番外編 風邪引きました。
おまたせしました!
やっと書き上げれましたw
ボルディウスとの決闘が終わってから数日後に……
吸血鬼でも風邪は引くのかと、新しい知識が増えた。
セバスは、薬を買いに行っている、何でも出来る万能執事でも、
この世界の薬までは対応出来なかったらしい。
しばらく寝ているとセバスは帰って来た、いい笑顔で、どこから調達したのか白の手袋をしていた。
手に持っている物は薬だということが分かったが……
「セバス、おかえり……で?薬は買えたのか?」
俺は素のままで、セバスに問う。
セバスはいい笑顔のままで、
「えぇいいのが買えましたマスター」
と言ってきた。何かわからなんが
嫌な予感がする……
横になっていた身体を起こし身構える
セバスは少しずつ袋の中から薬を取り出す。
その薬は、一般的に座薬と言われる直腸薬だった。
「えっと……セバス?……それしか無かったのか?……」
俺は、セバスに問う、いい笑顔はそのままに
「はい、マスター。粉の方は王族、貴族が使う高級品との事。」
「ですので、一般的なこちらの薬を買いました。今の私達の経済的にも優しいですし」
と言ってきた。
確かに、ボルディウスを奴隷に落として、アイツの財産は、俺の物になった
でもそれが使えるようになるには、ギルドの正式な手続きが必要で、
数日の時間がかかるとの事。
だから今の俺達が使える私財は少なく
あまり余裕がある生活ができないのだが。
「セバス……今からでも良いから粉薬買ってこい」
俺は滅多にしない命令口調でセバスに言う。
「嫌でございます。マスターには早く良くなっていただきたく
私も不本意ではありますが、すぐに薬の投薬に移らせて頂きます」
俺は身体を完全に起こし、ベッドの上に立つ、セバスとの距離を置くため、
ゆっくりと後ろに下がり、ドアに向かうようにセバスを遠ざけようとするが、
「逃がしませんよ、マスター。」
と、とてもいい笑顔で楽しそうに言いながら俺との距離を積める。
「待て待て!流石にそれは嫌だ!せめて粉にしてくれ!ソレは嫌だァー!!」
俺は叫びながらセバスのディフェンスを突破しようと突撃する。
セバスは体術スキルを使い俺の認知出来ないスピードで、俺を捕まえた。
「離せー!!セバス!コレだけは嫌だ!だから離せ!」
強く言うもセバスの拘束は解けない
ステータスもセバスの場合、不明な点が多くよく分からないのだ、
「マスター、すぐに終わります。逃げていては終わりませんよ?」
優しく言ってくるがコレは罠だ!
セバスの顔は今見えないが、恐らくかなりいい笑顔だろうと予想できる。
セバスは、俺を拘束したまま、ベッドへ向う。
今の俺にとっては、処刑台に上がる死刑囚の気分だ、何とか拘束を解こうとするが、
風邪のせいで力は上手く入らないし、スキルも発動できないほど気持ち悪い……
ベッドに優しく下ろされ、紐で腕を拘束される……は?
「おいぃ!そこまでしなくてもいいだろぉ!すぐに解け今解け!!」
コイツ、何考えてやがる!
今の俺の見た目は、フリゲーで使っていた愛キャラのユキだ、
脳内設定も反映されたこの世界では、この見た目はかなり目立つ、
こんな所誰かに見られでもしたら、セバスはもちろん俺の今後の世間態にまで響く
腕を縛られ、力の入らない足で精一杯の抵抗を試みるも
セバスの大きな手で捕まえられる。
「おやおや、足癖が悪いですねマスター……この前の戦闘も蹴りを入れていましたね
お気づきになられて無かったと思いますが、見えてましたよ?かわいいh」
「うわぁぁ~!!!この変態執事がぁ~!!」
俺はセバスの言葉をさえぎる様に叫ぶ
ココロが男の俺には精神的ダメージがデカ過ぎる、それに今のこの格好も……
両腕を縛られ頭の上に持ってこさせられ、足は片方捕まれている。
どっからどう見ても犯される数瞬前です。
俺は何としてもこの状況から逃げなければならない!
何かアイディアは……
「なぁ……セバス?回復ま「なりません!」ほう……」
……被せて阻止してきやがった、何かあるのか?
「セバス、何で回復魔法でやっちゃいけないんだ?」
セバスに問う。
「この世界の魔法は風邪などの菌類も回復する恐れがあるらしいのです」
まじめな顔してセバスはそう言う、恐らく昔の知恵何だろうな……
ってこれ積んでないか?
粉は王族貴族が使うもので、まだ一般冒険者の域を出ない俺たちが
買うと目立つ……回復魔法は病原菌も一緒に元気になるから論外
セバスを振り解こうにも、風邪のせいでスキル、魔法も使えず
セバスの謎ステータスは俺よりも強い……あれ?これチョットいけるかも?
俺は少し、上目遣い気味にセバスを見る。
俺は、心を決め自分を殺し、『ユキ』としてセバスにいう。
「セバス……あのね?……」
少しの沈黙が部屋を覆う。今俺が出した声は自分でも自分が出した声じゃないと
錯覚させるほど、美しく、透き通るようでそして、弱々しいものだった。
少しの沈黙の後に続けて言う。
「優しく……してくれなきゃヤダよぁ……」
……は?ままま待て待て待て!!なに言ってるんだ!?俺は何を!?
これは『ユキ』の言葉なのか!?
セバスの顔を見ると物凄く《誰だこいつ》みたいな顔してる。
こいつのこんな顔、始めてみたわ、少ししてフリーズから戻ったらしいが
「ユキ様でございますね?」
と言ってきやがった。
俺の意思とは関係なく『ユキ』として俺/私は言う。
「うん、始めましてだね、セバスさん」
その声は、俺が脳内で設定した、好きな声優さんにとてもよく似ていた。
「ユキ様どうか主人に返してください、貴方はこの世界に定着していないのです。
万が一消滅などしたら……」
セバスはその先を言うことは無かった。
ユキの消滅、俺が設定した『ユキ』が消える?よく分からないが
とても嫌な感じだ、俺の愛キャラが消える?データとして?それとも存在として……?
「うん、ごめんね?本当は出てくるつもりは無かったんだけどね?
セバスさんが乱暴してるのを見てると私も許せないなぁーって忠告にね」
『ユキ』は言う、ユキはこの身体の本当の人格者ってことでいいのか?
だったら俺はなぜここに居る?なぜ『ユキ』の体に入っている?
俺の体はどうした……俺の元の体は、身体はからだは、カラダハカラダハ……
「っ!ユキ様!マスターを治めてください!!マスターの自我に影響を及ぼしてます!!」
セバスは声を荒げるがよくわからない……何をいっ……て、テテテテ
「あら、不味いわ……本当にこれ風邪なのかしら?
まぁ早く薬を処方して体返さないとね……セバスさん、ソレは本当に恥ずかしいので私は戻りますね!
それでは、マスターの事くれぐれも注意してくださいね?」
『ユキ』が何か言ってたらしいが俺にはよくわからない……俺はおれはオレは……
「マスター気を確かに!マスター!」
セバスが呼ぶ声が聞こえる、あぁー何をしていたんだっけ、ここは何処だっけオれは……
気がつくとセバスの顔が近い、私はソレを蹴飛ばすも風邪のせいで力が入らない、
セバスはどこか心配そうな顔だけど早くどいて欲しい、
ベッドに寝かされている状態で、セバスが上から顔を覗かせている
確か、薬を処方すると言って、それで争ってたような気がするんだけれども
何故かあんまりハッキリとしない……とにかくセバスをどかさないと
「セバスどいて?」
小首を傾けるオプションつきで言ってやる、セバスは直にどいてくれたけど、
どこかおかしい、まぁそれよりも薬のこと聞かないと。
「セバス?薬の処方ってもう終わったんでしたっけ?」
私は、セバスに向かって『いつも通り』に言う。
「ユ……いいえ、マスターまだでございます。これから処方ですので逃げないで下さいね?」
と、セバスは黒い笑みを浮かべながらゆっくりと手袋をはめ直し、座薬を持つ
……ちょっとまって……ねぇまって?その大きさはナンですか?
その長さはナンですか?私の知ってる座薬とはちがう大きさなんですが……
私は後ずさりしながらセバスにそう問う。
セバスは何でも無いように、ゆっくり近づき私を拘束する。
手を紐で縛られたままの私はうつ伏せにさせられ、お尻を高く上げられた……
恥ずかしくて死にそうなんですが……
私の装備品のデフォルトのフリフリの可愛いパンツをずらされる……
セバスはゆっくりとソレを近づけ少しづつ押し込んで行く
私は、入れたことの無い、大きさのソレに痛みを覚えグッと我慢する。
中々入らないソレは私には大きいらしく数度繰り返しながら押し込んでいった。
奥まで入っていくこの感覚は本当にダメだ……だから座薬はキライなんだ……
俺は、嗚咽しながらそう思う。
本編はもう少しお待ちください。
誤字脱字がありましたらよろしくお願いします。
感想等もお待ちしてるんで……




