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不思議な国編 完

ジョルアーガの召喚した暗黒軍団が雪崩のように押し寄せる。

かぐや:(ジェットブーツ全開で加速)

「ヒメカちゃん!時雄さんを守って!」

(剣が青白い光を放ちながら斬撃を浴びせる)

ヒメカ:(リボンを数十本に分裂させ全方位防御)

「お任せあれ!でもお兄ちゃんは自分で走って!」

(時雄の襟首を掴んで投げ飛ばす)

時雄:(柱の影に転がりながら)

「ひぃぃ!モンスター多すぎだって!」

(木の枝を振り回すが当たらない)

ジョルアーガ:「ハハハ!無駄だ!我が軍勢は尽きることがない!」

(黒い鎧から瘴気が迸る)

かぐや:(剣が赤熱化し始める)

「そんなわけないわ。ジョルアーガ自身の魔力は有限よ」

ヒメカ:「確かに!軍団が増えれば増えるほど主の消耗も早くなるよ~」

時雄:「ってことは……このまま耐え続ければ勝ちってことか!?」

(拳を握って勇気百倍)

ヒメカ:(リボンが時雄の背後に結界を展開)

「でもその前に私達が倒れたらアウトだよ?頑張ってお兄ちゃん♡」

時雄:「お、おう……やってやるぜ!」

(震えながらも気合を入れる)

かぐや:(ジョルアーガに突進)

「ここから反撃開始よ!」

(剣閃が闇を切り裂く)


時雄:「ほ、ほら見てみろ!俺だって戦ってるぜ!」

(木の枝でコウモリ型モンスターを叩き落とす)

ヒメカ:「すごーい!一匹撃退だね~♪」

(リボンで褒めながらモンスターの大群を薙ぎ払う)

かぐや:(ジョルアーガの腕を切断)

「さすが低級神人の能力ね……」(皮肉たっぷり)

時雄:「うわっ!腕が再生した!?」

ドルアーガ:「フン、我が肉体は滅びぬ」

(切断された腕が黒霧となって胴に戻る)

ヒメカ:「でもお姉ちゃん!アレ見て!」


(リボンで指す先にジョルアーガの胸に埋め込まれた紫色の宝石)

かぐや:「あれが心臓部……?」

ドルアーガ:「気づいたか……だが触れることはできん!」

(腕を振るうと床から闇の棘が出現し飛び交う)

時雄:「うぎゃ!棘が刺さる!……って、あれ?痛みがない……?」

ヒメカ:「神人封印中だからね~ダメージは精神的だけだよ♡」

時雄:「つまり……俺は刺されても平気だけど動けなくなるのか!?」

(棘で串刺しになりながら叫ぶ)

かぐや:「お馬鹿さんは放っておいて……一気に決めましょう」

(剣を逆手に構え加速)

ヒメカ:「OK~!」

(リボンが螺旋となりドルアーガを拘束)

ジョルアーガ:「無駄な抵抗を!」


かぐやがジョルアーガの胸板にある宝石へと迫っていく。

ヒメカ:(リボンでドルアーガの動きを拘束)

「お姉ちゃん!今よ!」

(目が星のように輝く)

かぐや:(ジェットブーツ全開で加速)

「この一撃で決めるわ!」

(剣先を赤熱化させながら突進)

ジョルアーガ:「フン、たかが神の欠片に何ができる」

(鎧から瘴気を噴出して反撃)

時雄:「やめろー!」

(棘を引き抜いて走り出す)

かぐや:「邪魔よ!」

(時雄を蹴飛ばす)

時雄:「うぎゃ!」

(壁に激突)

ジョルアーガの胸板が隆起し剣を受け止めた。

ジョルアーガ:「フハハ!我が胸板は鉄壁なり!」

(鎧が蠢き剣を砕こうとする)

かぐや:「くっ……!」

(歯を食いしばり踏みとどまる)

かぐや:「ならばこれならどうかしらね」剣を鞘に納め抜刀の態勢に入った。

ヒメカ:「お姉ちゃん!?」

(リボンを緩めて距離を取る)

ドルアーガ:「何を企む……?」

(胸板の筋繊維が蠢動)

かぐや:「凍牙抜刀コオリバリ零式ゼロシキ

(刀身から絶対零度の冷気が噴出)

ジョルアーガの胸板が一瞬にして凍結し粉々に砕けた。

ジョルアーガ:「ぐぁっ!?」

(砕けた胸から紫色の魔核が露出)

かぐや:「終わりよ!」

(刀を逆手に構え魔核を貫く)

ドルアーガ:「ぐああっ!我は不死身だ……!」

(黒霧となって崩壊)

ヒメカ:「やったね!ジョルアーガ撃破~♡」

(時雄の周りを踊りまくる)

時雄:(壁に凭れながら)

「お、終わったのか……?」

かぐや:(刀を納めながら)

「まだよ。本物のジョシター様が六〇階に待っているわ」

時雄:「そうだ!ジョシター様がいるんだった。あとカイさんも♡」

三人はついに六〇階に到達する。


時雄:(壁に凭れたまま)

「へぇ……ここが最上階……すげぇ眺めだな」

(窓から見える古代都市の夜景に見惚れる)

ヒメカ:「素敵でしょ~?でも注意して。まだ罠が仕掛けられている可能性もあるからね」

(リボンを辺りに巡らせ警戒)

かぐや:(剣を収めて警戒を解く)

「ジョルアーガを倒したことで塔全体の瘴気が浄化されているわ。おそらく安全よ」

時雄:「よーし!じゃあさっそくジョシター様とジョイさんに会いに行くか!」

(起き上がり拳を握る)


ヒメカ:「そうそう♪でもその前に……」

(リボンで時雄の肩を叩く)

時雄:「え?まだ何かあるの?」

ヒメカ:「約束したよね?バニーガール姿♡」

(くるりと回転しながらウインク)

かぐや:「私は拒否します」(冷淡)

ヒメカ:「お姉ちゃんったら照れちゃって~♪じゃあ私が先に着替えるから待っててね♡」

(更衣室っぽい魔法陣の中に飛び込む)

時雄:「おお……ついに念願のバニーが……!」

(涎を拭きつつ期待に胸膨らませる)

かぐや:「はぁ……私も準備するから少し待ってて頂戴」

(諦め半分で更衣室へ)

時雄:(待ちきれずにソワソワ)「早く早く~♡」

ヒメカ:「お待たせ~♪」

(黒レースのバニースーツを着て現れる)

時雄:「うおおっ!?本物だあああ!」

(鼻血が出そうになりながら凝視)

かぐや:「……あまり見ないで」

(赤いバニースーツ姿で渋々現れる)

時雄:「女神さまとロリ神様のWバニーきたあああ!」(歓喜の舞)


かぐやが目の前でちらつく時雄を剣の柄でぶん殴った。


時雄:「うぎゃ!?」(壁に激突)

かぐや:「節度というものを持ちなさい」

(剣を鞘に戻す音)

ヒメカ:「お兄ちゃん大丈夫?バニー姿見るのは初めてじゃないんでしょ?」

(リボンで時雄の額をペチペチ)

時雄:「こ、これが初体験……ッス……」(痛みに悶える)

かぐや:「……とにかく。ジョシター様との謁見に向かいましょう」

(神殿の奥へ歩き出す)

ヒメカ:「そうだね~!カイさんも待ってるし!」

(バニー姿でスキップしながら付いていく)

時雄:(よろよろと立ち上がる)

「お、俺も行くよ……ジョシター様に挨拶したいし……」

(鼻血を拭いて追いかける)

神殿の最奥で黄金に輝く扉が開く。

中では純白の祭壇の上に眠る女性――ジョシターが光に包まれていた。

隣にはカイもいて白いローブをまたって神秘的な風格を放っていた。

ジョシターさまは穏やかな表情をしている。

時雄:(息を呑みながら)

「すげぇ……女神様だ…ジョイちゃんもかわいいな♡」


(神殿内を見渡す)

ヒメカ:(リボンで時雄を肘打ち)

「感動するのは後にして。正式な礼儀が必要だよ~」

かぐや:(跪いて深々と頭を下げる)

「ジョシター様、ご無事で何よりです」

(静謐な声で告げる)

カイ:(瞳を瞬かせて微笑む)

「ご苦労であったな。ジョルアーガを討ち滅ぼしてくれたことを感謝する」

ジョシター:(光の中から優しい声)

「勇敢な戦士たちよ、汝らの献身に報いるために特別な加護を授けよう」

時雄:「お、俺にももらえるんですか!?」

(嬉しそうに前に出る)

ジョイ:「もちろんだとも。その勇気と信義に値する恩恵を」

(杖を掲げると光の粒が舞い降りる)

ヒメカ:「すごーい!これで私達もフルパワーアップだね♡」

時雄:「マジかよ!俺にも神人パワー復活!?」

かぐや:「静かに。祝福を受ける者は心を清らかにしなくてはならないわ」

ジョシター:(微笑みながら手を差し出す)

「汝らの未来に幸多からんことを」

(光が全員を包み込む)


祝福を授かった三人は塔を後にし一時の休息に入る。

かぐや:「しかし以外ね。あんなに美しい女神様やジョイさんを目の前にして時雄さんまるで煩悩がなかったわね。ただただ美しいの感情しかなかったことがね」

時雄:「いやぁ~その……正直俺も驚いてる」

(頭を掻きながら)

ヒメカ:「きっとジョシター様とジョイさんのオーラが強すぎて煩悩すら浄化されちゃったのかもね♡」

(リボンでくるりと回転)

かぐや:「まあ、それならそれで結構よ。無駄なトラブルが減るし」

(淡々と歩く)

時雄:「でもさぁ……俺、ヒメカちゃんとかぐやちゃんのバニーだけで満足してるし。おっ、と考えると煩悩がヤバい…」


かぐや:(冷たい目で睨む)

「懲罰房行きがお望み?」

ヒメカ:「まあまあ。今日ぐらいはゆっくり休もうよ♪」

(近くの林檎の木の下にリボンで敷物を引く)

かぐや:「そうね。しばらくは落ち着いた生活が続くといいけど」

(腰を下ろして深呼吸)

時雄:(林檎の木にもたれて)

「なぁ……ずっと聞きたかったんだけどさ。女神ってみんなあんなに綺麗なの?」

ヒメカ:(クスクス笑う)「それは秘密~♡」

かぐや:「余計な詮索は身を滅ぼすわよ」

(剣の手入れを始める)

時雄:「しかし、ヒメカちゃんも相当だよね。7歳設定で登場してきた割にはあまりにも可愛すぎてたし」


ヒメカ:「も~またそんなこと言って~」

(リボンで頬をポカポカ叩く)

かぐや:「彼女の神性は年齢で測れるものではないわ。それに幼く見えても千年以上の知識と経験があるのよ」

(冷静に補足)

時雄:「マジで?だからあんなに凛々しく振る舞えるのか……」

ヒメカ:「でもね、お兄ちゃん♪」

(急に小悪魔的笑み)

「千年以上生きても恋愛経験値はゼロなんだよ?」


かぐや:「……なぜそれを言う必要があるの?」

(眉間にシワを寄せ睨む)


時雄:「へぇ~意外!じゃあ俺が最初の男になるチャンス?」

ヒメカ:「ん~考えとくね♡ でも今はお姉ちゃんと一緒にいる方が楽しいかな♪」

(リボンでかぐやに抱きつく)


かぐや:「離れなさい、暑苦しいわ」

(頬を赤らめながら引き剥がそうとする)


時雄:(ニヤニヤ)「なんだかんだ仲良いよね、お二人さん」


そうこうしているうちに次の世界に進む階段に到着

ヒメカ「残念だけどここでお別れね‥」と寂し気な表情だ。

かぐや:(表情を変えず)

「ヒメカちゃん……あなたと出会えたことは私の人生においても大きな支えだったわ」

(剣を収め、深く頭を下げる)

ヒメカ:(涙ぐみながらリボンを伸ばす)

「私もお姉ちゃんのこと……大好きだよ」

(時雄にもリボンを絡ませる)

「時雄お兄ちゃんも、ありがとう……楽しかった」

時雄:(鼻をすする)

「ヒメカちゃん……お別れなんて言わないでくれよ」

(ギュッと抱きしめようとする)

かぐや:(素早く介入し時雄を押さえつける)

「お別れじゃないわ。ただ、別の運命が待っているだけ」

ヒメカ:「そうだよね。また会えるよね?」

(リボンをくるりと回して笑顔を作る)


かぐや:「もちろん。次元が違っても心は繋がっているわ」

ヒメカ:「お姉ちゃん……!」


時雄:(手を伸ばす)

「ヒメカちゃーん!」

かぐや:(毅然として)

「行きましょう。次の試練が待っているわ」

(時雄の腕を引く)


ヒメカ:(涙を拭い笑顔で)

「いってらっしゃい!二人とも」

(リボンが七色に輝いて消えていく)


時雄:(階段を見上げながら)

「なんだか胸がキュンとするけど……行かなきゃな」


かぐや:「えぇ。ジョシター様からの祝福を無駄にしないようね」


そして遂に階段を登りつめ最終地点と思わしき場所へたどり着いた。

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