123話目
忙しかったんです……
あと単純に生活が苦しかったんですぅぅぅ
蘇生をしてもらったあたしは、とりあえずアルちゃんを縛り上げて吊るした。うん、この子に慈悲も容赦も要らないって、あたしは学んだんだよ……。
いや、でもやっぱりやりすぎ……
「ハァハァ……流石女王様ッス! 完全にご褒美ッス、ありがとうございまッス」
「「「うわぁ……」」」
「途中で口調変わってない?」
「アルだから仕方ないのよ……」
と、とにかくこれでよし! それより、シイちゃんたちを呼んでこよっかな。
……この空間に呼んだらもっとカオスになりそう? いやー、流石にないと思いたいなー。
「というわけで、あたしの知り合い呼んでくるね!」
「いや、だったら集合の時から呼んでてくれないか!? 時間が無駄だろ!?」
「え? 別にすぐ来るから無駄じゃないと思うけど……?」
クータロさんのツッコミに普通に答える。だって本当にすぐだし……。というか、クータロさんの口調に特徴が無さすぎて、一瞬カジキかと思っちゃった。
うん、なんかごめんね二人とも。
まあ、それは置いといて。
一度 《ルーナ・ノヴァ》に転移したあたしは、既に準備を終えていたシイちゃんたちに声をかけると、皆のところに戻った。
「というわけで、あたしの仲間たちだよ!」
「「「ツッコミどころが多すぎる!」」」
ざっくりと説明をしたら、怒鳴られた。え? なんかダメだった?
そんな中、ゲイツさんはゲンドウポーズでこちらを見て何やら呟いている。そのポーズする必要ないと思うなぁ。
「落葉なき椎にメリーさんの電話、手長足長も……待てよ、座敷わらしまでいやがるのか……!?」
「この子自身、都市伝説に片足突っ込んでいるし百鬼を率いることもできるかもしれないわね」
「惜しむらくは、まだ全員が半人前なところか……いや、のび幅があると思えば問題ないのか」
「皆矜恃はあるわよ? まあ、まだ覚醒していないけど」
……なんか凄く気になる会話してないかな!?
え? 聞いてよかったの、今の会話!?
あたしが綺麗な二度見をすると、「してやったり」というようなニヤつきを見せるゲイツさんと、微笑みを浮かべるミーシャさん。
アヤパーティはもう何が何だか分からないのか、約一名を除いて頭を抱えている。
え? 触れたくないよ、自分の身体を抱き込んでくねくねしている幼女なんて。というか、いつの間にあの拘束から逃げ切ったの?
アヤ以外のクラスメイトたちは、こちらも約一名を除いてだけど、遠い目をしていた。
うん、アルちゃんのせいだね? 今度はお茶に何かの血でも混ぜたのかな?
……ハァハァ言っている人は一人で充分だよ?
うん、もうこの空間が嫌になってきたかな。
特にそこの危ないハァハァ軍団は、シイちゃんたちの教育に悪いから早く解散したいな!
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名前は自信だけはある白豚、そのまんまだな!
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