたセクハラ発言するでしょ?」


時雄:「いえいえ、今回はしっかり反省しておりますので‥」


かぐや:「信用できないわ。懲罰房にぶち込まれたままの方が安全よ」


時雄:「しかしあれはかぐやさんも悪いと思います…あんな狭いコクピットに無理やり二人で搭乗って‥それでかぐやさんのような綺麗な人と密着させられ平常心を保つ方が無理すぎると思います!」と反論。


かぐや:「えっ、私が綺麗?」

時雄:「そうです!綺麗ですよ!」かぐや:「そ、そうかしら。ふふ、まあ悪くないわね。いいわ、今日は特別に許してあげる」時雄:「ありがとうございます!」


時雄は懲罰房から解放された。

残る敵はただ一人。

グラヴズクイーンのみ。

時雄:「ひとつ頼みごとが…」

かぐや:「何?」

時雄:「魔法を使うときにまたベララルラーて言ってバトンを振ってほしいです!」

かぐや:「何その恥ずかしい行為は?絶対いやよ!」時雄:「頼むよ!お願いだから!」かぐや:「嫌だって言ってるのに!しつこい男は嫌われるわよ!」時雄:「そこを何とか!」かぐや:「いい加減にして!」

かぐやは怒ってどこかへ行ってしまった。

時雄:「やっぱり駄目か‥」


ソフィア:「かぐや殿は厳しいのう、私ならいくらでも願えて叶えてあげるぞ!ただし夫になるという条件付きだが。どうだ?悪い話ではなかろう」


時雄:「いや…それは遠慮しておくよ」

ソフィア:「そうか、残念だ。」

ソフィア:「もう観念して投降しろ!でなければ痛い目に遭うぞ!」

グラヴズクイーン:「ふん、偉そうな口を叩くねぇ。この私に勝てると思ってるのか?」

ソフィア:「当然だろ?私は最強なのだからな!」

グラヴズクイーン:「その根拠の無い自信だけは認めてやろう。だが所詮は人間よ、勝負にならない事は明白だ」

ソフィア:「ならば試してみるといい!」

グラヴズクイーン:「いいだろう!」

ソフィアはオージェンに乗り込みバスターランチャを構える。グラヴズクイーンは爪のような形をした剣を二本持ち、両腕を広げる。

ソフィア:「魔力炉点火、チェーンクルー起動!メインエンジン全開だ!」

グラヴズクイーン:「行くぞ!」

二人は同時に動き出す。


ソフィア:「バスターランチャーファイヤー!」

グラヴズクイーン:「甘いわ!」

その時グラヴズクイーンの後ろに何者かの姿が…エレナだ。エレナがそっと後ろに回って噛みついた。エレナの姿がグラヴズクイーンに変わりグラヴズクイーンは痺れて動けなくなった。

時雄:「うわーリアル蘭世ちゃんだ!…あのさお願いがあるんだけど…」



時雄は変身したエレナの前で跪き深々と頭を下げながら懇願した。

時雄:「パンプルピンプルパムポップン ピンプルパンプルパムポップンて言ってくるくる変身ポーズしてほしいだけど」

エレナ:「えっ、どういう意味?」

時雄:「つまりせっかくグラヴズクイーン変身してるんだからその格好で某漫画の物真似をしてくれってこと」

エレナ:「何言ってるんですか!気持ち悪いですよ!」時雄:「頼むよ!一度だけでいいから!」エレナ:「無理です!」

時雄:「じゃあ、変身解除して元の姿に戻る前に写メ撮らせてもらってもいいかな?できれば水着で……」

エレナ:「絶対ダメです!そんなのセクハラですよ!」時雄:「そ、そうだよね‥ごめん」エレナ:「もう、何考えてるんですか!変態!」

グラヴズクイーン:「ふ、ふざ‥け‥る‥な‥わ、私の‥見た目で‥そんな恥ずかしい事など…するんじゃない」痺れた体で必死に懇願する。

かぐや:「閉じろ!懲罰房!」


時雄はまた懲罰房の中へ。そしてグラヴズクイーンもヘルバイキン同様かぐやの下僕に。タケルも含め4人で夕食を食べに行った。

帰り道かぐやは時雄が出てくるのを待った。

かぐや:「もう出てきていいわよ」


時雄:「はい‥」


時雄は懲罰房から解放された。

かぐや:「明日は何をする予定なの?」


時雄:「特に予定はないけど‥」


かぐや:「じゃあ、私とデートしましょう」

時雄:「えっ、デート!?」

かぐや:「嫌なの?」


時雄:「いや、全然大歓迎です!」

かぐや:「それなら明日の昼に迎えに来るから準備しておいて」時雄:「わかりました!」

次の日の午後。

時雄:「あれ、どうしたのかぐやさん?」

かぐやは目を閉じて仁王立ちしている。背後にはグラヴズクイーンとヘルバイキンがお供していた。

時雄:「あのーかぐやさん?」


かぐや:「ああ、来ましたね。お久しぶりですね!お姫様!私と踊っていただけませんか!って言って」


時雄:「いや、なんでそんな芝居臭い事を言う必要があるんですか?」

かぐや:「いいから言って!」

時雄:「わ、わかりました!ああ、来ましたね。お久しぶりですね!お姫様!私と踊っていただけませんか!」

かぐや:「喜んで!」そういって手を取りダンスが始まった。が、時雄はダンスなんてしたことがなく振り回されている。

周りからは拍手が湧いている。


かぐや:「どう?楽しい?」

時雄:「えっ、まあ、はい」

かぐや:「次はあれに乗るわよ!」

時雄:「えっ、あれ?」

かぐやはメリーゴーランドのような乗り物に乗ろうとする。なんか凄く恥ずかしい気がした。かぐや:「大丈夫よ!大丈夫だから!」

時雄:「えっと、何が大丈夫なんだか…」

かぐや:「気にしなくていいわよ!ほら早く乗って!」

時雄:「は、はい!」

二人は隣り合わせで座った。

かぐや:「それじゃあいくわよ!」

時雄:「ま、待ってください!これはちょっと……」

かぐや:「何を照れてるのよ。もう大人なのに子供みたいじゃないの。ほら行くわよ!」

時雄:「うわー!待って下さい!あー!」


その後もいろいろなアトラクションを楽しんだ。

かぐや:「疲れたわね。どこかで休憩しましょうか」

時雄:「そうですね」二人はベンチに腰掛けた。

かぐや:「楽しかった?」「はい、すごく楽しかったです!こんなに遊んだのなんて初めてかもしれないです!」

かぐや:「それはよかったわ!」

時雄:「今日は誘っていただいて本当にありがとうございます!最高の思い出になりました!」

かぐや:「こちらこそ、付き合ってくれてありがとう。おかげでいい気晴らしになったわ!」

時雄:「いえいえ、そんな、自分の方こそ感謝しています!」

かぐや:「じゃあ帰ろうかしらね」

時雄:「そうだね」

二人は並んで歩いた。


時雄:「ところでさっきから気になっていたんだけどお供の二人は何のためにいるの?」

かぐや:「護衛よ。万が一のために」時雄:「へえー、すごいね。まるで映画みたいだね」かぐや:「そんな大げさなものじゃないわよ。普通にある事よ」時雄:「でも、あれはちょっとやりすぎなんじゃないの?」

かぐや:「何が?」時雄:「いや、あれよ……下僕だとかなんとか……」かぐや:「ああ、あれね。気にしなくていいわよ!だって私は強いんだから!私が守ってあげるから安心しなさい!」

時雄:「そ、そうかな‥でもやはり下僕にするのは何か違う気がする……」

かぐや:「うるさいわね。このバカ!」そういって時雄の首筋に噛みついた。

時雄:「うっ、ぐぅ‥」

かぐや:「これでしばらくは大丈夫ね。じゃあ帰るわよ」


時雄:「いや、待って、かぐやさん!この感覚は‥俺の中に何かが入ってきた!」

かぐや:「気づいたようね。これが私の血よ。これを体内に入れることで眷属化する事が出来るの。つまり私の命令には逆らえないってわけよ」

時雄:「えっ?冗談ですよね?ちょっとやりすぎ‥」

かぐや:「冗談じゃないわ。これは本当の事よ。さあ、行こうかしら」

時雄:「い、嫌だ!」

かぐや:「なーんてね。冗談ではないけどあなたには数分位しか効かないでしょ。自分自身の能力でもあるんだから」

数分後確かに自由になった。

時雄:「じゃあさ、グラヴズクイーンにパンプルピンプルパムポップン ピンプルパンプルパムポップンて叫ばして変身ポーズやらせてくれない。この通り!」手を合わせて懇願した。

かぐや:「だから私にどんな得があるの?」

グラヴズクイーン:「いやだ!そんな恥ずかしい真似などできるか!絶対にやらんぞ!」

時雄:「て言ってるけどどうします?やらせちゃいますか?ウフ♡」

かぐや:「それも面白そうね。やってみなさい!」

グラヴズクイーン:「嫌だーー!」

時雄:「ほらほら、さっさと言うんだよ!」

グラヴズクイーン:「ゆ、許してくれー!うわあああああ!」

かぐやは二人のやりとりを見て楽しんでいる。

時雄:「よし、言え!」

グラヴズクイーン:「もうダメだ‥」

グラヴズクイーンは涙目になりながら言った。

グラヴズクイーン:「パンプルピンプルパムポップン ピンプルパンプルパムポップン プルルルププパムポップン」

グラヴズクイーンの衣装が変わりポーズを取る。

時雄:「うわぁ、いい感じです!最高です!すごく可愛い♡」

かぐや:「なかなかやるじゃない!」

グラヴズクイーン:「うっ、うわぁぁぁ!恥ずかしい‥」

時雄:「可愛いかったかららもう一回お願いします」


グラヴズクイーン:「いやあぁぁ!」

かぐや:「ふふ、面白いわね」

グラヴズクイーン:「もう許して‥」といいながら再びポーズを決める。

時雄:「可愛いなー。本当に可愛い。じゃあ次は‥」


かぐや:「いい加減にしなさい!」そういってかぐやは時雄の尻を蹴り飛ばす。

時雄:「いでっ!なにすんだよ!俺の芸術作品を汚すなよ!」

かぐや:「私は芸術が嫌いなのよ!」


時雄:「いや、これには深い理由があって……」


かぐや:「もういい。おしまいよ!」

時雄:「ええー!」

かぐや:「飽きたから帰るわよ!」


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