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033⚫️お弁当は必須
「やっぱ、チャンプの話、本当だったな。」
「そや。ダンさんのお陰や。あの店の常連が’見たことある’言うてる。」
「艦長、じゃあ、この’魔界都市’でよかったってことなのね。」
「ああ。’操舵手’、まちがいあらへん。」
「だいたいどのあたりになるのよ?」
「地図で言うと、このへんやね。」
「あっ、この地区は複雑ですよ。僕、戦闘になる前に調べに行って、迷子になりましたから。」
「’その他’の位置判定キットでも、わかりにくいということですな。」
「クドーさん、問題ないよ。わたし、その地区の詳細立体図、全部憶えてるもの。」
「イチカ、お前、本当にできるヤツだったんだな!」
「やだ、ダン、今ごろ気づいたの?」
「じゃあ、わたし、お弁当つくりま〜す!」
「よっしゃあ、ルナ、頼んだで!」
陽気に振る舞いながらも、皆、眼が笑っていない。
銃弾と砲弾、爆発をかい潜りながら、
彼ら彼女らはターゲットへと向かう準備に余念がなかった。




