3【1年2組】
1年2組の教室
莉「私は、亮くんと席、前後だ!」
瑠「あたしは、琉聖と前後かぁ…」
亮「りぃ、よろしくね?」
莉「あ、うん!」
出席番号順に並ぶので、莉優と亮、瑠華と琉聖はそれぞれ前後になる。
生徒A「あの人、かっこよくない?」
生徒B「どの人?」
生徒A「窓際に立ってる長身の人!」
生徒B「ホントだぁ~」
莉「亮くん、かっこいいって言われてるよ」
亮「え、俺?」
莉「うん!窓際に立ってる長身の人、亮くんしかいないもん!」
亮「あー、うん//」
莉「あ、照れてる!」
亮「照れてないし。てか、男子がさっきから見てるよ?りぃのこと」
莉「え、見てないよぉ~」
先生「廊下に並んでー!」
莉「行こ?」
─廊下
莉「瑠華、訊いて!さっきね…」
亮「りぃ、言わなくていいから」
瑠「えー!何々?」
莉「あのね、亮くん…早速、かっこいいってクラスの女の子に騒がれてたの!」
琉「またか。亮は高校でも、王子様か」
瑠「なんだ、そういうことね。やっぱりって感じだわ」
亮「王子様なんかじゃないんだけどな…むしろ王子様は琉聖だろ」
瑠「(亮の耳元で)あんなことやこんなこと考えてるもんね」
亮「考えてないわ!!」
瑠「考えてるくせに~てか、琉聖は王子様っていうより、王様じゃん?」
莉「確かに!王様っぽい~」
琉「瑠華も莉優ちゃんもひどくね?俺、そんなに偉そう?」
瑠「うん、偉そう」
莉「そういう意味じゃなくて!皆をまとめる力があるっていうか…リーダーシップがあるってこと!」
琉「莉優ちゃん、わかった。わかったから、そんなに詰め寄んないで」
莉「あ、ごめんね//」
琉「いや、いいけど」




