117話目
試しにRealityなるアプリを始めてみた。
昨日もしたけど今日(2020年12月27日)もお昼にちょっと雑談配信するわ。
他の人が一人コラボで来るかもだけど、そいつと雑談するだけだから面白くはないかもだけど気になる奴らは見に来てくれよな。
名前は一緒で、19時以降に始める予定だ。
夏休み21日目。
気分が悪すぎて辛い朝だよ……。
あぁ、あの日かな。ナプキン取ってこよう……。
あたしはナプキンを付けると、いつも通りグループ通話を始めた。
「おはよー……。」
『なんか今日は元気ないな、お前?』
『どうか……したの……?』
「気にしないで……?」
『男たちには分からないことだから仕方ないでしょ。』
『あ、そういうことなんだ?……いや、なんでそれを彩ちゃんが知ってるの?』
『「……友だちだから?」』
香里の質問にあたしと彩は声を合わせて答える。
うん、やっぱり友だちならそういう会話の一つや二つくらいあるもんね。
いや、そんなことより昨日の砂漠で出てきたアレについて聞かないと。
「そういえば昨日砂漠でサメが出てきたんだけど……。」
『サメ?あぁ、アレはフィールド徘徊型のボスなの。』
『あいつ倒したって報告は今のところ一つだけだからな……。』
『え……?そう……なんだ……?』
世古太君は分からないというより困惑したような声を出した。
え?なんでそんな声出すの?というかアレ倒せる人いるの!?
『えー?まだ私だけなの?あれくらい倒せると思うんだけど……。』
「まさかの彩だった!?」
『一時期砂漠一帯に氷河期が来てたからな……。まあ、彩以外がソロでアレを倒すなんて無理だと思うけど。』
あぁ、彩はそこでも災害を起こしたんだね?というか一帯が氷河期になるってなに!?この前のやつを詠唱破棄しないで使っちゃったのかな!?
『でも……あのサメ……美味しいよ……?』
『「世古太(君)!?」』
『ほら、私以外にも倒した人なんていっぱいいるでしょ?』
『飲んだ感じコーラっぽい味だったし乗っちゃったらサメは攻撃手段を失っちゃうみたいだから僕にはカモだし経験値が多いのかレベルアップも早いし何より美味しくて美味しくてコーラだけどコーラじゃないみたいな不思議な感じがし……。』
『『「ステイ、ステイ!?」』』
世古太君は《吸血》のことになると本当に話すようになるよね……。
息継ぎもせずに喋るくらいだし、やっぱりヤバい薬がなにかなんじゃ……。
えっと……こういうのってなんて言うんだっけ?じょうげつになるだっけ?
『それを言うなら饒舌になる……だと思うぞ?』
「平然と心を読む大樹は無視で。」
『心の声が漏れてるんだよ!』
「はぁ、今日はログインやめよっかなぁ……。」
『あんたは毎回初日に倒れてるんだから休んでなさい。』
『体調……管理……大事だよ……?』
「あ、自分の世界から戻ってきたんだね、世古太君?」
『おい!本当に無視かよ!?』
このメンバーの中で一番のいじられキャラだからね、仕方ないね。
「大体大樹はまだいいでしょ?相方の方は完全に空気になりかけてるんだから。」
『そういえばサメの話くらいから返事がないわね?』
『多分サメでパニック映画を想像しちまったんだろうなぁ……。』
『あぁ……香里ちゃんって……ホラーと同じ……くらいパニック映画も……無理なん……だっけ……?じゃあ……気絶して……いるんだね……。』
『「か、香里ー!?」』
香里の前ではホラー系以外にパニック系もNGだと、あたしと彩は学んだ。
あと、この日あたしは通話を切った後ログインせずにそのまま寝た。
慣れてきたとはいえ、辛いのに変わりはないんだよ……。
おやすみなさい……。
Twitter始めました。
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名前は自信だけはある白豚、そのまんまだな!
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