30話目
掲示板いるかどうかの希望は、2020年4月2日の午前0時まで募集中。
逆にそれ以降の希望は取らない!
そこだけは容赦してくれ。
大丈夫、毎日最初に彩と電話するのが今のところ掲示板みたいになってるから。
「さーて、報酬を確認しようかなー?」
半ば自棄になって、アイテムボックスを開く。
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・幽世の鍵
・ホームの種
・《スキル創造券×1》の本×1
・《スキル枠×3》の本×3
・スキルポイントチケット1×6枚
・スキルの種:《ポルターガイスト》
・☆5以上確定武器チケット×1
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そこまで見て、アイテムボックスを閉じた。うん、おかしなものが見えた気がするんだ。
数回深呼吸をしてからもう一度アイテムボックスを開いてみるが、同じものが見える。
何度もその動作を繰り返すが、表示はなにも変わらない。あたし疲れているのかも……。
観念して、下にスクロールしてみると壊れているのは上のアイテムだけだったので、少し安心した。
いや、安心しちゃだめだよメリー。その壊れてるアイテムが、不安要素しかないんだから……!
とりあえず一言。
「どうしてこうなった」
うん、本当にどうしてこうなったんだろう。
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さて、気を取り直して。
色々と頭がおかしいとしか言い様のないアイテムたちの出所が分かった。いや、普通に報酬なんだけど。
内訳はこうだね。
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ダンジョン:『幻鏡の洋館』の完全クリアの報酬
幽世の鍵 ★
幽世と呼ばれるところに行くための鍵。
空間にそのまま刺すことで使え、フィールドに帰ってくるときは鍵を使用した場所になる。
幽世とはプレイヤーの個人所有のフィールド。
プレイヤーが招かない限り生物はいない。
所有者固定、破棄不可。
1度使うと、アイテムボックスから外れ念じれば手元に現れるようになる。
ホームの種 ☆7
プレイヤーのホームを作る種。
これを使うとプレイヤーの好きなように好きな場所にホームを作れる。
生産用の部屋を作ると最高級の生産セットがついてくる。
《スキル創造券×1》の本×1 ☆6
使うことで《スキル創造券×1》を手にいれる本。
所有者固定、破棄不可。
スキルの種:《ポルターガイスト》 ☆5
《ポルターガイスト》というスキルをスキル枠の消費なしで手にいれることができる。
《ポルターガイスト》は周りの物を魔力消費で浮かせて攻撃する。浮かせることができる数はスキルレベル×4個、重量はスキルレベル×20キログラム。
所有者固定、破棄不可。
☆5以上確定武器チケット×1 ☆7
使用することで☆5以上の武器が確定で出るガチャを引けるチケット。
武器種は指定できる。
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シークレットクエスト『都市伝説:合わせ鏡』のクリア報酬
《スキル枠×3》の本×1 ☆5
使うことで《スキル枠×3》を手にいれる本。
所有者固定、破棄不可。
スキルポイントチケット1×2 ☆5
使うことでスキルポイントを1手にいれるチケット。
所有者固定、破棄不可。
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シークレットクエスト『都市伝説:紫鏡』のクリア報酬
《スキル枠×3》の本×1
スキルポイントチケット1×2
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シークレットクエスト『都市伝説:家食み』のクリア報酬
《スキル枠×3》の本×1
スキルポイントチケット1×2
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完全クリアのせいで報酬が跳ね上がっているんだと思う。
他の情報がないから本当にそうかは分からないけど、そう思っておく。考えるだけでめんどくさいもん。
とりあえずチケットや本は全部使う、アイテムボックスの枠が無駄だし。あ、黒い星はカンストの印らしい。
黒い星を見たことがなくて、気になってヘルプを見たらそう書いてた。
レア度もレベルもカンストすると黒い星になって数字がなくなるらしい。
まだ知らなくてよかったはずのことを知ってしまった。色々とインフレがすぎるんだけど、それは置いといて。
それよりも急務なのが……。
「ところでこのフィールドってどうやって出るんだろう?」
そう、洋館のフィールドから出られないこと。
いや、アイテムボックスを確認しながらとりあえずってことで敷地から出るために門の方に向かってたんだけど。門を通ってみても森フィールドに帰れていないんだよ。
うーん、なにか条件があるはず。多分入ったときと同じだと思うんだけど……。
とりあえず口に出しながら、洋館に着いたときまでのあたしの行動を思い出してみる。
「えーと確か一時間くらい森を歩き回ったあと、少し立ち止まってから森の奥の方に足を踏み出したんだっけ?」
多分そんな感じだったはず。
とりあえず数分間止まってから、洋館とは反対側に1歩踏み出す。これくらいしか思いつかないので違ったら死に戻りシステムで戻るけど、せっかく勝ったのに死にたくない。
そう思いながら1歩踏み出すと、あの時の浮遊感がくる。そして気がつくとあの鬱蒼とした森の中だった。
どうやら条件はあっていたらしい。
とりあえず幽世の鍵を使って個人フィールドへ。今はゆっくり考える場所がほしい……。
ただそれだけを思って、鍵を使った。そしてそのままログアウトした。
個人フィールドなら体が残ってても何もないでしょ。
とりあえず今日はもうログインしないで、ご飯とお風呂に入って就寝。
「おやすみなさい……」




