8/16
第四世界の観測者
前書き
第四世界。
それは存在するはずのない世界。
しかし、もう一人のカイトは確かにその名を残した。
観測記録。
観測者。
そしてミラ。
全てが一つにつながり始める。
翌日。
カイトたちはミラの観測室へ集まっていた。
机の上には、もう一人のカイトが残した観測ノート。
ミラ:
「この筆跡……」
カイト:
「知ってるのか?」
ミラ:
「昔見たことがある」
ページをめくる。
そこには。
【第四世界】
【観測者生存率 3%】
【世界崩壊率 98%】
ジン:
「怖い数字しかないんだけど」
イロン:
「観測記録としては本物だ」
さらにページを開く。
そこには写真。
写っていたのは。
若い頃のミラ。
カイト:
「先生!?」
ミラ:
「そんなはず……」
その瞬間。
ノートが紫色に光る。
『観測接続』
空間が裂ける。
そして現れた。
第四世界のミラ。
「久しぶりね」
現在のミラが固まる。
「……私?」
第四世界のミラ:
「時間がない」
「ナイトアサシンは止められない」
「でも、カイトだけは守れる」
通信が切れる。
最後に残った言葉。
「扉が開く」
第9話 END
第9話を読んでいただきありがとうございます。
今回は第四世界への入口となる回でした。
そして現れたもう一人のミラ。
彼女は何を知っているのでしょうか。
次回。
ついに第一部最大の転換点が訪れます。




