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勇者一家の長男は暗殺者に職業転換したようで!?  作者: 黒嶺 夜
序章〜神職〝勇者〟〜
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第0話 : 勇者一家の長男

職業ジョブで人生が決まるこの世界。何故なのかは誰も知らないが、数千年前、魔物を率いた魔王軍が領土を求めて侵略してきた際に突如現れたシステムだと言われている。

一般職の〝漁師職〟や〝農業職〟

戦闘職の〝戦士職〟や〝魔法職〟

生活するにあたって必要な職や、この世界にいる魔物を倒すために必要な職がある。

しかしそれは誰でもなれるのではなく、その職業ジョブについての適正値が一定以上ではないとなれないのである。


しかしこれ以上に通常では絶対になれない。生まれ持つ家系の血筋で決まる職、〝神職〟がある。

それは到底一般人では太刀打ちできない魔王軍の幹部、そして魔王。それらに対抗するための職である。その名は〝勇者職〟この職のシステムが出来た頃から変わらない勇者家の代々受け継がれる、この世界最高位の職。


「.....と、言う訳だ。ナイルは勇者職の適正値が驚く程高い!これは歴代最高値だ!頼んだぞ!この世界の未来のために!」


勇者一家の長男ナイルは父親が勇者から引退し、その職を受け継ぐ式の真っ最中。40半ばとは思えないムキムキの父親は高らかに言う。


「さぁ!この世界を!お前の力で守るんだ!!」



「........は?...俺、勇者になんかなんねぇよ。」



ー数千年の歴史と安全が今、崩れようとしていた。

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