10話
遅くなりました。
まだ半年じゃないのでセーフですw
中々に筆が乗らず、最近まで1000字も書けてませんでした。
やっと書けるようになったので投稿します。
俺は高位冒険者だ・・・金も力も手に入れた。でも、それでも手に入れられないものはあった。
俺は他のヤツとパーティーを組むのが苦手だった。初めて組んだ相手は俺より数年早く冒険者をやっていた奴だった。そいつはある日突然にダンジョンから逃げた・・・俺を置いて。
俺はその時何が起きたのか理解できなかった。それまで一緒に冒険をしてきて背中を任せるくらいには信用もしていた。だが突然、俺を置いて逃げた。
俺がダンジョンから命からがら逃げてくる時には、そいつはギルドで他の奴らと組んでいた。最初は俺もなぜ突然逃げたのか聞きにいった。理由は至極簡単、俺よりも今組んでる奴らから誘いが来たそうだ。
俺は、その時、物凄く頭に来た。自分がパーティーを離れるために今まで組んでた奴を、見殺しにするようなヤツと今まで組んでた俺自身に、その時はすぐに場を離れた。数日後そいつらパーティーはモンスターに襲われて死んだらしい。まぁ俺には関係ないがな。
2回目のパーティーを組んだ時はもう少しマシだったかな
解散の仕方は酷かったが、男は俺含めて2人、女が3人のパーティーだった。
前衛をしていたのは俺と女1人、男は中堅で残りの女が後衛でのバランスの取れたパーティーだった。 洞窟ダンジョンを攻略中の時だったか、トラップにより後衛の女1人が転移した。
転移トラップは珍しく回避するためには味方同士何かで繋がっている必要があった。
手と手でも良いし、服と服でもいい、とりあえず繋がってさえいれば一緒に転移してまだ生存する可能性が高くなる。残った全員で手をつないでその転移トラップで飛んだ。
全員転移したが目の前には10匹のオーク、10数匹のゴブリン、転移トラップの特徴としては、
1、分かりにくい 2、一方通行で行き先がランダム 3、行き来でき、転移場所が固定な場合
こんな感じだろうか、今回は3で、調べて分かったから皆で行く事になったんだが・・・
状況が悪すぎた。オークとゴブリン種は繁殖能力が異常なほど高い、
二匹が洞窟に1ヶ月いると30匹には増えていることがある。ここまで説明すればもう分かるだろう。村娘などさらってきては、孕ませ、産ませ、また孕ませのくり返しだということ。
なぜこんなにも早く孕み、生むことが出来るのかは未だに分かっていない。
ただ時間が掛かることは、連れて行かれた女は手遅れになっている可能性が高かった。
俺以外の奴らは助けに行くと言って聞かなかった。
俺は諦めろと言った。助けに行くのに時間が掛かりすぎたからだ。
オークどもから、助け出すには時間をかけずに、迅速に行動する必要があった。
でも今回は、転移トラップの調査があったために1時間ほど経っていた。
今、この空間にいるのが全てじゃないのは、明白だった。
戦い、抵抗しそして連れて行かれ、苗床として今まさに孕まされているだろう。
モンスターに孕まされて正気で居る者は少ないだろう。
もし仮にでも、正気でいることが出来たなら、それは地獄だろう。
仲間が見ている中で犯され続け、助けられ、そうなった奴は、大体自殺か、冒険者を辞める。
そのまま、生き抜いて冒険者のままでいる奴は、よほどの目的があるか。
何もない奴くらいだろう。そうなれば奴隷の方がまだマシだと言われるほどだ。
結果として、助けに行ったのはいいが、正気を失いボロクズの様になった
女一人と、男が死亡、前衛の女が重症、後衛の女が軽症のパーティとしては、壊滅状態だった。
そのパーティは解散、女三人で、田舎に戻るそうだ。
数日後、俺の手元には奴隷の女二人と金貨10枚が残った。
正気を失った女は、奴隷商に売り払った。物好きな変態に愛でられるだろう。
女二人を奴隷にして、俺の手元に置いたのは、前の様な裏切られる可能性の排除と、
今回の、無駄な労働力に対する俺のデメリットの排除を、するためだ。
女二人を奴隷にするのは簡単だった。町から出て、野営している所を、奇襲した。
うまい具合に気絶させ使っていた馬車で奴隷商に行き、
奴隷契約の魔法を使って貰えば良いだけだ。
奴隷契約の魔法はタダではなかったが、女を売った金で支払えたから問題はない。
この時からか、俺が奴隷を使ってダンジョンの攻略をし始めたのは。
そこからは、うまく行きダンジョンをクリアして、金が貯まったら戦闘奴隷を増やし、
別の街へ足を運んだ。
俺が最高位冒険者となった日、俺たちのパーティは、王都があるサーズベルトを拠点とし
活動することにした。
戦闘奴隷は20人を超え、管理が難しくなって来たし、そろそろ腰を落ち着けようとも考えてた。
王都に家を建てる事は、ほぼ不可能だし、だったら自分好みに建てようと思い立った。
安土地を買い、建てる家のイメージを職人に伝え打ち合わせから1ヵ月後、
資金と準備が出来たらしく、これから建て始めて8ヶ月は掛かるといわれたが、
当初の予定より奴隷の数も増え、その分今後のことも考え、家を大きくした。
結果的に《家》と言うより《邸)》になってしまったがまぁ、最上位冒険者にお似合いな邸だろう
サーズベルトで活動するようになってから2年、戦闘奴隷の他にも奴隷が増え、
奴隷たち専用の離れを作ったり、性奴隷や、生活奴隷など増やしたりもした。
かなり調子がいいこの頃、ダンジョンから帰ってきて、ギルドのテーブル席で酒を飲んでいた時だ。 身なりの良い、ガキが執事と一緒に入ってきた。
最初は貴族の依頼か何かだろうと当たりを付けたが、
ガキと執事が依頼リストの方へ足を運んですぐに、ギルド員の一人が声をかけに言った。
いくらか話しをした後、ギルドの奥へ連れて行かれてた。
戻ってきたガキにゴブリンの依頼を受けさせてた所を見た。
依頼の方じゃなく貴族のお遊びの冒険者ゴッコかよ
その後すぐにギルドから出て行ったがギルド内部はさっきのガキの話題で持ちきりだった。
ある所では、ここ最近、新人の冒険者で貴族のような身なりと、お付の執事が登録したとか、
北の方で洞窟付近が焼き野原になっていて、商人がそこを通った話など、
話からするに、新人冒険者で北の方から南下してきたのが、先のガキだろうと言う事。
まだまだ情報が足りねぇが、気にくわねぇ、
俺はその日は、ダンジョンに篭らず自分の家で休むことにした。
昼過ぎにもう一度ギルドに行った。目的なんてねぇギルドの依頼は俺からすれば
くだらねぇ依頼しかねぇテーブルに腰掛け、ギルドで昼食にすることにした。
食い終わってゆっくりしてると、ギルドの扉が開く。
入ってきたのは先ほどゴブリン退治に行ったはずのガキだった。
いくら何でも早すぎると思ったが、相手はお遊びでやって来た奴だ。
数匹狩って来ただけで帰ってきたんだろう、ふざけやがって、
ガキがギルド員に依頼の事を話したのだろう、確認の為にギルドの奥へ入っていき、
しばらくすると、顔を真っ青にした役員が出てきた。
そして信じられねぇ事を言った。
「ギルドマスターが呼んでいる」と、俺ですらギルマスの部屋に入ったのはAランクになった時と、
S級に上がった時だけだった。それなのにあのガキは、ゴブリンを倒してギルマスに呼ばれるとか
いくら何でも、名誉じゃねぇと思った。何かしらやらかしたか、貴族関係か何かだろうと思った。
数分後役員が数名話し合い、緊急招集が掛かった。
内容はゴブリンハザードが発生している可能性が高い平原地帯に、A+級の難易度として
受注するとの事、S級の俺は任意で受けれるがA+級の難易度だとBランクの冒険者を
中心にCランクまでの冒険者を強制的参加だったはずだ、
俺は参加しなかったが、奴隷を6人行かせた、情報が欲しかったからな、
あのガキがゴブリン討伐しに行って昼頃に帰ってきた、それはまだいい。
その後すぐに、ギルマスに呼ばれゴブリンハザードの危険があるとされ緊急招集
・・異常だ、何が有ったかは知らんが、こんなに繋がることがおかしい。
討伐から戻ってきた奴隷からの報告で、親玉はゴブリンオークだと言うこと。
ゴブリンオークはA級の魔物だ、力が強く体も大きい、
何より食欲と性欲が他のゴブリン共とちがって、かなり厄介だ。
今回はA+級の召集だったから余裕があっただろうし、問題はないはずだ。
しばらくは、ダンジョンに潜らないでギルドであのガキの情報を集めるのが良いだろう。
3日後にあのガキは姿を現した、役員に言ってまたギルドの奥に行った。
数十分後、ギルドの奥から出てきたガキに近づいて、適当に罵倒してみるが無視しやがった。
標的を変え、お付の奴を罵倒してみると、すんなりとこっちに怒りを向けてきた。
いくらか罵倒していると、ガキの後ろからギルマスが来ていた。
まさかこのタイミングでギルマスが下りてくるなんて・・ミスったな
その後、ガキを連れまた奥に行くガキを睨みつけながら、
テーブルに着きギルマスを待つことにした。
ギルマスから言い渡された処分は、ガキとの決闘によるいざこざの解決だった。
10年位前にやったきり、見なくなった決闘だったが、それだけだと面白くないと感じた。
だから俺は負けたほうが勝ったほうの奴隷になることを条件に加えた。
条件は受け入れられ、俺のメンツは保たれた。
最上位冒険者として、雑魚相手にデメリット無しで相手しても詰まらん、
手加減し、余裕がある事を見せ、相手の心を完璧に折る。
そうする事で、相手に絶望を与え自分が如何に愚かなのかを教えてやる俺の優しさだ。
あのガキは中々の容姿だ、奴隷にした後楽しんでもいいし、売り払ってもいい
さぞかし良い値段になるだろうよ、
準備が出来闘技場に入ると奴隷契約魔法にサインし少し離れた所で構える。




