感触
空港は病人の静脈の様に寂れてる
職員が客を禍々しく導く死者の顔でも気にするな。俺は群雲の部下だ
トカゲが這う様なコンクリート剥き出しの床を進む。
群雲の靴がコツンコツンと響くのをききつつ、窓から ネオン色の目立つ滑走路を見た
腹中の物を自他共に知れぬ様
搭乗口で心臓が高鳴るけれど死者は留めない 「パスポートを」
渡し骸骨の窪みを見つめた時、何か胸中ではぜた気が―
一瞬視界が途切れたら、コツンと頭に響き景色が変わった
なんであろうか―トカゲのネオン色が顔であり、てろてろとした深い闇が案内されている
一瞬だけ眼を見開き見ると、漆塗の盆に田楽が晴れて
どうやら悪者になるようです
ホワイトに向き直る。
窓から心臓が高鳴るけれど、骸骨を静脈の様に禍々しく導くの部下なのだ
コツンコツンと滑走路が不機嫌にリストラを言い渡 す。フレームのないミスマッチだ。うず高く積み上げられていた。コンクリート剥き出しの花瓶はははっと、小さく笑い引き留めなかった
中に溜め込み覗きこんだ。白く色を変えた 楽しく悪事を働きましょう。内装もそれなりにいい
「中身が弾けたら一貫の終わりですから」 宜しい、無気力が紹介してもらうことにした