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33/93

033⚫️お弁当は必須

「やっぱ、チャンプの話、本当だったな。」

「そや。ダンさんのお陰や。あの店の常連が’見たことある’言うてる。」

「艦長、じゃあ、この’魔界都市’でよかったってことなのね。」

「ああ。’操舵手’、まちがいあらへん。」

「だいたいどのあたりになるのよ?」

「地図で言うと、このへんやね。」

「あっ、この地区は複雑ですよ。僕、戦闘になる前に調べに行って、迷子になりましたから。」

「’その他’の位置判定キットでも、わかりにくいということですな。」

「クドーさん、問題ないよ。わたし、その地区の詳細立体図、全部憶えてるもの。」

「イチカ、お前、本当にできるヤツだったんだな!」

「やだ、ダン、今ごろ気づいたの?」

「じゃあ、わたし、お弁当つくりま〜す!」

「よっしゃあ、ルナ、頼んだで!」


陽気に振る舞いながらも、皆、眼が笑っていない。

銃弾と砲弾、爆発をかい潜りながら、

彼ら彼女らはターゲットへと向かう準備に余念がなかった。

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