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惑星最強の女性

初めて小説にチャレンジしてみたのだがどんなにシナリオを決めて書こうとしてもキャラが勝手に暴走しておかしな世界観になってしまうのでもう何も考えずにキャラに丸投げして作ってみました。何も考えていないため整合性や誤字脱字もチェックしてません。正直、どんなストーリになっていくのかすらわからないのでとりあえず完成してから直していこうかなと思っている作品です

惑星最強の力を持った超絶美人の雪女(着物姿)がいた。

毎日男性の生命力を奪うことで生活しているため人類が総力を上げて攻撃を開始した

人類は総攻撃を開始したがどんな破壊兵器や生物・化学兵器がを喰らってもダメージがない

そのうちに絶対零度の息吹を浴び無力化され全滅し攻撃隊は食料になってしまった

絶望的戦力差の中、和平を結び人類側で毎日決まった量のいけにえを用意することでしぶしぶ合意

とりあえずは死刑囚から選びだしその後は刑が重い囚人から差し出していったため皮肉にも犯罪率が減少していった

しかしついに自分たちが食料になることに耐え切れなく抹殺を決意し準備を始めた

全世界から15人のエスパー(大国が軍事力のゲームチェンジャーとして秘密裏に隠し持っていた)やサイバー・アンドロイド軍団数百体、核・レーザー兵器や超高熱新型ナパームを投入し大量の犠牲者(エスパー部隊が全滅)を出したが一瞬の隙を突き抹殺はかなわなかったが最強エスパー達が作り出した鏡の中に封印することには成功した

それから500年もの歳月が流れ鏡の中に封印されている雪女は美しい姿で肖像画のように映し出されていた。

誰もが平和を実感していたが突如上空に巨大な宇宙船が現れ未知のテクノロジーで無差別攻撃を開始してきたので能力者、サイバー、以前とは比べ物にならない最新テクノロジー武器で応戦するのだが敵の絶対防御システムの前には全く歯が立たない

さらに月面上空に目の前の宇宙船以上の大きさの数十隻の宇宙船が確認され人類は絶望的状況に陥った

「もう、この世界は終わりなの?人類に未来はないの?」

「世界中の最新テクノロジーを総集しても一矢報いる事すらできないとは・・」

「どうせこの世が終わるなら最後は好きな事をやりまくってやる」

と絶望の言葉にあふれ若い綺麗な女性を狙う強姦魔も世界中で多発してしまった。が、

「あの封印された雪女ならエイリアン位倒せんじゃね?」

「いや、あの宇宙船の大きさと数をみてみろ。雪女復活したところで焼け石に水でしょ」

など、期待と絶望の入り混じった声が多数で始めた。

全世界緊急会議発動・・・

世界中の権力者、科学者、哲学者などが数十の拠点で雪女の復活をするべきかどうか議論が続いた。

が、このままでは人類は確実に滅亡しそれまでの間、犯罪が増え取り締まる警察もいなくなり無法地帯となってしまったので封印を解くことに。

解くのは非常に簡単でハンマーで鏡を叩き割れば良いだけ

# 輝く氷の女王の目覚め

鏡が粉々に砕け散ると同時に、白い冷気が渦を巻きながら空間を満たした。温度計は異常値を示し、近くにいた者たちは凍りついたように動きを止めた。

「愚かな……」

美しく澄んだ声が部屋中に響き渡った。長い白髪が波打ち、透き通るような肌を持つ女性がそこに立っている。彼女の瞳は深い青色で、まるで冬の空を見ているようだった。

「まさかお前たちの方から私の封印を解く日が来ようとは。可能性としては『私の力』が必要な事態になった程度か……」

雪女は優雅に手を振ると、周囲の氷は消え去り、再び温暖な空気に戻った。しかし彼女の周囲だけは微かに冷気を纏っていた。

「雪女様……我々は助けが必要なのです」最高司令官が震える声で答えた。「異星人が攻めてきており、我々の技術では太刀打ちできません」

雪女は窓の外を見上げた。巨大な宇宙船が空を覆い尽くしていた。

「宇宙人……」彼女は小さく笑った。「私が封印されている間にこんなものが現れたのですね」

「はい。あなた様の力で彼らを……」

「ふ、あんな玩具のようなものに手も足も出ないとは。長い間封印されてたようですが何も進歩してないのですね」

「玩具? あれがですか?」司令官が信じられない顔で問い返した。

「あの程度の玩具など数秒で片付けることができますわ、だがその前に」

と、言い放ちまわりの男性達の精気をすべて吸い付くし躯にしてしまい女性達のみが残った

残された女性たちが恐怖に震える中、雪女は悠然と空中へ浮かび上がった。漆黒の着物が風もないのに翻り、周囲の大気が凍りつく。

「あの人たちは……死んでしまったのですか?」最も若そうな少女兵士が震える声で尋ねた。

「お腹がすいてたからね。彼らは残念だけど目覚めることはないわ。女はまずいから食べたくないだけ。」

突如轟音と共に地面が揺れた。宇宙船の一隻が都市の中心に降下しようとしていた。

突然、都市全体が閃光に包まれた。雪女が両手を広げると、無数の氷の刃が虚空に形成され、鋭い弧を描いて上昇した宇宙船へと射出される。

**ゴォオオオッ!!**

金属が切り裂かれる異様な轟音が街を支配した。降下中の宇宙船の腹部に巨大な亀裂が走り、内部から紫の粘液が噴き出す。しかし次の瞬間──

**ズドンッ!**

船体から複数の機銃口が出現し、高速弾幕を地上に掃射した。装甲車やビルの外壁が蜂の巣となり爆発が連鎖する。

「面白い玩具ね」

雪女が薄く微笑む。彼女の指先から微細な粉雪が舞い上がり、大気に溶けた。

「ならばこんなのはどうかしら?永久凍土!」

瞬時、世界が真っ白に染まった。

極低温の風圧が宇宙船全体を覆う。が、宇宙船は何ごともなかったかの如く飛行して、艦橋と思しき部分から赤い光線が照射され、雪女の右腕を貫通した。

「ッ……!」

初めて彼女の表情に驚愕が浮かぶ。が、傷口が凍結し再生する速度は尋常ではない。

「アイストマホーク!」

氷で出来たミサイルが次々と宇宙船に命中するが完全防御の前ではまるで効果がない。

「そんな!雪女の攻撃がまるで通用しないとは」封印を解いた女性隊員の表情が絶望に変わっていく。

宇宙船は外壁の一部が開き中から今まで温存していた主砲が現れた

「なんだ?あの化け物は?完全防御のエネルギーの減り方が尋常じゃない。ここは一撃で沈めるしかない」と中にいたエイリアンの艦長はそう言って部下に反物質砲の準備を命令した・・が、

「しかし、それでは惑星そのものが崩壊してしまい肝心の『海』までも失ってしまいます」と部下が返答

「仕方がない、あの攻撃力を見ただろう、あの攻撃を後数回喰らったらひとたまりもない。その上、攻撃をすべて防いだにもかかわらず不敵な笑みを見る限りあの攻撃が全力などと思うべきではない。応援を頼むにしても敵の情報があまりにも少なく被害が拡大する恐れもあるしな」

## 永久凍土の裁き

反物質砲が充填を始める光景に、残された女性兵士たちは本能的に逃げ腰になる。地下シェルターへの非常警報が鳴り響くが、雪女はゆっくりと空へ浮かび上がり続けた。

「ほぅ……これが"反物質"という概念か」

雪女が呟いた刹那——宇宙船の艦首から漆黒の光線が迸る!

それは既存物理法則を超越した破壊力であり、地球自体を容易く消滅させるはずだったが……

# 絶対零度の女王

「ふふ……そんなものは通用しないわ」

漆黒の光線が雪女に直撃する瞬間、彼女の周りに氷の結晶が螺旋状に展開した。反物質砲のエネルギーは結晶内で暴れ回るが──

**キィィィン!!**

甲高い金属音と共に、エネルギーが氷の結晶内に閉じ込められていく。

「反物質だろうが何だろうが、全ては分子運動による現象。ならば凍らせてしまえばいいだけのこと」

そういって雪女はしゃがみこみ地面に片手をついた。・・かのように女性兵士達には見えたのだが実際は手の表面部分だけは部分的にテレポートしている感じで宇宙船の表面を触っていた。

「ふふ、本当はそんなバリア程度意味なかったんだけどね」

と言い始めるとみるみる宇宙船が凍り付いていき最終的に粉砕してしまった。

「なんてこと、私達が手も足も出ず傷一つ付けられなかった宇宙船がこうもあっけなく…」女性兵士は茫然としてしまった。

「エイリアンとはいえたかが人間、私の敵ではなくてよ」不敵に雪女は微笑む


「なっ、我が主力部隊がこうもあっけなく…」エイリアン艦隊総司令官は思わず声をあげた

「敵の力が余りにも未知すぎる。このまま攻撃を続けても損害が膨らむだけだ。仕方がない。ひとまず撤退せよ!」

そして次々とエイリアン艦隊は亜空間へと消えていった。


## 氷の女王の尋問

空が元の青さを取り戻す中、雪女は静かに地上へ降り立った。粉塵が舞う瓦礫の上で、彼女は戦いの名残を眺めていた。傍らでは数名の女性兵士たちが放心状態で膝をついている。

「お疲れ様でした……雪女様」

最高司令官代理となった若い女将校が震える声で話しかけた。雪女は振り向くこともなく応える。

「それにしてもお腹がすいたわ。さっきの男どもじゃ全然足りない。女はまずいから口に合わないし」

女将校はびくっとした。

「ねえ、ちょっと男がたくさんいる場所に案内して、地球を救ったんだからそれくらいしなさいね」とほほ笑んだ。


## 餓鬼の宴

都市中枢区画――かつて政治と金融の要衝であったビル群の廃墟に雪女が降臨した。冷気がコンクリートの残骸を霜で覆い尽くし、遠隔監視カメラさえ凍結する領域が半径二百メートルに広がっていく。


「ここが『食糧庫』ですか?」

雪女の白い指が空中を滑ると、無数の氷柱が地中から突き出し、避難民を収容していたシェルターの入口を貫いた。悲鳴が漏れる寸前、女将校が駆け寄り叫んだ。


「お待ちください! 十分な『生贄』をご用意します――ただし民間人は……」

「ほう? 交換条件?」


雪女の瞳孔が針のように細くなる。背後で兵士たちがライフルを構えるが、引き金は凍結して動かない。

「貴女方は私を利用した。今更命乞いとは片腹痛い」

「違うんです! 彼らは非戦闘員です。お願いですから……」

「ふん、そのような願い通るわけがない。なら聞くが腹ペコでどうしようもないときに豪華な食事が目の前に置かれてたらお前ならどうする?」

「うっ」女将校は黙ってしまった

「まあいいでしょう、こいつらだけではおやつ代わりにもならない」雪女は軽くため息をつきながら言った。その動作だけで周囲の瓦礫が微かに震えた。「時間稼ぎをしているわけではないでしょうね?」

女将校は汗ばんだ額を拭いながら懇願するように言った。「お願いです。民間人は保護が必要な立場なのです。代わりに……政府施設にいる高官たちをお使いください。彼らなら文句はありません」

その時突然にたーと笑い物陰に隠れていた青年に向かっていき抱きつき生命エネルギーを吸い始めてしまった。

「これこれ、この味よ。もう最高!」と言いながら雪女の色が不思議な色合いに変わっていった

しかし不思議なことに青年に変化がみられない

「やれやれ見つかってしまったか。もう少し様子を見ていたかったんだが」と謎めいた言葉を言った

雪女が青年に絡みつくと、周囲の空気が凍りついた。青年は微笑を浮かべながら彼女の首筋に触れる。

「久しぶりだね、ヒミコ、しかし相変わらずベタベタとうっとおしい」

「ピースメーカー……!」

雪女の瞳孔が一瞬収縮した。周囲の氷柱が微かに震える。

「ふぅ、美味美味、いただきまーす」

女将校が息を詰まらせた。「まさか……お二人は知り合いですか?」

「まあ、そんなもんだ、その前にあのエイリアン艦隊どうするんだ」

「まあね、逃げられちった、てへ」と見たこともない可愛さで『てへぺろ』で無邪気に甘えるヒミコ

「しょうがないな、あいつらまた来るぞ、今度は俺がやる」

「あんまり無茶しないでね」とヒミコ

「ったくー」と言いながら月に向かって指ではじくポーズをとり…

弾いた…瞬間に月が弾かれ高速で文字通りすっ飛んで楽々光速の壁を突き抜けエイリアン艦隊に蹴散らし消滅させてしまった。

その後、パチッっと指をならすと月は元の位置にもどり元通り復活した。

「また再来されるのは面倒だ。母星もかたずけておくか」と指パッチンをすると今度は北極星が高速移動しあっというまにエイリアン母星をこなごなにして消滅してしまった。しかし地球上の人達にはその光景がわかるのは光が届くずっと先の話だ

「母星を消滅させておいたから2度と再来しない。ま、北極星は直さないから何年かしたら北極星が見れなくなるだろうが」

ヒミコさえも軽く凌ぐとてつもない力にみんな困惑状態だ。

「つ、月が‥月が簡単に移動して…月そのものを武器にするなんて…しかも瞬間移動とかじゃなく物理的に移動って…、え?北極星、無茶苦茶ね…」と女将校

「ま、こんなもんだろ、それよりもいい加減離れろ」ピースメーカーは言った。

「だってお腹が空いてたんだもん〜!」ヒミコは甘えた声で身をくねらせるが、ピースメーカーの襟元をしっかりと掴んでいる。女将校が二人を交互に見つめ、額に滲む汗を拭った。

「ピースメーカー……というのは一体?」

「昔からの付き合いさ」青年は苦笑しながら雪女の手を払う。「君らの言う“雪女”は実は僕の同士みたいなものでね」

### 異形の絆

「こいつがドジなせいでとんだ迷惑をかけて申し訳ない」とピースメーカー

「……あなた方が何者なのか説明いただければ」女将校が必死に食い下がる。

「簡単に説明すると私たちは神になることを目指す者だ、そしてその試練である階段を昇ってる途中でこいつは私にくっついてばかりいるのでちょっと振り払ったら誤ってその階段から落ちてしまったのだ」

「そうゆうこと」とヒミコは「てへっ」と舌をだした

「私の感覚では3時間程度しかたってないがヒミコは過去に飛ばされてしまいすぐに迎えに来たのだが500年以上経過していたのだ」

「私たちも元々は普通の人間だったのだが神社で偶然神への階段をみつけてしまい昇っていったらこんな状況になってしまっている」

「そう、私は途中で彼に会い恋仲兼食料としてずっと一緒だったの」とヒミコ。かつての恐ろしい面影は全然なく甘えまくっている

「誰が恋仲だ、ドジすぎてみてらんないだけだ」

だがヒミコは嬉しそうに首を傾げる。「だってあなたのエネルギーは特別美味しいんだもん♡エネルギーをくれるってことは恋人って事じゃない」

ピースーメーカーはあきれ顔

女将校が息を呑む。「つまり……あなた方は神になるために試練を受けている存在……?」

「まぁそんなところだ」とピースメーカーは肩をすくめ、「だが予想外のトラブルが起きた。ヒミコが階段から落下し500年もの空白が生まれた。その影響で地球は大きく変貌したようだ」

「それでエイリアン襲撃まで……」と女将校が呟くとピースメーカーが遮った。

「あれは単なる偶然だ。むしろヒミコのおかげで文明レベルが停滞したおかげで侵略者にとって格好の獲物だったということだろう」

ヒミコが不満そうに頬を膨らませる。「私のせいじゃないもん~」


## 神への道標


瓦礫の上で二人が並び立ち、月明かりがヒミコの白銀の髪を照らす。

「さて本題だ」ピースメーカーが手を翳すと空間に青い光の輪が現れる。「ここが本来通るべき『神への階段』だ」

「普通は本来の階段に戻るための階段位は自分で作れるのだがこいつは未熟で冷気を操る位しか能がない」

「じゃあ、俺はもう行くからヒミコはここに残るなり勝手にしろ」

「いや、それは困ります。ぜひ連れ帰ってください」と女将校と他の高官達が一斉に頭を下げてきた。

「嫌よ、なぜそんな意地悪を言うの?」とヒミコはピースメーカーの体にがっちりしがみ付き離さない。

「その通りです!」

女将校の叫びが空気を震わせた。彼女は必死に身を乗り出し、額に玉の汗を浮かべながら懇願する。

「お願いします! ここで雪女様……ヒミコさんを放置するのは危険すぎます。何よりお似合いのカップルだと思いますので連れて行くのが伴侶の責任だと思います。」

「ふむ」ピースメーカーは眉をひそめる。「確かにその通りだな。だが……なんだその伴侶っていうのは、別にカップルでもない」

「イヤァァ! 無理! 抜けれない! 離れないぃぃ!」

ヒミコはピースメーカーの首筋にがっちりしがみつき、両足で腰をロックする。着物の袖がふわりと宙を舞い、純白の布地に桜模様が鮮やかに輝いた。まるで白いリボンが青年の全身にまとわりつくかのようだ。

「おい、いい加減にしろ」とピースメーカーはため息をついた。彼は手を伸ばし、ヒミコの肩に触れたが──

「……ん?」

触れても引き剥がせない。ピースメーカーの指先が凍りつく。ヒミコの体温が氷点下を超えてマイナス百五十度に達していた。

「ごめんね♡ この距離だと『凍結共有』しちゃうみたい♡」ヒミコは頬を紅潮させながら微笑む。「だってずっと離れてたんだもん、今度こそ二度と離れないって決めたんだから♡」

女将校が目を見張った。「凍結共有……? つまり一体化してるんですか?」

「そういう事みたい」とヒミコはピースメーカーの胸に頬を寄せた。「物理的には完全に結合してないけど精神的なリンクで繋がっちゃったかな♡」

「やれやれ」ピースメーカーはヒミコを引きずりながら出現させた階段を昇っていきその後空間が閉じ静けさを取り戻した

その後地球では『神への階段』探しがトレンドに入り特に日本の神社は国内観光客と訪日外国人で毎日埋め尽くされた。

現代人達は過去のヒミコの暴れっぷりを知らないうえに彼氏に甘えるかわいらしい部分しか見ていないため守護神ヒミコとしていたるところに銅像(のような特殊シリコンで作った色付きのリアル像)が設置されていった


## 階段を探す者たち

ある日、東京ドームで巨人vsヤクルト戦が行われており時雄(30歳)も熱心に応援していた。

何気にドームの天井を見ると、照明のすぐ脇に、不自然な「空間の歪み」が数段の階段状になって出現した。

「あれはなんだ?」とギョッとしたが見えてるのは自分だけらしい。

ただ上空にあるのでドームの壁をよじ登っていかないとたどり着けそうもない。


「……あれはなんだ?」


東京ドームの最上段席で応援していた時雄(30歳)は息を呑んだ。眼前に広がるグラウンドでは巨人とヤクルトの選手が激しく駆け回っているが、彼の目は上空に釘付けになっていた。照明塔のわずか下方、空間がわずかにゆがみ、淡い金色の光を帯びた段差が確かに浮かんでいる。それは紛れもなく「神への階段」だった。

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