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33話目

後半部分。

朝の6時までにもう1つ投稿したいところ。

掲示板カウント、4です。

 あたしは装備が作りたいんだよー。わざわざあの洋館で見つけたゴーストを全部倒していったのだって、セット装備のためなんだからさー。

 ん? セット装備を着ければいいじゃないか?

よく言ってくれました! え? 言ってない? 言ったってことにしておいて!

 まあ、それは置いといて。これはあたしが揃えたセット装備、つまりゴーストセットの特性が関係してくる。

 とりあえずセット装備の一覧をどうぞ!


――――――――――――――――――

ゴースト:ヘッド ☆5

モンスターが落とす頭装備。

落としたモンスターの特性を引き継いでいる。

特性:ゴースト

《ゴーストは単体で装備できず、同じ部位の他の装備に憑依することで装備できるようになる。一度装備に憑依させると、他の装備に憑依させ直すことはできない。憑依させる装備はできるだけ強い方が望ましい。》

セットスキル1:???

――――――――――――――――――

――――――――――――――――――

ゴースト:ボディー ☆5

モンスターが落とす体装備。

落としたモンスターの特性を引き継いでいる。

特性:ゴースト

セットスキル1:???

セットスキル2:???

――――――――――――――――――

――――――――――――――――――

ゴースト:ハンド ☆5

モンスターが落とす手装備。

落としたモンスターの特性を引き継いでいる。

特性:ゴースト

セットスキル1:???

――――――――――――――――――

――――――――――――――――――

ゴースト:レッグ ☆5

モンスターが落とす脚装備。

落としたモンスターの特性を引き継いでいる。

特性:ゴースト

セットスキル1:???

――――――――――――――――――

――――――――――――――――――

ゴースト:ウェポン ☆5

モンスターが落とす武器。

落としたモンスターの特性を引き継いでいる。

特性:ゴースト

セットスキル1:???

セットスキル2:???

――――――――――――――――――


 特筆すべきは特性:ゴースト!

 そりゃあ当たり前だよね、幽霊って色々なものに憑依するものだもんね。

 しかも装備が強い方がいいということで、初期装備に使わず新しい装備を手に入れた時に使おうということにしたわけ。

 はじめはどうにか生産職プレイヤーにお願いして装備を作ってもらうつもりでいたんだけど、こんなものを報酬でもらったら自分で作れと言われてるもんじゃないかと言うことで。自分で作ることにしましたー、まる。


 素材は洋館で手に入れた素材だけど、まだスキルが育ってないんだよね。あ、スキル自体は取れるよ? 生産スキルが一律ポイント1で助かります。まだ取らないけど。

 でも生産スキルのレベルあげができるほど、素材が手に入っておりません!

 選択肢は2つ。

 1つは《スキル創造券》で生産系のスキルを作って急いで作るか。

 もう1つは外で狩りをして少しずつレベルをあげてゆっくり作るか。

 普通なら後者なんだけど、なんか朝のあの電話からちょっと嫌な予感がするんだよねー。まあ、それでも後者を選ぶんだけど。 嫌な予感が当たらないことを祈るところだけど、当たったときに対処ができないことが一番怖いのでできるだけの準備はしておきたい。


 そういうわけでここで《☆5以上確定武器チケット》を、武器種:ナイフで回したいと思います。

 使ってみると1日目に見たあのガチャガチャマシーンが出てきた。いつ見ても普通だね!

 さーて、何が出るかなー。と思いながらガチャを回す。

 ガチャン、ガチャッガチャン! と音を立てて回し終えると、黒色のカプセルが落ちてきた。

 それを開けてみると、やっぱり大きさ的に入らないと思うけどナイフが出てきた。

 このカプセルの中は亜空間かと思い、手に持っているはずのカプセルを見ると前回同様いつの間にかなくなっていた。しっかり元のところに帰ったはずと思い、ナイフを手に持って観察してみる。


 刀身から柄まで全部黒くなっていて刃渡りは大体15センチくらいとナイフにしては大きすぎてダガーの方がしっくり来そうな感じなんだけど、手に持ってみると想像以上に軽かった。というか重さを感じない。それに刀身からは金属光沢がないほど全体が真っ黒に染まっている。

 結論、ナイフのガチャしたかと思ったら凶悪そうなダガーが来た。

 あれー? あたしもしかして武器種選び間違えたかな?

 選び間違えたかどうかの判別ができない……いや、鑑定すればできる! というわけでどのみちするんだけど、鑑定!


――――――――――――――――――

八百万のナイフ ★

八百万に分身すると言われる金属のみで出来たナイフ。

分身の数が多くなるほど、1つ1つの大きさが小さくなる。

所有者は重量を感じないが、それ以外にとっては合金の塊に相応しい重量を感じさせる。

武器特性:《分身》

所有者のレベル×10本分だけ実像のある分身を生み出す。分身の数に応じて小さくなる。

武器特性:《重量無効》

所有者は武器の重量を感じなくなる。

所有者:メリー

――――――――――――――――――


 あたしはまさかの事態に絶句してしまう。元々喋ってなかったから、全然問題ないけど。

 というか、またぶっ壊れだった……。

 いや、武器を作る必要がなくなったと思えばいいと思う。とりあえずゴースト:ウェポンの憑依先はこれで決定だね…。


 なんか疲れてきたけど、早く素材集めに行かなきゃ!

 あたしはとりあえず外に出るために玄関に向かいながら、使う素材からどのスキルを使うか決める。スキルはまだ取らないけど、絞っておかないと後々めんどくさいのは確実だしね。

 使う素材は魔布とインクとヘアゴムセット。

 魔布はインクで色づけして魔糸を通した魔針で縫う予定だから、布を集めなきゃ。布を使ったスキルは《服飾》だから、革でもいいね。じゃあ熊さんから皮でもとって鞣そうかな。インクを使うってことはスキルに《染色》も必要だし、スキルのレベルあげに必要なインクは多分《錬金》だよね? あとよく考えたらヘアゴムセットってもう出来上がってるんだから、それでよくない?


 そう考えながら外に出て《幽世の鍵》を呼び出したら、空間に鍵を刺す。そうして鍵を捻って、森に転移する。

 そこに待っていたのは、数えきれないほどの多さのプレイヤーたちだった。

 ワー、ナニカノいべんとカナー。

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