クローン紛いな存在
クローンについて詳しいことは知りません(笑)
『西郷さん? 一体誰だろうか?』
俺の中でそんな思いが巡る。
しかし頭の中で名前を探すが、西郷という名前には心当たりが全くなかった。
『・・・誰?』
『だれ???』
『誰なんだ?』
俺の頭の中ではそんな思いでいっぱいになった。
しばらくして、俺が話をできるようになった頃、、、
俺は実莉に「西郷とは誰か?」と聞いた。
しかし答えは実に簡単で、俺が撃たれたときにたまたま近くにいて助けてくれた人だった。
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だが、ここからが簡単なことではなかった。
実は西郷さんは…
西郷昭英という人間は、俺の居た…
記憶を失う前の俺が居た場所の管理をしていた人間の1人だったのだ。
俺が居た場所は、政府の一般には公表されていない秘密機関であり、政府はそこでいわゆるクローン紛いの人をを作っていた。
よって、俺はクローン的な存在であり、政府に秘密裏に作られていた人間だったのである。
ここで一つ…。
俺がクローンというのではなく、クローン紛いなものというのには理由がある。
なぜなら、クローンとはベースになった人間がいる。
けれども、俺達→作られた人間はにはベースになった人間がいない。
そう、、、俺達はクローンではないのだ。
俺達は紛いな生命体なのだ。
[サガシモノ]の更新も久々ですが、
[愛の言霊]の方がご無沙汰です…。
まだまだ先になると思うので、本当に申し訳ないです。