47話目
長くなったから、キリのいいところで分割。
そしたら次は短くなったよ…。
夏休み7日目、第一回イベントまで残り2日。
宿題が……終わった! やったね芽里、時間が増えるよ!まあ、昨日の時点であと読書感想文だけだったし。
でも終わったら終わったで暇になっちゃうんだよね。えっ? ゲームすればいいじゃんって? まあ、たしかにそうなんだけどさぁ。
なんかそうなっちゃうとゲーム廃人みたいで嫌だなぁ、ってちょっと思ったり思わなかったりなわけで。
え? もう十分廃人だって? 嘘!? そうなの!? そ、それなら開き直っちゃった方がいいのかな……?
うーん、とりあえずもうお昼だしお昼ご飯食べてからログインしようっと。
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お昼ご飯を食べてから、ゲームにログイン。
お昼はふわとろオムライスでした。お母さん……なんでお昼にそれ作ったの…? しかもなんで中身がバターライスだったの? いや、美味しかったからいいんだけどさぁ。
まあ、お母さんの意味の分からない行動は置いといて。ログインしたら、いつも通り外に出てから幽世の鍵を使用。
そして着きますは、日本屋敷! うん、当たり前だよね。ここで幽世の鍵をつかったんだから、ここに出るよね。
あたしは一人で納得すると、日本屋敷の中に入っていく。
まず門を抜けて石で作られた道を進んでいき、玄関を開けて入るだけ。庭は後で縁側からでも行けるだろうし、後回しで。
「お邪魔しまーす」
返事は一切なかった。そこら辺にある高級そうな壺とかがホコリを被ってるし、もう誰も住んでいないのかもしれないね。
あたしは日本屋敷とか入ったことないんだけど、なんかテレビでよく見る感じだね。
ちょっと分からないところが多すぎて、描写とか出来ないよ! せめて描写しやすいような感じにしてよね、運営!
とりあえずそこら辺の襖を開けて、日本屋敷を探検していこう。そう思って適当に玄関に一番近かった襖を開けて、足を踏み入れていった。
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それが聞こえてきたのは、一通り部屋を回って後1部屋だけと言ったタイミングだった。庭の方から笛の音や太鼓の音が聞こえてくる。
「これって、囃子?」
いや、なんで囃子が……。と思いながらもあたしは気になって、庭の方へと向かう。
庭に移動すると、囃子が聞こえなくなってしまった。なんだったんだろう? なにかのイベント?庭を見てみると、その周りだけが異様にきれいになっている椎の木や、逆に片側だけにしか葉が付いていない葦が周りにたくさん生えている井戸があった。
それを見てあたしは色々と察した。完全に誘い込まれたね、これ。




