101話目
続きが……続きが書けねえよ……。
ってなってましたね、はい。
学校始まってから時間はなくなるわ、余裕がなくなって先が思い付かなくなるわで苦戦しとりますわ。
あたしたちは一時間かけて、犬鳴トンネルモドキまで到着した。
はじめはセフィール君に合わせてたんだけど、思ったよりも速かったからそこまでかからなかったよ。
どちらかというとカオリの速度に合わせてたよ。レベルは比較的高いし、ドワーフでもないからそこまで遅くはないはずなんだけどなぁ。
昨日来たときは缶のついた紐をシキちゃんが触っちゃったから、あんまり探索できずに撤退しちゃったんだよね。うん、やっぱり今度ゆっくりお仕置きしよう。
まずは中に入るところからかな?とりあえずバリケードに触れて消してから全員に紐に触らないよう注意する。
いや、やらないってことは分かってるんだけどうちの子たちっていう前例があるからね。好奇心に負けたら誰でもやりかねないし。
まあ、全員神妙な顔で頷いてくれたから多分大丈夫でしょ。多分。
結局特に何かあるわけでもなくトンネルの中に入ると、中は割りと真っ暗だった。ゴースト系の種族であるあたしでこの暗さなら、アヤたちはもうほとんど前が見えてないんじゃないかな?
小声で聞いてみると、暗いけど見えないことはないらしい。《暗視》ってスキルの効果だとか。何それほしい。
セフィール君は種族的に暗い方がいいらしく、この暗さでもよく見えるとか。まあ吸血鬼だもんね、そうだよね。
そんなセフィール君曰く、トンネル内は下がアスファルトではなく土で所々に水溜まりがあり上から水滴が落ちているらしいよ。あと出口は見えなくて、周りにはモンスターとかも居ない上にトラップの類いもなさそうだとか。
うん、セフィール君がいて本当によかったよ。あたし一人なら灯りを用意しないといけないもんね。別にそれでもいいけど、楽ができるならそっちの方がいいからね。
言い方が都合のいい男を弄んでる性悪女(偏見)みたいになっちゃったけど、実際楽だから言ってるだけであって……。
……あたしは誰に言い訳をしてるんだろ?
「そんなことより進まなくちゃね。」
「すまん、なにがそんなことよりなんだ?」
「メリーはたまに……いや、よく変なこと考えてるだけだから気にしなくていいよ?」
「お、おう。そうか。」
「待って、アヤ。なんで言い直したの?」
「だって本当のことだし。」
「゛よく゛って言われるほどの頻度で変なことなんて考えてないんだけど!?」
精々クトゥルフとか、クトゥルフとか、クトゥルフとかそれくらいでしょ。あとたまにハスター、ってこれもクトゥルフだっけ?
そんな失礼なことを言うアヤには、クトゥルフの恐ろしさを見せつけないと……。
いあ!いあ!くとぅるf……。
パシッ!という音と共に、あたしは頭を叩かれた。
「アイタッ!?」
「だから、そういうのを変なことって言うんだってば……。」
「こ、この暗闇なのに正確にあたしの頭を叩くとは……こやつ、やれる!?」
「なんかここに来てからメリーのやつ、ぶっ壊れてないか?」
「そうかしら?元々こんな感じだった気が……。」
「カオリちゃん……本当の……ことでも言っても……いいことと……悪いことが……。」
「みんなもみんなであたしの扱いが酷いね!?」
そんな感じで敵地のど真ん中ということを忘れて、トンネルに反響するほどの声でふざけながら進んでいった。
眠い
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