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[サガシモノ]  作者: 尖角
第二章
19/42

名前

久々の更新です。

すみません みなさん(-_-;)

 しばらくして、意識という意識が俺の下に戻ってきた。


 そして、声が俺の耳に届くようになった。


 「あいつのことだが、あきらめた方がいい」


 「もう望みは薄いぞ…」


 40代ぐらいの渋いオッサンの声…。


 あいつとは誰なのだろうか?


 わからない


 俺のことなのだろうか?


 だとすると、何が望み薄なのだろうか?


 俺はここで意識を覚ました。


 ん?


 俺はなぜ意識を失っていたのだ?


 わからない


 そう思った。


 しかし、現実は違った。


 『俺は撃たれたんだ…』


 そのことをわかってしまったのだ。


 思い出してしまったのだ…。


 なぜ俺は撃たれる破目に?


 なぜ俺はこんなことに??


 それを考えれば考えるほど、世界は理不尽だと思うようになった。






 しかし、まだ俺は本調子じゃなかったのだろう…。


 気が付いたら、また寝ていた。


 俺が目を覚ますと、ベッドの横には実莉がいた。


 そして目を覚ました途端、実莉は叫んだ。


 「やった!!」「西郷(さいごう)さん“カズキ”が目を覚ましたよ!!」


 っと―――――――――――――――






 カズキというのは俺に実莉が付けてくれた名前だ。


 もう半分忘れていた。


 記憶も曖昧な俺の人生では、そんなことは極々当たり前のことだった。

みなさんは自分の名前が好きですか?

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