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021⚫️厳重な警備システム
夜空に警報が鳴り響いた。
銀河連邦テラ・研究所。
所長はおなじみ、オチャノミズ・ヒロシである。
夜中の3時。
枕元の通信端末が震え、彼は叩き起こされた。
「なにい?! ドロボウだとお! 被害は?」
報告を聞いた瞬間、ヒロシは固まった。
えっ、えええ!
また、星幽結晶(仮称)?!
いやいや、’また’じゃない!
1回目はジムだ。あれは言わば、内部犯行、しかも未遂だ。結果的に無問題!
2回目は誤廃棄。あれも姪がうまく処理してくれた!
だが今回は、厳重な警備システムを突破された。
警報が鳴り、警備会社の連中が駆けつけている。
つまり、今回は’もみ消し’ができない。
これはマズイ!表沙汰になる!
所長としての責任問題だあ!
ヒロシは頭を抱えた。
「うーん・・・やっぱり南京錠ひとつじゃあ、だめだったかなあ。」




