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030⚫️一時脱出
「これはいけませんな。調査も探索もあったものではありませんぞ。」
近くでまた爆発が轟き、断続的な銃撃音が室内まで響いてくる。
「せやかてクドー、ここで引き下がったら’ゼルダン危機’はどうなるんや。銀河全体が表の爆発みたいに’ぱあぁん’と弾けてまうかもしれへんのやで。」
「しかしサー・グレッグ・・・ではありませんな、勤務時間中ですな、艦長。わたしたちがここに留まっていても、何も進まんのではありませんか。」
「とりあえずここを離れて、少しでも安全な場所に移動しませんか?」
「おっ、イチカ! なんかアイデアがあるんだな!」
「ふっ、ふ〜ん!ダン、このわたしの明晰な頭脳をナメないでほしいわ。」
「僕、イチカさんを信じます。ともかく、ここは危ないですよ。」
「’その他’の言うとおりね。決まり!艦長、車はわたしが運転します。大丈夫、飛行機も宇宙船もジープも、みんなおんなじ!エンジンかけて、蹴っ飛ばせば走る!」
「’操舵手’、でも・・・そうとう荒っぽい運転になりそうですよね?」
「’もひとつ’、よ〜くわかってるのねえ。さあ、行きましょう! 銀河を救うために!」
・・・あの、こんな場合、決断はわしがするもんやけどなあ。
グレッグは荷物を抱え、ルナを守りつつ、駐車場へと向かった。




