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001⚫️魔界都市 & 002⚫️陽気な楽観性
001⚫️魔界都市
そこは、永劫の夜に沈む街だった。
陽光が届かぬ地下深くに穿たれた巨大都市は、
無数の「航穴」という血管で結ばれ、
人工光の明滅だけが闇を辛うじて押し返している。
だがその光は、救いではない。
住民たちは自嘲を込めてそこをこう呼ぶ。
・・・’魔界都市’、と。
002⚫️陽気な楽観性
「ねえダン、今度は例の’魔界都市’ね。ちゃちゃっと片付けちゃいましょう!」
「いや、イチカ、そう単純な場所じゃない。住民票なんて概念はないし、無数のグループが縄張りを奪い合う、惑星規模の無政府状態なんだぞ。」
「へぇ、それっていつものことじゃない。新しい宇宙艇も支給されたんだから、景気良く行きましょうよ!」
イチカの突き抜けた楽観性は、相棒の懸念を軽々と飛び越えていった。




