28章 反動
余計な情報を排除する為に殊更場面転換を明示する事は致しません。会話の間の表現を重視し、詰まりの無い会話はそれに応じて発言が連続します。発話者が分かりにくい事も多々ありますがご容赦下さい。その代わりに「」の鍵括弧を一纏めとして同一人物の発話が描写を挟まずに連続する事はほぼ排除しております。
また、多少前後している事もありますが描写は時間順となっております。
1節 大所帯での往復
翌朝、ユッミルは目を覚ますと女性陣の服を尻に敷いてネメッカを膝に乗せて抱く。
「ああ、ユッミル。いいサービスですね」
「ネメッカ様、目の前で足を開いて踊れと言ってもやりそうです…ね」
「良いですよ」
「ネメッカ様」
「ああ、ユッミル様。言われたらしますけど流石に恥ずかしいです。早く抱き締めて止めて下さい」
「とりあえず座って下さい」
「ああいう演技をすれば良いのですよね?」
「あれは演技では補えません。ネメッカ様はすっかりママですね」
「ユッミルは相変わらず私を脱ぐのを恥ずかしがる女性にしたがりますね」
「そう思ってるなら多少は配慮頂きたいですね。では立って動かないで下さい」
ユッミルはネメッカに服を着せる。続いてシャーネを抱きながら服を着せていく。
「ユッミル、私の体も触って罰を与えないとまだまだ脱ぐわよ」
「シャーネは良い子だから大丈夫。それに今日はそこの残り三人こそだしね」
ユッミルはフーニャを起こす。
「さて、手は腰ですかね。フーニャさん、丸出しですね。可愛いですよ」
「はあ、恥ずかしい。そろそろ服を返して下さい」
「もっと楽しみますよ。どうしても恥ずかしい所を触られると少し反応するフーニャさんが可愛いので」
「女だからな。そんな珍しいものではないぞ」
「はあ、そこの自分の体には恥ずかしい所は一切無くユッミルを引き付けられて当然と信じて疑わない二人はこうはいきません」
「ユッミル、酷いです。離婚します。うー、私の体に一切魅力がないって酷いです。もう捨てて下さい」
「ネメッカ様?」
「あんまりです。脱いでも可愛くないなんてもうどうしようもありません」
「えっと、ネメッカ様は自信があるから余裕なのに」
「えっ?そもそもユッミルに何を怖がるのです?優しい男なのに」
「恥ずかしいとかはあるでしょう」
「何がですか?ユッミルが私の体を気に食わないと思ったらもうどうしようもないですし脱いで待つしかないですよね」
「なっ、いえいえ、それにしても激しくされてその、反応して」
「ユッミルを好きなのは隠しようがないですし知られても」
「そうです。弱みに付け込まれるとか。さっきも服を尻に敷いてましたし」
「ユッミル、私の体以外は多少身の回りの面倒以外に何も求めてませんしどう警戒するのですか?」
「その」
「分かりました。少し警戒します。ユッミルが私を完全な言いなりにしようとしていると疑う事にします」
「離婚とかは?」
「取り乱して申し訳ないです」
「じゃあフーニャさんも服を着せますね」
「待て。この流れは酷いだろう」
「次の機会もありますし」
ユッミルはフーニャに服を着せる。
「次は私ね」
「ユッホさんは普通に可愛いので普通にします」
ユッミルはユッホと少し触れ合うといつの間にか服を着せていく。
「私はどうすれば?」
「えっと、その、ですね。服を返すように抱き付いたりして誘惑して欲しいです」
「ユッミル」
「ユッミルさん、服を返して下さい」
ナーレはユッミルに密着する。
「どうしますかね?」
「お願いします」
「仕方ないですね。ナーレは可愛いし」
ユッミルはナーレにも服を着せる。母屋に戻るとファッリーユとトキホにくっつかれて朝食を食べる。
「困りましたね。ですが帰ります」
ユッミルは朝食を終える。
「トキホはどうします?」
「預かるわ」
「ノウォックは置いて行っていいのよね?」
「はい、問題ありません。ファーちゃんとかヌーグ君より年上は構いません。様子を見てトキホとかカッサも入れる事を考えます。ネミークには逆に小さい子の世話を手伝って欲しい位ですよ」
「ユッミル君、寂しいけど私は残るわ。ただでさえ、ユッミル君が優遇してくれてるしここはね」
「分かりました。お任せします」
結局、ユッミルはナーレ母子、ユッホ、フーニャ、シウ母子、シャーネを連れて帰宅する。ターヒョにフェノもおり、早めの昼食を共にする。昼食を終えるとツーヤを置いて帰宅組はそのまま狩りに向かう。ターヒョやフェノにベーニュやメシャーナ母娘、クグーウを抱いて連れていく。
「歩ける子も増えて来て連れていく選択肢が広がりましたね」
「油断は禁物ですしこれ以上の大人数はまずいですよ」
「分かってますが今日はあなたにユッホさんまでいますからね。フェノと僕で守りますから問題はありません」
「それはそうですが」
ユッミルはフーニャとナーレと組んで指揮しており、メシャーナとターヒョ、ユッホとベーニュは疑似的に前後衛を組んでいる。シャーネはシャーユの視野で索敵している。フェノはシウとユッミル組と子供達の護衛である。獣が三匹も少しの時間差でほぼ同時にやって来る。しかし、危険な側面の獣はユッミルが即座に雷撃して足が麻痺して動きが止まる。当然の様に横倒しになる。ユッホはさっさと側面に回り込んで切り落とす。ターヒョはメシャーナに指示して獣の攻撃を封じつつ、足をうまく攻撃させ転倒させると足を凍らせる。動けなくなった獣を氷で押し込む様に切り裂く。ターヒョはそのまま血をほぼ全量採取してしまう。ターヒョは獣をフェノに預けると残り二体からも採血していく。
ユッミル達は無事に帰宅する。ユッミルはマティッセが近い事を確認したので近くで様子を伺う。その後、女性陣と子供の世話をするが年長の子が抜けたので再び短い文を発する会話に苦慮する。這う子も相変わらず多くナーレが付いていく。ユッミルの近くではフーニャやシャーネが子供の相手をしている。しばらくしてマティッセを再び見舞おうとするとオーネが珍しく起きてくる。
「ユッミル、気づいてないかもしれないけどもうすぐだよ」
「その腹を見れば分かります…もしかしてかなり近い?」
「そう思う」
「まあどっちにしてもしばらく家は空けられませんね。チェーハもですし」
夕食は幼児を膝に乗せたシャーユとデュテセを両脇に食べる。スーヒャとスーリとシウと子供達を風呂に入れる。
「今日はユッミルも脱いでくれるかしら?」
「ああ、シャーネさんですか。えっと、そうですね。良い頃合いだと思いますし」
「じゃあ私の服もあるし昼寝の所で」
「分かりました」
ユッミルはシャーネを抱いて部屋の隅へ向かう。
「さて、どうしますか」
「したい事は無いの?」
「最後以外はお風呂で触りあってますしね」
「私が手を出せばいいの?」
「それでも構いませんが」
「まず、色々と触ってみて」
「そうですか。良いですよ」
「後、そういう気を遣った口調はやめて」
「シャーネ、触るぞ?いや、シャーネ、触るよ」
「ええ」
「でもシャーネは子供だし。前回も辛うじて、あっ」
「そうよ。かなり大人になったのよ」
「けど最近も脱いだまま」
「それはそうよ。ユッミルは来ない。ユッミル、一度強引に襲えば私は大人しい女になるわよ」
「とりあえずはそのままで良いよ」
「はあユッミルからすれば子供増やしたく、ない。ふーん、良いよ」
「シャーネは大人になったけど大人みたいに振舞ってレヒーハさんに勝てるの?」
「分かったわよ。じゃあさっさとするわね」
翌朝、ユッミルはシャーネの体を触って起こす。
「えっと」
「はあ、気は遣わなくていいわ」
「いえ、やはり反応しませんね」
「ユッミル、もうする気はないでしょ。分かりやすいのよ」
「隠せてるなら嬉しいですね」
「あっ、そうね。服着るわね」
ユッミルはさっさと服を着ると朝食に向かう。シャーネは膝に乗ってくる。
「片膝はやめよう。子供が真似したら危ない」
「心配しなくてもユッミルの言う事は聞くわよ」
「私は子供でしょ」
「そうでしたね。ですがそろそろ卒業ですね」
「ま、大人になってもやめないけど」
「好きにして下さい」
朝食を食べ終えた頃合いでネメッカがやって来る。
「おはよう、ユッミル」
「どうしましたか?」
「ええ、まずは当面指揮所は私が担当しますよ。塔にはネミーク達の世話優先で私はあまり戻りません。ただ、ユッミル優先なので呼ばれれば家に来ますからそこは遠慮なく」
「分かりましたけど」
「今日は昼から指揮所なので子供の世話を手伝って昼まで居ますね」
ネメッカは子供と触れ合いつつしばらく居るとトキホを置いて早めの昼食後に指揮所へ向かう。
「ユッミル、肩貸して」
「はあ、昼御飯ですね」
オーネはユッミルに寄り掛かる。
「食べさせて欲しいかも」
「はあ仕方ないですね」
「ユッミル?」
「スーリ、風呂に水をお願いできる?」
「分かりました」
その後、ユッミルはオーネと風呂の前にいる。
「じゃあ脱がせますね」
「何?」
「一応体を洗います」
「眠い」
「勝手にやりますので」
ユッミルは服を脱がせて下半身を中心に手で洗っていく。オーネはユッミルに眠そうにもたれる。
「何それ?私にもやって」
「構いませんが太ってない女性だと赤く腫れるまでやりますよ?」
「いくら洗ってもそうはならないわよ」
「だとすればシャーネさんとの子供は厳しそうですね」
「そういう意味、良いわよ」
「大人の女性はそれは寝床でする事だし遠慮するわと言うのですよ」
「分かったわ。けどそれはそれとして忙しくないならそのまま昨日の続きをしましょうよ。私とはもうするって決めた訳だし。ああ、誰かと一緒でも良いけど。それとも昨日ので子供ができなかったら逃げる算段なの?」
「はあ分かりましたよ。そう言うならもう二回位はお付き合い頂きますからね」
ユッミルはナーレを呼んで部屋の隅で抱く。その後、シャーネも抱く。
「シャーネちゃん、どうしました?今日は抑える理由が無いのでこれが本来ですよ」
「やはり昼だとそこまででは無いわね。まあでも優しく抱いてくれてるし文句は無いわ」
「で、次は私の番か?」
「そうですね。ここではなく中央で堂々と子供達と昼寝をしましょう。服を着てきます」
「ユッミルさん、私が持ってきますのでそこに居て下さい」
「レヒーハさん、ありがとうございます」
ユッミルはフーニャとレヒーハと多数の子供を引き連れて昼寝をする。
夕食後、スーヒャやフーニャにユッホと子供達を風呂に入れる。ユッミルはナーレとレヒーハを両脇にシャーネを上に乗せてオーネ、リュッサ、フーニャと頭を向い合せて寝る。翌朝、朝食後オーネはユッミルを呼ぶと踏ん張り始める。比較的円滑に子供が出て来たのでユッミルは取り上げる。男児の様だ。
「そろそろスーリさんの息子に名付けましょうか。それかもう?」
「いえ、まだですよ。皆、ユッミルさんが名付けてると聞いたので」
「そうですね。少なくとも長男と長女位は私が付けますね。そうですね、マロッモにしましょうか」
「マロッモですね。分かりました」
「私もかなり待たされたけどケーシャさんも次男の名前がまだだって不満そうだったわよ」
「レヒーハさん、名付けは上手ではないのでそろそろお任せしたいのですが」
「この子にくれたゼリャテ、下手な名付けだとは思いませんよ」
「特に男の子がですね」
「とにかく今はケーシャさんは寝てますけどそろそろつけてあげないとダメですよ」
「そうですね。ですが長男長女優先ですのでマティッセさんが先かもしれませんね」
「大きく遅れないならお任せしますけどね」
夕食後はいつも通りベーニュやヤーチェにソヨッハと子供を風呂に入れる。シャーネとフューリケを両脇に子供達と寝る。
朝食後、ユッミルの周りには子供がいない。それを見越したメシャーナとシャーネがやって来る。ママ達の結託を感じたものの二人を甘やかす。
「シャーネさん、ナキャーロはどうです?」
「私の乳を飲まない位で普通に懐いてるわよ」
「それは良かったですね。その調子で」
「ユッミルはユンルク?とかがいなくて寂しくないの?」
「今は大丈夫ですよ。そもそも遠くにいる訳ではないですし」
「それもそうね」
昼食をきっかけに子供は戻ってくる。今度はレヒーハが真横で子供の世話をする。ユッミルの負担が減るとシウとベーニュと軽く触れ合う。仕舞いには這う事を促し、ナーレとメシャーナが見守る。
ユッミルは昼食後、シャーネ、フーニャ、ベーニュ、ナーレ、メシャーナ、ユッホ、スーリ、ソヨッハ、シャーユ、トキホと狩りに向かう。ベーニュとユッホが両脇にくっつく。
「トキホも居ますしあまりは困ります」
「シャーネちゃんの世話はするのに私は放っておくのね」
「その、シャーネは甘え上手なので」
「私は下手って事なのね」
「ユ、ユッホさんは甘えなくても大丈夫です。ただ、子供が多い状況だとどうしても目立つ女性に目が向くと言うか」
「えっと、私は地味って事?」
「ベーニュさん、悪い意味ではないですけど否定はしません」
「やはり軽々と脱いだ方が良いのかしら?」
「そういう意味ではないですね」
「えっと、お姉さん、パパはシャーネさんと話すの、楽しそうだよ?でも家族はネメッカおばさんとこの二人とうちのママとシャーとコトマだけ」
「シャーちゃん、確かにメシャーナは家族だしシャーちゃんもだけどテーファママやファーちゃん達も家族だしシャーネママやシウさんとフーニャママもほぼ家族だし他のママもパパは家族にと思ってるからね。ユッホママとかは都合でしばらくは無理だけど」
「それは不満?」
「家族ってのはずっと一緒に住むって意味ですよ」
「そういう事にしておくわね」
「ここにいないのに家族扱いのシウさんの地位が高いのね」
「えっと、長いですし」
「まあ良いわ。子供の言い分には言い訳は必要よね」
森に入ると獣が中々出ずベーニュが脱いで囮と脅すので抱きながら狩りをする事にする。獣の数は少なく時間をかけても二匹しか確保できずに撤収する。ベーニュとナーレを抱き寄せて帰路に着く。テーファとリーシキが帰っている。
「ベーニュさん、外で脱ぐのはやめて下さい」
「ユッミルは隠してくれるでしょ?」
「そういう問題ではありません。子供もいましたし」
「ユッミルさんが手を出さないから悪いです」
「罰を与えますね」
「何をすれば?」
「目隠しして誰かが服に手を入れるので嫌そうにして下さい」
「ユッミル以外の男に襲われてると思うわ」
「まあ良いですよ」
「ちょっとやめて」
「捕まった分際で無駄だ」
「ユッミル、私も手を出せばいいの?」
「好きにしろ」
「はーい」
「やっ、ユッミル様は汚れた女は嫌だろうし終わりね」
「心配するな、やるなとは言われてるからな。だがそれ以外は奥の奥まで手を突っ込んでやるぜ」
「もしかしてこの罰ってそういう気分にさせておいてお預けって事?酷いわ」
「良い反応ですがここで手を出したら罰になりませんし」
「そういう事ね。はあでも我慢するわ」
ユッミルは入浴後一度服を着てナーレを呼び出す。
「今から相手を願いますがこの後もしばらく居て下さい。何度か相手をしてもらいます。それが了承できないなら今日はしません」
「分かりました。しましょう」
ユッミルはナーレを脱がせてゆっくり触っていく。しばらくして自分も脱いでいく。その後、ユッミルはシャーネを寝たまま運んで脱がして襲う。
「ん?ユッミル?あれ?私が脱いだ?」
「いえ、脱がせましたよ。か弱いですね」
「ユッミル、もしかしてそういう気分、強いの?」
「当たり前です。ナーレさんは中々にですから」
「それでも良いわ。じゃあ私も遠慮なく受けるわね。お子様かもしれないけど我慢してね。ユッミル、すき」
シャーネは甘える様に抱きついてユッミルを褒めながら愛を囁く。ユッミルはシャーネを抱いて口を重ねるが離すとまた囁く。二人共顔が熱くなって赤くなっていく。ユッミルは辛うじて気持ちが良いからこのまま寝る様に促して何とか寝る事にする。
翌朝、服を脱いだまま自然に体を寄せるナーレに起こされる。
「ユッミルさん、早く服を着ないと襲いますよ」
「レヒーハさん?何をしてるんですか?」
「私としてはユッミルさんに襲われても歓迎ですけど」
「私もいますので早くした方が良いですよ」
「リュッサさん、ダメですよ。あなたは子供を作りすぎないって事を口実にしてたくさん触れ合いたいので今は気分が強すぎます」
「なら服を着れば良いのよ。もう脱いだし私達はあなたが着てもこのまま相手しても良いのよ」
「その、お二人から来ないという形でそのままが良いのですけど」
「良いわよ」
「それでも構わないわ」
ユッミルはリュッサとレヒーハと触れ合うがシャーネは機嫌よく寝ている。ちなみに部屋の中央ではずっと家に居る留守番ママの二人と父親に加え、産みそうなマティッセという子育て要員の主力の不在をベーニュとエルネにシャーユにヤーチェで必死に支えている。ユッミルは辛うじて子作りの接触は避けて今度はシャーネを起こす。
「ユッミル、もう昼ね。けど後ちょっといい?」
「うん、そのつもりだよ」
ユッミルとシャーネは少し触れ合うとそのまま昼であり、服を着てくっついたまま昼食に向かう。ユッミルはレヒーハにナキャーロを連れてきてもらってシャーネと世話をする。ユッミルはシャーネとばかり触れ合いすぎという口実で辛うじてシャーネから離れてレヒーハとフーニャと子供を世話しながら話をする。ただ、昼食後はシャーネの甘えを受け入れつつトキホやモティアにクグーウにニーフェの世話をする。しばらくしてフーニャやナーレが娘を連れて来たので一緒に遊ぶ。その日の夜は順番と言い聞かせて風呂はベーニュやシウと共にシャーネと入るが寝る際にはスーリやマティッセと共に向い合わせの位置で寝てもらう。両脇はフーニャとレヒーハで寝る。
翌朝の朝食後はいよいよ女性陣が子連れで寄って来る。テーファにレヒーハとフューリケにシウとスーヒャで寝てる子を見守りつつ母親睡眠中組の世話をする。朝に眠りがちのオーネ、ベーニュ、ヤーチェ、デュテセ、ケーシャ、チェーハ、マティッセ、ソヨッハや生まれたての長男で手一杯のスーリを除いて今日は子供ではなく女性陣が様々な事情からユッミルの近くで子供を世話する。
「フーニャさん、そろそろ心配なら向こうに行っても良いのですよ?」
「君も一緒なら行くが」
「リュッサさんはどうします?」
「そろそろ少し様子を見に行きますからネメッカ様への伝言等があれば早めに」
「それにしてもユッミルの周りはうちの子を含めて娘ばかりね」
「そうだね。リーシキ君やミリット君は貴重だよ」
「ごめんね。うちの子は私が付きっきりで」
「まあコトマはあまり手が掛からないからね。でも嫌われてる訳では無いしメシャの子育ては良い感じだよ」
「うん、頑張るね」
ユッミルにはシャーネ、フーニャ、ナーレ、ユッホがくっついている。
「その、こういう事をしなくても誘いますよ」
「しばらく居てって言いましたし好きにして良いですよね?」
「それはそうですが。フーニャさんもそう急かさなくてもそろそろ相手はしてもらいますよ」
「だと良いがそういう目的ばかりではないぞ」
昼食はナーレ母子やレヒーハ母子と食べる。
「ファーちゃんがいないと寂しいですね」
「そうかな?けどユッミルはユンルクが居ない方が寂しそうよ」
「どっちも寂しいですけど仕方ないですね」
昼食後もフーニャやユッホ、がくっつく。ナーレは子供と昼寝を始めて一度引く。夕食前、スーリは寝てしまうが息子のマロッモは起きてしまう。ユッミルはニーフェやクグーウと共にマロッモも傍であやす。その傍ら、寝ているチェーハを気に掛ける。夕食後、テーファやフーニャにフューリケと子供達を風呂に入れる。
「その、ユッホさん、実は最近ですね、子供の増えすぎは困るけど、その、遊びたいという事で、僕が着たままするという形をとっているのですが」
「ん?えっと、ああ。でももう良いのよね?」
「それはそうなのですが」
「後でちゃんと相手するなら良いわよ」
「その話になると、そもそもユッホさんがいつまで居るのですか?」
「五日は可能だしもう少し居られるわね」
「でしたら大丈夫ですね。ユッホさん、ゆっくり抱き合っていつの間にか脱がしてしまうので最初は着たままで良いですよ」
ユッミルは夜中に目を覚ますとナーレと服を脱いで触れ合ってから寝る。ユッミルは部屋の隅で寝てしまっており、目を覚ますとシャーネとオーネが服を脱いで待っている。
「オーネさん?何をしてるんですか?」
「最近、散々私の真横でそういう事をしてましたので我慢の限界です。シャーネちゃんが良いって言ってくれましたし」
「シャーネはまあ良いけどオーネは」
「別に私は触ってくれるだけでも良いですよ」
「でもシャーネは最近は誘惑を覚えたからそんな姿をしてると」
「前までこういう事をしてってお願いしてたのに嫌がる訳無いわよ。でもちょっと恥ずかしい顔をしてるかも。ユッミルが恥ずかしがる気持ちが少しわかったわ。けど私は気にしないわよ」
「私はついでで良いですよ」
しばらく触れ合うと辛うじて切り上げて服を着る。
朝食は心を落ち着けるようにニーフェの頭を撫でる。ニーフェは少し不思議そうだが少し笑顔を向けてくる。クグーウはミルクを促す。夕食や風呂を終えた頃、指揮所帰りらしきネメッカとソヨッハがやって来る。
「ユッミル、久しぶりね。何か変わったことは無い?」
「大丈夫ですよ。むしろこちらが子供達の様子を聞きたいです」
「特に問題は無いですね。ユッホさんとこの子がちょっと物足りなさそうな位です」
「そういう事ですか、文武両道なわけですね」
「でも武道はユッミル担当ですよ?」
「まだ本格的には早いでしょう」
「そうですね。それで夕食を用意してもらえます?もちろん、ユッミルが膝に乗せて食べさせてくれるおまけ付きなら嬉しいですけど」
「良いですよ」
ユッミルはネメッカとソヨッハを両脇にしてネメッカに食べさせつつ自分も軽く食べる。
「風呂も一緒には?」
「一応入りましたし」
「なら服を脱がせて預かってて下さい。近くで話し相手をして下さい」
ユッミルはネメッカの胸を眼前にネメッカとしばらく話す。
「あの、ネメッカ様、泊まるって事ですよね?」
「ええ、ユッミルが邪魔と言うなら帰りますけど」
「分かりましたけどそろそろ向こうを向いてゆっくり入って下さい。胸が見える浅さはダメですよ」
「分かったわ。でもユッミルが私の胸を気にしてくれて良かったわ。他のを見て飽きてたら困るし」
「ネメッカ様のはしばらくお預けでしたしね」
「ユッミル様、それはお誘いという事かしら?お預けはお互い様なのを忘れてますよ?」
「ユッミルさん、そろそろ私は?」
「レヒーハさん?先程相手したばかりでしょう」
「あれは罰。少なくとも私は物足りないわ」
「仕方ないです。ソヨッハさん、後でレヒーハさんにもきつけをお願いします」
「構いませんよ」
「ユッミル、それは今夜相手してからじゃダメ?」
「えっと、こちらが服を着たままで良いなら構いませんよ」
「それで良いわ。早速来て」
「ネメッカ様、申し訳ないですがトキホちゃんやニーフェにクグーウをゆっくり寝かせてから来て下さい。やはり塔でないとゆっくりはできませんね」
く。レヒーハは薄ら赤い顔で上機嫌でしばらくするとユッミルに抱き付く。顔を近づけて来る。ユッミルは口を重ねる。
「ソヨッハ、お願い」
「レヒーハさんの体を触れなくなって残念です」
「分かりました。今日はこの後もこのまま横にいるので好きにして下さい」
「ネメッカ様としますよ?」
「ええ、大丈夫です。勢い余って襲っても構いませんよ」
「いえいえ、その辺りはまだ一人しか子供がいない人達の事が一段落してからですよ」
ネメッカがやって来る。
「服は私が脱いだ方が良いかしら?」
「ここまで来たら僕が脱がせますよ」
「じゃあ任せるわ」
「ネメッカ様はやはりおきれいですね」
「ユッミル、そう言って何もしない気かしら?自分も脱いだからって誤魔化されないわ」
「待って下さい」
「ユッミル、私が我慢できる時間はそう長くないわよ?」
「残念です。ネメッカ様の様な方にこういう姿をして頂いてゆっくりするのは怠慢ですしね」
「そうは言いませんがやはり弱い私ではユッミルの正妻には厳しいのかもしれません」
「何を言ってるのです?ネメッカ様こそそう言っても来てはくれませんよね?」
「それはそうですが体をベタベタ触る女って魅力的じゃないと思ってますし触るよりも触ってくれた方が良いです。いつもユッミルにくっついていくのはユッミルも抱き返してくれるのを期待してるからです。でもそのアピールが足りないのですね」
「ネメッカ様?そんな事は」
ネメッカはユッミルに覆い被さると抱き込んで全身を押し当てる。何度か口を重ねると共に押し当てを強める。
「ユッミル、ここまでさせて何も返さないならやはりこの夫婦関係は私が一方的にユッミルを好きすぎてユッミルの意のままに私が泳がされてる事になりますね。もっと都合良く私に色々させて良いのですよ?」
「そうしたいのですけど無理そうですね」
「本当にお二人は程々にして欲しいものです。大半の子は寝てますけど起きてる子もいるのですよ」
ケーシャは赤子の世話をしながらユッミルの周囲を見張りつつ子供達を含めて視界を遮っている。翌朝、ユッミルの目の前にはネメッカの尻、真横にはレヒーハの胸がある。
「ネメッカ様」
「ん?ああ、どうしたの?ユッミル、続きがしたいなら別に許可なんていらないわよ」
「いえ、その、昨日はかなりやりすぎた気がしまして」
「ユッミル、ユッミルを誘ったのは私。これでも足りないわ。やはり私の方がユッミルを好きね」
「これ以上はできませんよ。これも易易とは」
「そうね。私はユッミルを丸々と信用してるけどユッミルはそうじゃないしね。少し腹が立つからせめてユッミルを尻に敷くわね」
「もう敷いてますよ」
「違うわ。醜くて汚い尻を味わいなさい。その、ごめんなさい。ユッミルの口元に耐えられるわけがなかったわ」
「ネメッカ様、美しい女性がそんな姿で男の前にいると危ないですよ。もう遅いですが」
「ユッミル、私は美しい女性じゃないの?」
「私も違うみたいね」
「シャーネはこれからそうなるからきっと僕以外も誘えるよ。ベーニュさんはその、待つとかしないですし分かりません」
「そうね。待たないわね。まあ良いわ」
「はあ、せっかくユッミルを独占できたけど行かないといけないのが残念ね。ユッミルが引き留めてくれたら変わるけど」
「その、やはり仕事優先かと。私も一緒には居たいですが楽しみは雨季や寒季まで我慢しますよ」
「分かってるわ。じゃあ行ってくるわ」
ネメッカはユッミルに服を着せさせて寮に向かう。
「ソヨッハ、一応きつけをお願いできるかな?」
「その前に私としてくれませんか?朝食後で構いませんので」
「良いよ」
ユッミルは朝食後にソヨッハと素肌で触れ合う。ソヨッハはユッミルに服を着せるときつけする。
「ありがとう、ソヨッハ」
ユッミルはソヨッハを軽く抱くと服を着せる。
2節 常態化
ソヨッハを横目にシャーネが寄ってくる。
「ユッミル、さっきは勝手に他の男とか言ってたけど二人目の子供ができるかもしれないしそんな可能性は無いわね」
「シャーネ、服を着ようか」
「きつけの効果だろうけどもっと行ったら…」
「シャーネ、それもあるけど昨日ネメッカ様とかなり激しくしてしまったからだよ。シャーネは十分だから今は着て。脱いでも手が出ないと不満になるだけだよ」
「分かったわよ」
ユッミルはシャーネが服を着ると膝に乗せてクグーウ達を世話する。昼食もテーファ達と子供を世話しながら食べていく。食後はユッホとフーニャを呼んで子供の世話をする。夕食後、スーヒャやケーシャにテーファと子供達を風呂に入れる。
「ん?服が無い?」
「フーニャ、君の服は預かった。返して欲しければ付いて来い」
「ああ、そうか。体を摺り寄せて機嫌を取れば早く帰ってくるかもなだと?そんな曖昧な事…だがやむを得ない」
「従順なのは感心だ。その体、楽しませてもらうぞ」
ユッミルはフーニャを抱えて部屋の隅へ向かう。
「か、返して欲しければ一晩中相手をしろだと?」
「逃げてもいいぞ。返すとは保証してないからなあ」
「構わない。それが無いとどうしても困るからな」
「じゃあ行くぞ。ただ、この流れだとこちらが脱ぐ機会が無い」
「それは後で何とかする。とりあえず来て良いぞ」
「ユッミル、楽しそうね」
「けど求められてる方が良いでしょ」
「その点はあなたも大丈夫よ」
「そうですかね?」
「くっ、だが無事帰れればそろそろ夫と子供を」
「ん?はっ、フーニャさん、それはどういう意味ですか。まさか」
「ユッミル、私は何日も君の傍から離れていない。今が好機だぞ。もちろん、明日か明後日にもう一度、もしくは更にやった上でもうしばらく一緒にいるぞ。もっともこんなお子様を相手にするのは君位だが」
「良いでしょう。フーニャさんが少々嫌がってるふりをしてもやりますね」
「やはり今日は程々に、ユッミルは脱がなくてもいいぞ」
「いえいえ、もうその気になったので」
「心の準備が、べた惚れと分かっても飽きないでもらいたいね」
「フーニャさんはそんなつまらない事になりませんよ」
翌日、ユッミルはフーニャとレヒーハと機嫌良く子供の世話をしていく。昼食後、チェーハの体調が良くなさそうなのでソヨッハに回復させつつ、ロラフィエやニーフェやクグーウにレヒーハ母子やフーニャ母子とマティッセ共々見守る。しばらくしてチェーハが静かに寝るとユッミルは寝床から距離を取って子供の遊び相手をする。シウが寄ってくる。
「ユッミル、本当は分かってると思うけど」
「シウさん、クグーウ達の世話中なのですが」
「ちょうどいいわ」
「はい?」
「ユッミルは人の体を魅惑的とか言って慎重にしか扱わずに普段も体だけに甘えてくる」
「仕方ないでしょう」
「でも本当はもう慣れてるのに私の事が面倒だからね」
「えっと、もしかしてやはり側室をやめるという事ですよね?」
「違うって言ってるでしょ。もしかしてやはりって何よ?」
「そうでないなら良いですよ」
「話は終わってないわ」
「側室をしてもらいますよ」
「ユッミルはやはり私の体以外に興味が無いのね」
「そういう訳ではないですが現実にあるので無視できません」
「それよ、それ。その言い訳」
「仕方ないでしょ」
「そういう事なのでユッミル、今から私の体をしっかり揉んで」
「はい?」
「私と会話しましょ」
「それでも変わらなければ納得するんですね?」
「もちろんよ。でも雑に触らないとダメよ」
ユッミルはシウの体を適当に触っていく。シウはユッミルに話しかける。
「確かにシウさんが気にしていないので少しは変わった気もしますがそれはそれとして近いうちにお相手頂こうとしていたのですけどどうします?」
「ユッミルは上手いわね。分かったわ、本格的にはそれが終わってからね」
「今回は待たせてしまったので確実にする為に数度しますからね」
「分かったわ」
その日の夜はシャーネとレヒーハと部屋の隅で寝る。ユッミルは早朝に目覚めると服をさっさと着てマティッセやチェーハを見守る。メシャーナ母子とナーレ母子とユッホも並ぶ。
「回復しようか?」
「そうですね、お願いします」
ユッホはチェーハとマティッセを回復する。朝食後のユッミルは子供達の世話に忙殺される。
「頑張らないとこうなっちゃうわね」
「シウさん?」
「事前に子供達を囲い込まないと」
「何を言ってるんですか。結局、僕がやるかママがやるかの違いでしょう」
「そんな事ないわよ。そのママを結局、集めてしまうユッミルは子供も集めるわ」
「パパが一人しかいないだけですよ、それも」
「もちろん、ユッミルがそういう事を言い出さない様に基本は頑張るけどそもそも私達ママは子供達にユッミルを好きになってもらう様に仕向けてる訳だけどやめようかしら?」
「やはりママの言う事は聞かないとダメなのですね」
「はあ、じゃあママが夜の相手を指定したら言う通りにするの?」
「少なくともママ側がやろうと思えばできますよ?」
「しないわよ。ユッミルが脱がなくなったら困るしネメッカに逃げられるだけだし」
「そうですね。酷い指定ならシウさんを抱いて盾にして寝てしまいます。ただ、何度も言っていますがしばらくはシウさんも含めて止めていた分を戻すのでママには脱いでもらいますよ」
「でも今日はチェーハちゃんを気にしてる訳ね」
「そうですね。チェーハはママの結託に加担してませんし信用しています」
「ママ達は信用できないと?」
「ええ、ママ集団は体で誘惑してパパの意思を骨抜きにしようとしますし」
「けどママの結託なんてユッミルが誰かを誘ったら簡単に崩れるわよ。ユッミルの誘いを断る子はいないわ」
「あの、ママ集団の結託に誘われた場合にその中から誰かを選んで他を断れと?」
「まあ事前に結託しない様に誘っておくかしら?」
「はあそれができる状況でも結託されたら説得しますよ。順に相手をすると」
「じゃあそうならない様にする事ね」
昼前、チェーハが呻いたので駆け寄るとチェーハはユッミルの手を握る。しばらくして比較的円滑に子供が出てきてやはりユッミルが取り上げる。チェーハはユッミルに赤子を抱かせながら赤子に話し掛ける。しばらくしてチェーハは赤子と眠っていく。昼食後、ユッミルはフーニャを部屋の隅に連れ込むと押し倒して服の裾を捲り上げる。
「ユッミル殿、昼間からとは熱心だな、驚いたぞ」
「熱心かは分かりませんが行きますね」
「もちろん、構わないぞ」
「ところでフーニャさんはもう子供が二人いますが何人欲しいのですか?」
「それはネメッカ次第だろう。ネメッカが五人ならユッミルが強引にしてくれない限り、我々は三人で我慢せざる得ない」
「でしたらネメッカ様と二十人作ったら十数人、いえ、十八人ですか?」
「それは困るな。なるほど、そういう意味なら流石に十人を超えるのは望ましいとは思わないし五人位なら満足だがネメッカが十人を超えたらもう少し欲しくなる気がする」
「分かりました。それなら問題はありません。任せて下さい」
「そう言えばユッミルは女の恥ずかしい姿を見たいのだったな」
「そうではなく恥ずかしい姿を自分だけ見せたくないとしか言ってません」
「ユッミルは私を舐めてるぞ」
「フーニャさん?何をして?」
「君が女にやって恥ずかしいと言っていた行為を真似てるに過ぎない」
「ですがそういう事をされると激しくしたくなりますね」
「ユッミル、我々は君に体を好きにしてくれとしつこく言っているのだがそれは恥ずかしくないのか?」
「それは側室の役割ですし」
「それでは君が私の体の何処を触っても男の役割と解釈しよう」
「分かりました、分かりましたよ。フーニャさんはそんなに私と触れ合いたくて恥ずかしいですね」
「ああ、ユッミルとのこういう時間は好きだぞ」
「こちらも…」
「ダメだ。それだと私が恥ずかしくなくなる。それに君は我慢できたが私はあまり我慢できていない恥ずかしい女だよ」
「分かりましたよ。でしたら私は我慢できないフーニャさんの体で遊んでいる事にします」
「構わないが飽きないでくれよ。策を弄するのはあくまで飽きられない為だからな」
「フーニャさんだけ飽きるは無いと思いますよ」
ユッミルは昼間から長時間フーニャと触れ合う。事を終えるとレヒーハを呼ぶ。
「もしかして次は私ですか?」
「身勝手で申し訳ないのですが一緒に風呂に入りましょうね」
「えっと?」
「レヒーハさんはやはり落ち着きます」
「ユッミルさん?」
「いえ、脱いでる時はそれはそれで良いのですから子供もちゃんと作りますけどね」
「そう言っても」
「すぐとは言っていないだけです。近いうちにお願いしますよ」
「まだ待たされるのは嬉しくないですからね」
「では風呂をご一緒願います。リュッサ、風呂に水を」
「仕方ないですね」
ユッミルとレヒーハは早めの風呂に入る。
「レヒーハさん、服は?」
「ユッミルさんに汚されたので洗いました。明日朝まで着れません」
「シャーネちゃんに脱水…」
「完全には無理ね」
「そうですか。なら好きにしますね」
「ユッミルさんが楽しそうで良かったです」
「何処に手を出されてるか、分かってます?」
「ユッミルさんが楽しいなら痛くないので問題無いですね」
「僕は子供ですか」
「そうですね。息子と同じでわがままを受け入れたいです。何よりこちらも求めているのでわがままですら無いですね。そのまま部屋の隅に連れ込んで欲しいですね」
「あの、子供が真似するので授乳用の予備の服、お願いできますか」
「分かりましたよ。ユッミルさん、好きにして良いですからね」
「しませんよ」
夕食を終えるとメシャーナを呼んで抱き込む。
「私としたい訳では無いのよね?」
「そうだね。メシャはあれに加担してないし安心できるから」
「良い子じゃないよ。私では役に立たないだけ」
「メシャは良い子だよ」
ユッミルは子供の風呂を手伝う。
「ユッホさん、一緒に入りましょうか」
「ひゃっ。その、急に掴まれると。でも良かったわ」
「ではでは」
「ユッミル?側室は私の方なのだが」
「今日はそういう気分なのでユッホさんのを触っているだけですが嫌ですか?」
「そうなの?まあ良いけど」
ユッミルはユッホと風呂から出る。
「その、このまま」
「そうか、なら背負っていく。どうやら今日のユッミルはいつもと逆が良いらしい」
「そういうつもりじゃないですよ。甘えてるだけです」
「良いからユッミルは寝ながら待っていればいい」
ユッホは部屋の隅でユッミルを襲っていく。
「やはりユッミルは襲うのに飽きたのかしら?」
「そうだとしても勝手にやったら怒られるしこっちから行っても空振りが増えるだろうし」
「ユッミルはシウとかなら受け入れると思うけど。脱いではくれないかもしれないけどね」
「ユッホさんは優しいですね」
「私がしたいからしてるだけ。ユッミル、どうしたの?そんな事を言ってもこれ以上は無いわよ」
「黙ってお任せしますね」
しばらくして二人は抱き合ったまま眠っていく。
翌朝、シャーネとベーニュも近くで寝ている。
「適当に触れ合うだけなら構いませんよ」
「私はそれで良いわ」
「それなら遠慮なく」
「ユッミル、もう1人目は居るのだし数日位は我慢できるわよ」
「数日ですか」
「そうね。でも無理強いはしないし別に毎回脱いでもらう必要はないわね。ユッミルさんがそれで良いなら仕方ないわね」
「分かってますよ。こちらから何回も誘って何も無しはしませんよ。ただ、ベーニュさんから来た場合は数えませんけど」
「でもやらないとは限らないでしょ?」
「それはそうですが期待しないで下さい」
「今日もできたらと思っただけ」
「そう言われても困ります」
しばらくして朝食を食べながらニーフェやモティアの世話をする。チェーハは寝ている。
「ユッミル、大人に飽きたら若い女かしら?」
「飽きてはいませんがそもそもシウさんも一日中服脱いだままは嫌でしょう」
「そんな事は無いけどユッミルが嫌そうだからしないわよ」
「そういう事にしておきます」
マティッセの様子を見てすぐは大丈夫と判断してフーニャやユッホにシャーネ、ベーニュ、メシャーナとナーレとフェノやターヒョにエコを呼んで狩りに向かう。この日の狩りは好調で五匹を仕留める。生き血はターヒョが持ち帰り、エコは大量の肉で溢れる昼食に招待される。昼食後、しばらくしてエコは店に戻る。夕食後、ユッミルはユッホを部屋の隅に連れて行って服を脱がせて触れ合う。しばらくすると抱き込んで眠っていく。
翌日、ユッミルは昼食前に女性陣を呼び寄せる。
「昼から向こうの家に行くのでシャーネとかは一緒に来てね。フーニャさんとかユッホにシウさんも特に今後子供の事がある人ですね。ナーレもお願いします。レヒーハさんは子守があるので残ってもらいますがオーネは寝てますしベーニュは任せます」
「えっと、私を連れて行きたいの?」
「そうだね。ユッホさんとフーニャさんは様子見を兼ねてシウさんはそろそろ相談ですかね」
「チェーハは良いの?」
「チェーハは当面は休ませます。ニーフェの事もクグーウと同じで半分こちらで決めても良いと思ってますし」
「ユッミル、私も行くよ」
「休んでて良いのですよ?」
「散歩位はしておきたい。ニーフェを抱いて連れて行くのは控えるけど」
「分かりましたよ」
昼食後、シャーネ、チェーハ、ナーレ、ケーシャ、シウ母子、ユッホ、フーニャ、ヤーチェ、モティアで新居に向かう。
「ヤーチェさん、付いてきても子供の居ない女性には無関係ですよ」
「これからできるかもしれませんし。それとも私とは永遠にしないのですか?」
「そうは言ってませんが気が早すぎます」
「けど止めませんでしたよね?」
「はい。ただ、付いてきただけですね」
「それで大丈夫ですよ」
「それよりユッミルはその子を連れて来たのね」
「ええ、オーネさんはああですがこの子は結構利発ですしミリットやトキホを除けばリーシキ君はともかくカッサちゃんと同様に次はこの子でしょうし」
「そうね。あの親なのに良い子よね」
ユッミル達は新居に着く。ファッリーユが突っ込んでくるので抱き上げる。ネメッカも寄って来る。
「大所帯ですね。下見の人も多いみたいですね」
「はい、今回の目的はそれですね。近い方が居るので明日の昼には戻りますが」
「ユッミル、ネメッカさんをお借りして良いかしら?そうですね、先にその方が良さそうですね」
ネメッカがシウと壁際で話を始めるとネミークやヌーグがユッミルに寄って来る。
「元気だった?」
「うん」
「ここ、楽しい?」
「分からない」
「そっか」
「パパは楽しい?」
「楽しい筈なのだが、えっと、お姉さん達が優しいから楽しいよ」
「お姉さん?」
「シャーネ、ネミークから見てだよ」
「ネミークから見たらおばさん…」
「いや、シウさんは誰から見てもおばさんではないよ。当然、僕と年が近いユッホさんも違う」
「けどユッミルはこの子達の父よ」
「パパはパパ、ママはママ。ママ仲間はお姉さん」
「分かったわよ」
ユッミルはしばらくして再開した数数えの授業を見ていく。
「ユッミル、急に来るから休憩の時の間食は足りないわね」
「僕は良いですよ」
「数人分の余裕はあるけどユッミル以外はダメでしょ」
「そもそもユッミルだけが来る位はいつも準備してるし」
「えっと、どうしますかね」
「はあ、ユッミルの間食の好みが知りたいの」
「それなら仕方ありませんね」
ユッミルには子供達が寄って来る。
「そっか、上の子達の方が慕ってくれてるのかもしれませんね。向こうではここまで来てくれませんからね」
「そうね。パパだしね。小さな子は乳目当て」
「一部違う子もいますが」
「まあユッミルは世話焼くしユッミルだけで十分の子もいるわよ」
「そうだと良いですね。けどこの人気も束の間、学校に行けば他の事に精一杯になるだろうけど」
「そんな子ばかりではないと思いますしユッミルには私がいますよ」
「そうですね。ただ、それでは代わりは利かないと言いますか」
「そうですね。最近の私は大人しいので子供がどうでも良くなるほどユッミルと触れ合ってませんね」
「分かりましたよ。けど子供と仲良くできたら良いなという話ですよ。とにかく」
ユッミルはファッリーユを膝に乗せてネミークに話しかけていく。
いくつかの授業を終えて夕食の時間を迎える。
「ユッミル、今日は隣良いですか?」
「はい」
「ユッミル、そろそろ私も塔に戻りたいのですけどテーファやリュッサにエルネだけでは人員が持ちません」
「そうですね。そろそろフーニャさんに交代しようとはしていたのですが。僕も滞在したいのですがもう一人妊婦が残っていまして」
「もちろん、各団の人員が居ますので最悪の場合は母親は居なくても良いですがやはり二人は置いておきたいですしできれば五人位は欲しいですね」
「分かってます。とりあえずヤーチェさん、お願いできませんか?」
「えっ、それは」
「それとですね、店に行ってミューレさんに相談してエコさんを借りても良さそうですね」
「そうですか。最終的には明日ですね。結局、しばらくはユッミルと一緒に居れそうに無いですね。塔かここに居ないといけませんし」
「団の仕事を押し付けてしまってますね」
「それは元々ユッミルが居なくても問題無いのですが子供達は寂しそうですよ」
「そうですね、テーファさんにも負荷を掛けてますし」
「私は問題無いですよ。生まれたてのロラフィエと接していないのが気がかりですけどね」
「ええ、ロラフィエは僕が世話する事も多いですよ」
「ありがとう、ユッミル君」
「とにかくいずれは交代しますのでもう少し辛抱願います」
「分かりました。いずれにしても明日はイーサと交代しますので塔に帰ります」
「私もマティッセさんの事が終わり次第、行きます。本格的にここに滞在となるとニーフェやクグーウも連れて来るのですけど」
「えっと、必ずしもユッミルが残る必要はないですよ」
「そうですね。ただ、最初の数日は手伝います」
「分かりました」
翌日、朝食後にシウとミリットを残してフーニャにナーレやシャーネ達と家に戻る。帰路の途中でケーシャと出くわす。
「ああ、行くの?」
「いえ、その帰りますよね?」
「ええ、そうですよ」
「なら私も戻ります」
「えっと?」
「今、家にレーティスちゃんが居てユッミルさんを待ってます」
「ああ、分かりましたけど」
「それでイーサさんを掴んで引き留めてますね」
「は?ああ、そうですか。困りましたね」
ユッミル達は少し急いで帰宅する。家に帰るとレーティスが突っ込んでくる。イーサはさっさと向こうへ向かう。
「レーティス、ダメだよ」
「パパいないとこまう」
「えっと、もう話せるの?」
「うー?パパ、来た」
ユッミルはトキホにモティアにニーフェにクグーウにロラフィエの五人娘の世話をする。
「結局、この家は子供ですら女子が多いのですね」
「大人しいですがヨータ君もいますよ。コトマもいますし最近生まれた子はの男の子が連続してますし」
「そうでしたね。ユッミルさんは不思議ですね」
「偶然ですよ。ずっと交互だとそれはそれでおかしいでしょう」
「そんなものですかね」
「それにママの方は交互が多いのでは?一度男の子が集中して交互になっていくとこれからもそうかもしれません」
「ただ、小さい子もまだまだ女の子が多いわよ。フーニャさんやシャーネさんや私の一番下は女の子だしシウさんもベーニュさんもよ」
「そうでしたね。レヒーハさんはまだ長男がいませんでしたね」
「それはユッミル次第ね。急かす事は無いけど私だけ置き去りにはしないでね」
「それは大丈夫ですが流石に五人目とかになると全員とはいかないかもしれません」
「気が早いとは思うけど。そうね、考えておくわ」
ユッミルが大人と話している間、五人娘はユッミルにくっついて大人しくしている。
「ユッミル、そこまで疲れは無いし十分休んだから仕事に戻ろうと思うのだけど」
「明日は狩りに行くので同行して様子を見てからですね」
「分かったけど慎重すぎないかしら?」
「その、子供は男女一人ずつ以上は当面やめておきますか?」
「そっか、最近は私が寝てただけだしね」
夕食はニーフェにクグーウにロラフィエをチェーハやリュッサと世話する。子供達と入浴後、ユッミルは服だけ持って部屋の隅に行く。
「来ましたけどユッミルさんはもう準備できてますね」
「そうだね。今日はもう待ってるから脱いでから入ってきて」
その後、ユッミルはチェーハを抱いてしばらく触れ合った後、覆い被さりながら抱き合う。シャーネの時とは違って静かに抱き合っていく。
「ユッミルって激しいのか、ゆっくりなのか好みが分かりづらい」
「こっちに合わせてるわね」
「私も変えないしね」
「私は比較的任せてるけどね」
「あなたは得ね。我慢できるのが羨ましい」
「ベーニュさんもユッミルさんに好きにしてもらってるわね」
「そうね。ユッミルもその方が良いだろうし」
「まあまあ、ユッミルさんはたくさんの女性を相手にしてますしこちらが自然体で個性を感じてくれた方が良いでしょ」
「けどやっぱりそう簡単には割り切れないわ」
「チェーハ、今日はここまでだけど今後は数日間おきに数回する事にしたから仕事復帰はまだという事でお願いね」
「分かりました」
「そこの三人、こっちに来て下さい」
「ってどうして服を。ああそういう事」
「私の好みがどうとか言ってましたが女性だけが脱いでるとあなた達が触れ合いを熱望していて少々激しくしても大丈夫みたいな感覚は好きかもしれませんね」
「ユッミル、抱いてくれたら嬉しいです」
「ではお言葉に甘えて」
ユッミルはレヒーハと触れ合う。
「ああ、ベーニュさんは良いです。風呂とかで密かに手を出してますし」
「良いわよ」
「じゃあシャーネ」
「うん」
「シャーネは大人になったよね。反応してくれる様になったし」
「その、ユッミルとしたいし」
「シャーネは良い体してるね。ついついやりすぎそうになる」
「っと、やっ。嫌じゃないけど恥ずかしい顔になってるわよね。ユッミル、呆れないでね」
「僕もなので顔を近づけて誤魔化しましょうか」
ユッミルはシャーネと口を重ねる。
「でも私達の口が半開きのを君も脱いで奪うのが一番でしょ。ユッミルに触られたらすぐそうなるからありがたみが無いのかしら?」
「今はシャーネとの時間ですから」
ユッミルはシャーネと触れ合った後にレヒーハとも触れ合う。
翌朝、ユッミルは柔らかい感触で目を覚ます。
「手を返して下さい」
「もう分かってる癖に」
「物好きですね」
「ユッミルは無抵抗になると優しいし」
「さあ服を着て下さいね」
「仕方ないわね」
その日の昼前にユッミルがマティッセの様子を確認するとマティッセの様子が近そうだったので狩りを中止する。夕方、マティッセは呻くが一度収まる。夕食や風呂を経ても様子に大きな変化は無く心配だったものの長期化を勘案して早めに寝る。ユッミルはフーニャを抱き込んでシャーネとベーニュを両脇にテーファやレヒーハと向かい合って寝る。レヒーハの隣にはマティッセも寝ている。
「ユッミル殿、強く抱くのは良いのだが狭い。子供に服で遊ばれる可能性もあるし」
「そんな子はいませんよ」
「ユッミル殿の手出しは大歓迎だぞ」
「分かりましたから。ただ、その手は塞がってますけどね」
「手出しは私の方がしやすいわね」
「この寝方をしておいて手は出しませんよ。もちろん、フーニャさんに襲われたら何もできませんけどね」
「そんな事はしないぞ」
「ええ、だからですよ」
「それだと娘の地位になる気がするが」
「娘の地位は高いと思いますが」
「実の娘ならだろう」
「傍にいる時間が長い程度ですがおねだりはしやすいですよ」
「分かったよ。喜んでおく」
3節 学校見学
翌日未明、レヒーハに起こされる。そのレヒーハ自身も眠そうでメシャーナやスーリ等は元気そうだが眠そうな女性陣は多い。ただ、ユッミルはマティッセの踏ん張りを見て眠気を飛ばしていく。
「ユッミルさん、お気づかいありがとうございます」
「えっと、大丈夫ですか?」
「少し詰まってる気がします」
「水を下さい」
「えっと、大丈夫ですか?」
「はい」
「誰か水を、それにレヒーハさん、回復を」
「水?関係なさそうだけどまあ良いわ。待ってて」
スーリはすぐに水を持ってくる。踏ん張ってはいるらしいが様子に変化は無い。しばらくして母親を乳児に奪われがちなカッサやモティアが寄って来る。ユッミルは二人を抱き寄せてマティッセを見守る。
「寝てて良いよ」
「パパ、お腹すいた」
「ママ、朝食を済ませてて良いですよ」
「パパも食べる」
「パパはまだお腹すいてないよ」
「カッサもたべていいから」
「ママはカッサにどういう言葉を教えてるの?」
「ユッミルさん、子供の言い間違い位よくありますよ」
「カッサのもあげるからと言える様にして下さい」
「ユッミルさんは過敏ですね。深い意味はありません」
「カッサっておいしいの?」
「わかーない。ママに聞いて」
「ユッミルさん」
レヒーハはユッミルの唇を奪う。
「カッサも食べる」
「そういう事ですか。口が汚れ…まあ娘のなら、大丈夫ですかね」
「ユッミルさん?」
「つまり、さっきはカッサにキスして良いって言われてた訳ですね。腹は満たせそうに無いですね」
「カッサはそうは思ってないかも」
「しかし、娘に口を差し出されるなんてのは貴重ですし」
「そんな事は無いと思うけど」
「カッサ、好き」
「ユッミルさん、ずるいじゃなくてダメですよ。私達で我慢して下さい」
「心配しなくても学校行く様になったらして良いなんて言いませんし」
「だと良いですけど。そうですね、ママがさせてないのも悪いですね」
「えっと、いえいえ。ただでさえ脱いでもらってますし」
「はあ、ユッミルさん。私、一緒に風呂入る時、嫌そうにしてます?」
「そうは言いませんが分かりませんね。シャーネとかは上手く甘えてくれてますが」
「子供の世話をしてるから気が回らないだけで嫌ではないですよ。先日も一緒に隣で入ったでしょう。その時、ゆっくりしてましたけどね」
「風呂とは別でしょう」
「まあ良いです。口はこちらからすれば良いですしね」
「お任せします」
結局、レヒーハはカッサを連れて朝食の用意に向かう。
「ユッミルさんも良いですよ」
「えっと、それはまだかかるという事ですか?」
「話が早くて助かります。そういう事ですので遠慮なく」
「すぐ戻りますね」
ユッミルがモティアと朝食を食べて戻ると確かに状況に大きな変化は無い。ただ、レーティスが目を覚ましてユッミルにくっつく。しばらくするとマティッセは呼吸が荒くなり、踏ん張っていく。苦悶の表情と強い意志が代わる代わる現れる。しばらくすると子供が見える。それからも少し長かったが辛うじて出て来る。どうやら少し大きめの男児だったらしい。
「少し太いですが大きな差は無い気がします。それだけでかなり大変なのですね」
「ユッミル、そう思うならお尻を揉んでよ」
「シャーネは何を言ってるの?」
「私は若いからそこまででは無かったけど子供を産む際に腰とかが痛いのよ」
「普段は関係ないよね?」
「いや、子供を世話してるとその辺の負担が大きいし普段も欲しいわね。ユッミルの前ではちょうど服脱ぐし」
「シャーネ、言っても無駄か。何でもないよ。でもそんな事は頻繁にはしないよ」
夕方、リュッサが戻って来る。
「ユッミルさん、少し急ですけど明日、イーサさんがお話があるそうなので向こうに来てもらえますか?」
「えっと、構いませんよ」
ユッミルはロラフィエとレーティスにミルクをあげながら夕食を食べる。レーティスは机の食事に興味を持っている。レーティスはそのまま風呂にも一緒に入る。フーニャに抱かれて風呂から出るが不満そうだ。ユッミルはリュッサやフューリケにスーリと子供の世話をする。そうしているとメシャーナが風呂に入って来る。
「ユッミル、疲れた。体を揉んで」
「良いよ」
ユッミルは肩を揉む。
「じゃあ次は脇から胸の方ね」
「えっと」
「私は子供よね?胸が大きくても気まぐれに子供は作るけど基本は子ども扱いであまり相手してくれない。それでも良いけどそれなら気軽にしてよ」
「それはそうかもしれないけど」
「胸の下から強く押すってのが自分でできないからしっかり掴んで揉んで。側室扱いでも私は良いけどそうじゃないなら私の凝りを確認しながら揉んでね」
「でも胸が原因なら肩が凝るんじゃないの?」
「脇の下、胸の横が少し凝ってるわね。そこを解して」
「まあ良いけどシャーユに頼めば?」
「ユッミルが良いの」
「やるけどね」
「ありがとう」
ユッミルは風呂から出る。
「は?誰が?ああ、レーティスか」
「パパ、いたかった?」
「驚いただけだよ」
「流石に奇襲はしませんよ。それにユッミルさんの機嫌を悪くするなら我慢します」
「レヒーハさん、前のあなたの方が魅力的ですよ。そもそもあれはレヒーハさんに向けて言った訳じゃないですし」
「急には変わりませんからご心配なく」
「その、レヒーハさんはお疲れですし今日はゆっくりお休み下さい」
「ユッミルさん?」
「シャーネ」
「あっ、お誘い?」
「いえ、今日はシャーネとはしないよ」
「何それ?」
「向こうに行くって言ってたでしょ?それを手伝ってくれたらね。ユッホさんはそろそろ帰るから優先だし」
「じゃあ脱いで待ってるわね」
「気軽になりましたね」
「そうかもね」
「チェーハも少し待っててね」
「それでベーニュさん、来て下さい」
「そんな姿で断らないわよね?」
「明日から数日間、新居で子供の世話をしますがそこに同行する人を優先します。こちらで子供を世話する人は疲れさせない為に後回しです。レヒーハさんをお断りした理由はそれだけです。マティッセさんは産んだばかりですしね。ソヨッハはもう膨らんでます。他の子はそこまでの気は無さそうなので後はベーニュさんです」
「分かったわ。行って欲しいのね」
「その上でユッホさんが先ですけど良いですか?」
「ええ、気にしないわ」
「その、私も最後で良いのでお願いできますか?」
「スーリさん。えっと、構いませんよ。かなり後…チェーハ、明日に新居でこっそりしようか」
「分かりました。お待ちしてます」
「それ、私はダメなの?」
「メシャか、良いけど子供ができるかは分からないぞ。一番最後だし時間は少ない」
「大丈夫。コトマを連れて新居にも付いて行くね」
ユッミルはユッホやベーニュと軽く触れ合うとスーリとゆっくり触れ合う。
「メシャ、一応脱いでるけど基本的にはしないからね」
「私と子供を作らない為に他の子とも程々にしたの?」
「そんな事ができるほどではないよ。ユッホさんは今日は口が良かったみたいだしベーニュはこっちが軽く行くと合わせてくれるしスーリさんとはちゃんとしたけどネメッカ様の抱き付きに比べれば浅い」
「ネメッカは強いの?」
「そうだね。好きって言ってるから責任を取る気だと思うよ」
「私は責任を取らせてくれないのよね?」
「まだ取れるとは思っていない。けどメシャがこのままで良いなら確かに体は大人になりつつあるしそろそろ構わないよ。側室たくさんであまり相手できないけど」
「今日ではないのね」
「そうだね。けどそろそろ他で男を作らないと逃げられなくなるよ。コトマが向こうの寮に行く頃にはメシャも本格的に向こうの寮を手伝ってもらうし」
「そっか、私の胸なんてユッミルに揉まれないと無駄だし」
「いや、この大きさは掴みにくいから」
「ちゃんと揉めてたけど?」
「押してただけでしょ」
「じゃあ撫でて」
「えっと、分かったよ」
「ユッミル、嬉しい。好き」
「やはり胸が大きいだけの子供かな?」
「襲ったらダメだよね?」
「分かったよ、横から抱き付く位は良いよ」
翌朝、ユッミルはメシャーナを抱き込んでいく。
「ユッミル、やはり揉めるのね」
「いやいや、メシャーナが大人しく寝てないと無理だね」
「それはどういう意味?」
「メシャが反応して動いたら無理だね」
「起きたからって離すの?」
「とりあえずはね」
「撫でれば良いでしょ?」
「そろそろ起きるから後少しね」
ユッミルはシャーネにフーニャ、メシャーナ母子、ベーニュ母子、ユッホ、スーリ母子、ロラフィエ、ナーレ、チェーハ母子、カッサと寮に向かう。
「ユッミルさん、呼びつけてすいません」
「いえ、それは構わないのですがどうしてエコさんはともかくミューレさんまで」
「それは後で話します」
「ここではユッミルさんに手を出してはいけないとの事できちんとルールは守りますよ。ただ、ユッミルさんが手を出す分には問題は無いと思いますけどね」
「シウさんがいるのにあなたに手を出す訳が無いでしょう」
「私は?」
「ああ、テーファさん。居たのですね」
「見えてなかったのね」
「子供の教育に悪いのでこれ位にしておきます」
「えっ、やはり家に帰りたいわね」
「テーファさんが居るならシウさんすらいりません」
「そうなのね。いらないならさっさと言って」
「はい?」
「いらないのでしょ。ならくっついて来る私を追い払って」
「では、何処か行かないと揉みますよ?」
「ユッミル、そういう事をするって事は今夜、期待して良いのね?」
「いえ、単なるつまみ食いですね。少なくとも家に帰ってからですね」
「そうね。私は所詮側室だしユッミルに使われるだけ使われて子供を産ませてくれなくても文句は言えないわ。二人も産ませてくれただけユッミル様の気まぐれに感謝しないといけないわね」
「後でこんな男に好き放題触らせてたとか言って後悔で復讐しないで下さいね」
「あなた、私より強いし従順に奉仕させることも可能なのに何を言っているの?」
「そうですね、機嫌を損ねたくないだけです」
「そうね。ユッミルは他の女の相手で忙しいものね」
「今日は子供の相手ですけどね」
「そう言えばレーティス様は?」
「連れてきてませんよ」
「ユッミル様、レーティス様はあなたの言う事は聞きますがいずれごねますよ」
「それはそうかもしれませんがネメッカ様の言う事は聞きますよ」
「確かにまだネメッカ様にはしていない気がしますが」
「実のママである以前にパパと会いたがっているという仲間ですしね」
「それは私の愛が足りないと?」
「いえ、イーサさんの方が面倒な事をしてて偉いですが子供からすればネメッカママの方が信用できると言うだけです」
その日の授業は短めでユッミルはネミークやヌーグにユンルク、ファッリーユと話をしていく。
「大分と大人と遜色無い会話ができる様になって来ましたね。ノウォック君とサーナちゃんには好かれていないみたいですが」
「ごめんね。うちの子はパパを分かってなくて」
「うちの子はそういう訳では無いよ。ノウォック、パパが呼んでるぞ」
「パパ、どうしたの?」
「えっと、パパの事を知ってるの?」
「うん、ママが話してくれる。ママより強いって」
「ママの方が強い方が嬉しい?」
「えっと、分からない。パパとも遊んでみたい」
「パパの狩りの話でもしようかな。パパが使うのはこういう剣だよ」
「つ、強そう」
「ここに雷を纏わせて切っていくよ」
「よく分からないけど凄そう」
「ノウォ、パパはママの誘惑に弱いだけで獣相手にはたくさんの群れでも倒すらしい」
「ヌーグ、ありがとう。フーニャママには後で話しを聞かないと」
「いや、ママとパパが戦う等と言う面倒な想定の質問には答えたくないだろう」
「仕方ないですね」
「実際にはママがパパの誘惑に弱い訳だがそういう話にしてしまうとママがパパの奴隷と解釈されかねない」
「まさか。いや。ですがそんな事を言えば全員に。いえ、誘惑された時だけですね」
「私はユッミルの奴隷で良いわ。娘には嫌なら早々に自立してもらえば良いし」
「はあ、勝手にして下さい」
「僕のママはパパがいつも居てくれなくて寂しいって言ってた」
「僕のとこは遊んでくれないから僕が羨ましいって」
「ミリ君のママはか弱くて可愛らしい女の子になりたいだけだよ」
「ファーのママは楽しませるのが難しいって」
「ファーのママとネミークのママは他のママに遠慮してるだけ。パパはファーのママが大好きだよ」
「でもパパはうちのママと楽しく話してるよ」
「うん、ヌーグのママと遊ぶのは楽しいよ」
「けどパパはシャーちゃんのママが最優先って聞いてるよ」
「ネミーク、シャーちゃんのママはママだけどパパのママって決まってなくてパパのママでなくても家族なの。一番のママは君のママだよ」
「ママは毎日ユッミルパパと寝たいとしか言ってないよ」
「ママはパパ以外に興味が無いけどネミークがしっかりしたらパパはいらなくなるよ」
「ユッミル様、そんな事を言うと後でネメッカ様に怒られますよ」
「ママは基本的に息子の方を信用するでしょうしね」
「ママとパパと三人で仲良し」
「そうだね。ヌーグは良い子だ」
「パパ、その理屈だとユッミルは悪い子ね」
「ああ、ユンルクママは息子を良い子に育てて実際に三人仲良しを実現しようとしてくれてる良いママですよね」
「ええ、パパは子育てが落ち着いたらまた相手してくれると信じてますし三人ではなく六人位ですね」
「ま、ネメッカ様は側室の数に対抗して十人近くしてしまう人でしょうし側室も数人では済まないでしょうね」
「ええ、ユッミルに任せますよ」
「あれ?カッサのママは?」
「るすばん。うちのママとは風呂入る以外で遊んでくれない。カッサとは遊んでくれるのに」
「ママは大事な仕事をやってくれてて分かってるからね」
しばらくするとテーファやチェーハも乳児を抱えて輪に入って来る。ファッリーユは妹に興味を持っている。ユッミルはネミークとヌーグを両脇にしてママ以外の話をしていく。ミリットを抱えたシウとユンルクが横に居るリュッサも加えて学校について話をする。
「学校、パパは行ってないからどんな所なんだろうね」
「パパ、行って無いの?」
「ああ、そうだね」
「なのにママはパパは賢いって」
「リュッサママは流石ですね」
「うちのママもパパとは話が合うって言ってた」
「フーニャさんは経験豊富ですからね」
「ママはユッミルの方が上手いって」
「できる事が多いからね。ママも十分に強いよ」
「でも強いから優しくないよ」
「サーナか。うん、サーナには優しくできてないね。嫌われてる子と無理に遊ばないからね」
「パパが遊んでくれないし家から出れないしパパも来てくれないし」
「ごめんね。でもここには来るよ」
「じゃあ少し遊ぶ。けど私の事はママにはしないでね」
「サーナ、あそこに居る水のお姉さんの事は知ってる?」
「うん、パパの新しいお気に入り」
「えっと、水の偉いおばさんは知ってる?」
「もちろん」
「あのお姉さんはおばさんと仲が悪くてパパを味方にしたいだけだよ。それでママになるにはあのお姉さん位に成長しないとなれないから心配しなくて良いよ。ママにされたくなかったらその後で良いよ」
「ファーはママでも良いよ」
「えっと、ママが多すぎると他のママが怒るから他のママに逃げられたらお願いしようかな」
「ユッミル、気遣ってくれてありがとう。でも私は捨てられる事を心配してるわね」
「大体、将来萎れるのは僕も同じですしその後もしばらくは子育てですよ」
「そうだったわね」
「ユッミル様」
「シャーネ?」
「私のあれが演技に見えたのね。でもそうだったら立場がとても弱い私には欲丸出しで激しく来ればいいのにね」
「シャーネ、演技には見えてないし今のままが良いけどダメなの?」
「ならユッミルを利用しようなんてことは言わないでラーハ様は関係ない」
「本気で思っては無いから大丈夫」
「なら良いけど」
ユッミルはロラフィエやラファッソの世話をしながら夕食を食べる。
「ユッミルさん、明日なのですが学校への挨拶に同行願えますか?」
「構いませんが学校見学ではなく挨拶ですか?」
「えっと、流石に五人超えるので、それにそこにおられるミューレさんは無性の方に顔が広いので融通も利きますし。それに私達としてはユッミル様には直接聞いて頂く方が良いと思いまして」
「それは分かりましたがミューレさんは来ますけどイーサさんは?他は?」
「それでしたら私も行きますよ。リュッサさんが留守番ですが。母親はネメッカ様以外に数名位が妥当でしょうね。今回は子供達は留守番ですね。まあ抱いたまま静かに動ける小さい子を一人位は構わないかもしれませんが」
「なるほど、でしたらフーニャさんとテーファさんにお願いしますかね。後はイーサにお任せします」
「ユッミル殿、どうして私なんだ?」
「私は構わないよ」
「そうですか。今回入学予定の子の親で残ってるのはネメッカ様やイーサさんを除くとリュッサさんにテーファさん、ミーハにあなたとユッホさんですね。ユーカさん達は不在ですし」
「ユッミル殿、そういえばまだな母親をこんなに連れてきたのか」
「フーニャさん、一年差ですよ。まあユッホさんやミーハは忙しいでしょうし」
「忙しくは無いけどこの子から目は離せないわね」
「私だとついでに塔に戻ろうかしら?」
「フーニャさん、お願いします」
「仕方ないな」
「ユッミル様、シウさんも同行で良いですか?」
「もちろん構いませんよ」
ファッリーユやユンルクは浅い所が多く確保された設計もあって大人の目があれば一人で風呂に入っている。ただ、ファッリーユやネミークはユッミルにくっつく。ユッミル自体はロラフィエ等の乳児を抱いたり、クグーウを世話している。年長の幼児は勝手に上がっていく。
ユッミルは風呂から出るとしばらくして密かに隣家に抜け出す。後からチェーハもやってきてしばらく触れ合う。事を終えるとユッミルは服を着て母屋に戻る。
翌朝、ネメッカもやって来る。
「服装が珍しい。黒ですか」
「ええ、塔ではあの格好をせざる得ない空気になってますがユッミルに飽きられないよう出かける時位は趣向を変えようかと」
「お似合いですよ」
「ええ、時間に余裕があればユッミルに着替えを手伝わせようと思いましたが」
「ただ、フーニャさんやシウさんは術師の服ですね」
「ユッミルの服はありますね。むしろあっさりした服ですが」
「あの、ちゃんとあなたと歩く事を考えてる?まあ術師の服よりはましなので着ますけど」
「ユッミル、あなたは普通の服が合ってますよ。私が着飾ってユッミルを引き立てますよ」
「ネメッカ様の本音はもう聞きましたから大丈夫ですよ。さあ、行きますか」
ユッミルはテーファとネメッカに両脇を固められる。
「この付近は術師がいないので良かったです。ネメッカ様はともかくテーファさんは羨ましがられますからね」
「ユッミル君、何かお願いがあるなら遠慮なく言ってね」
「ネメッカ様、少し暇ですね」
「ユッミル、やはり私が体を密着させても暇なのですね」
「いや、そういう訳では無いのですがあなたが静かだなと」
「私はユッミルが静かでうれしいと思ってましたが無視されてたとは」
「じゃあネメッカ様で暇潰しですね」
「あっと、構いませんよ」
「ネメッカの体は掴みやすくて立ってる時は抱きやすい」
「ユッミル、私も好きですよ」
「そっか」
ユッミルはネメッカを抱き寄せるのをやめれなくなってしまう。テーファも寄ってくる。
「こちらが学校ですね。少しお待ちを」
「思ったよりも充実していますね」
いくつか簡素な遊具が屋外に見える。ただ、ユッミルの店と違い、建物は独立しており、通路間の屋根は無い。しばらくしてミューレが男性を連れて来る。
「こちらへどうぞ。まずはお話を」
「えっ、ネメッカ様、あまり深くは」
「何の事でしょう?」
「なるほど、学校見学に来てまで妻の体を触る下品な夫を演出する気ですね」
「帰り道に今度は尻と腰を掴んで帰ったらこの服を捲って遊ぶなら今は大人しくします」
「分かりました。ネメッカ様に恥ずかしい所を見せるのは全く気にしないですし」
ネメッカは抱き付きを緩める。
「ユッミルさん、私は副校長のジェーマと申します。よろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします。この度は急なお話で申し訳ない」
「ああ、何でもないですよ。そこのミューレさんとは時期によっては気軽に面会してますので」
「最近はあなた方の活躍で魔族の襲来がここに及ぶ危険性が低下して会う機会は減っていますが」
「ジェーマさん、分かってるとは思いますがこちらは私の夫です」
「ミューレさん、それはそうですがわざわざ言及する必要は無いでしょう」
「あなたは傍に置く女性を側室にしないと気が済まないらしいですので今回同行している残りの女性も全て側室です」
「私は正妻ですが。ジェーマさん、来年から子供達をよろしくお願いします」
「はい、ネメッカ様。よろしくお願いします」
「ミューレさん、私はあなたの仕事量を考えて子供を産むという負担を課さないよう断っただけですからね」
「周りが三人も産んでるのに私だけしないのは怠慢というもの」
「とにかく私が場当たり的に手出しをする様な言い草はおやめ下さい」
「いえ、ユッミルさんは手当たり次第に女性扱いしますし間違ってませんよ」
「何を言ってるのか。まあ良いです。行きましょうか」
会議室の様な場所に通される。
「ユッミルさん、入学希望ですが基本的には来年入学するという事で話を進めて構いませんか?」
「そうですね。多分、人数が大きく変わる事は無いと思います」
「それでミューレさんに多いとは聞いてますが具体的には何名程?」
「五名…」
「確かに多いですが…」
「…から八名ですが基本的には八名ですね」
「ははっ、確かに多いですね。まあこの時期に言って頂ければ問題はありません」
「あの、大変申し上げにくいのですが」
「えっ、どうしたのですか?」
「再来年の話なのですが」
「はっ、まさか」
「はい、場合によっては二倍になるのですよ」
副校長は目を見開く。
「おそらく大丈夫だとは思いますが再来年に関してはまた機会を改めてお願いします」
「側室は一年で倍増してユッミルさんが止めて増加ペースは半減しましたしね」
「分かってるなら加入しようとしないで下さい」
「そうしないとあなたは逃げますし」
「そんな事は無いですよ」
「その上で以後の窓口はミューレさんだけでなく私もお願いします」
「そうですね。イーサの方がユッミルの子供を扱ってる人数も多い」
「そうですか、少々お待ち下さい」
しばらくすると教員を連れて来る。その教員に学院を案内させ、入学関連の事情はイーサから聞くらしい。ネメッカはさっさとユッミルの肘を胸で挟む。
「ネメッカ様、困ります」
「急ぐ訳ではないし大丈夫よ。嫌なら手荒く払ってくれて良いですよ」
「あなたに嫌われたらとても困るのでしません。我慢します」
「ユッミル、疲れました。肩が凝ったので抱えて歩いて下さい」
「分かりましたよ」
「ユッミル、上半身全体を支えないと逆に疲れます」
「えっと」
「私の体をしっかり掴んで下さい」
「そういう事ですか。こうして光の主宰は女好きという印象が広まるのですね」
「別に今回は見せつけたい訳では無いですから隠しても構いません」
「なら私も」
「テーファさんは手の大きさが足りませんしやめておきます」
ユッミルは校庭と五か所程の教室を回る。一か所は広い道場の様な棟もある。三か所では授業をやっている。校庭でも多数の子供が教師と活動している。
「フーニャさん、質問をしても構わないですよ」
「どうして私なのだ?」
「世話した子供の数はネメッカ様に劣らないでしょう」
「では各授業何人なのだ?」
「各組最低十人で基本は二十人程ですね。授業は組毎ですね」
「そうか。ユッミルの子供が最大勢力だな」
「仕方ないでしょう。一日の授業数はどうなってるんです?」
「入学初年度は二つの日と一つの日がありますね」
「ありがとうございます。ネメッカ様、このままだとあなたは主人と体だけの関係の側室ですね」
「ユッミルが居ればユッミルの相手をしますが子育てもしてますよ」
「分かってますがそれでも側室ですね」
「どうすれば正妻なのです?」
「お父様、聞いてます?」
「ええ、高学年になると調理の授業もあるのでしたね」
「後で話しましょうか。私の側室扱いについて」
「はい」
ユッミルは見学を終えて新居に戻る。
「今日はこのまま塔に戻りますがその前にここでユッミルと風呂に入ってから帰ります」
よく見ると人員が少ない。
「私は残りますので」
「ユッミル、まずは側室扱いでお願いします。ユッミル様、お風呂入りましょ。その、服はお任せします」
「はあ、その服は汚せないでしょう。さっさと脱いで下さい」
「ユッミル、側室扱いは?」
「ネメッカ様、ここは年長の子にそういう事態を見せない為の場所です。他でならネメッカ様に誘われたらお受けしますがここはダメです」
「けどユッミル、しばらくここに居るのですよね?」
「そうですね。人手不足ですし」
「じゃあ隠せばいいです」
「それはそうですが。ネメッカ様は誰も助けが来ない状況で襲われても良いのですか?」
「相変わらず私の体で遊ぶ事を嫌がらせや襲撃の様に言ってますが求めすぎないように気を付けないといけない位楽しいですよ」
ユッミルは自分達の姿を隠す事に気を取られながらネメッカの体を撫でていく。程なくしてネメッカを風呂に誘導してから自分も入る。
「はあ、気にしなくていいのに」
「ここでする必要は無いですよ。したい時は塔に行きますよ」
ネメッカは塔へ帰る。
4節 変容
「フーニャさん、お疲れ様でした」
「ああ、私は行った事あるのだがな」
「ああ、それはそうでしょうね」
「言えばもう少し配慮したのですが」
「それは良いよ。他にも行った事ある子も多いでしょうし」
「ああ、イーサさんとかも行った事あるのは間違いないでしょうね」
「そうですね。今回の件はあなた方夫婦の為ですね」
「私ですら数年は行った事あるよ」
「そういう事なら私の出番はあまり無さそうですね」
「いえ、子供達がやんわり手を組んでママ達に反抗した場合はユッミル様が宥めないと困ります」
「そんな事は無いと思いますが分かりましたよ」
しばらくしてユッミル達は夕食にする。
「ユッホさんはそろそろですか」
「そうね、もう少し居れなくは無いけどそろそろ塔に帰るわ」
「ナーレさんは?」
「店の人手自体は足りてるし任せるという事です」
「まあ考えてみればいくらナーレちゃんが可愛くてもシャーネちゃんにシウさんの居る家から一夜すら引っ張るのは無理よね」
「原因はそこのチェーハさんと娘ですよ。後はレヒーハさんの所も大きい」
「それ以前に今は一時的に空白だけど今後はまた太った女性が交代で出てくるわ」
「それはそうですがあの店では難しいでしょうね」
「ユッミルさん、警戒しなくても流石に側室の引き抜きは諦めたわ。従業員への手出しを誘導しますね」
「やめて下さい」
「迷惑は掛けませんから。ま、来てくれなさそうですけど。ユッミルさんと好きに触れ合えるネメッカ様は羨ましいですね」
「はあ、ミューレさんはもう少し時機を選んで欲しいと言いますか」
「分かりましたよ。でしたらとりあえず店にも少しは足を運んで下さい」
「とにかくこの新居ではそういう行為を控えて下さい。あくまで子育ての場所ですし」
「ユッミル、ここは避難所じゃないし別に嫌なら家でもしなくて良いよ」
「それはこちらが常に言ってる事です」
「ユッミル、あなたが子育てを邪魔したとかなら問題だし他にも色々ダメな局面はあるけどそんな事はしてないわ。子供を抱いてて落とす時に口の深くに指を突っ込んだとかはしてないしね」
「子供を抱いてなくてもダメでしょう」
「とにかくそういう問題が無ければいつでも手を出していいわよ。ダメなら後で言うから」
「そんなに言うならシウさんは僕が揉んでる間、手で僕の手を隠してくれるとでも?」
「流石はユッミル。良いわよ」
「そうですね。僕に触られても何とも思いませんよね」
「けど隠れてするなら胸よりも…」
「それはそうですが」
夕食後、ユッミルは子供を風呂に入れる。シウがやって来る。シウを浅い位置に座らせる。
「完全に射程圏ね」
「嫌なら良いのですよ」
「そんな事ないわ。ユッミルも少し私が反応してる方がやりがいがあるでしょ」
「そうですね」
「少し屈むわね」
「良いですね」
「にゃっ、ユッミル。随分と上手にゃ」
「今日は最後まで行きますよ」
しばらくしてシウはユッミルに寄り掛かって肩を抱く。
「ここまでしておいて今日の晩は相手してくれないのかしら?」
「僕はここでするのはダメといった手前風呂から出たら着ます」
「それでも良いわ」
ユッミルは子供の世話を終えると隣家に向かう。シャーネ、フーニャ、ベーニュ、ナーレ、チェーハ、イーサ、メシャーナがやって来る。
「私は脱がないけど一緒に寝たい」
「私も自信が無いので脱ぐのはやめておくよ。後、子供の世話をしてくれてるユッホやリュッサには感謝している」
「イーサさんも基本は塔でお相手したいですし秩序を考えて来ないと思っていました」
「ユッミル様、いい加減に私は少し賢い事を覚えてるだけで男性には無力な弱い女であるという現実を受け入れて下さい」
「はあ、イーサさんには嫌われたくもないですがあまり過剰な配慮も困ります。かと言って深く触れ合っても何も変わらないとそれはそれで違和感を感じてしまいます。だから団の事を考えるとあまりしたくは無いのですが」
「どう、じょ。うっん、りゃっ」
「変な声ですね」
「ヒュッミルしゃんには弱みー、をしりゃれへま、すし」
「イーサさんは早いですね。可愛い、可愛い」
「ユッミルさんは優しいです」
「何処がですか。次はベーニュさんですね」
ユッミルはイーサをそのまま自分の背中にもたれさせる。ベーニュは服を脱ぐと眼前に立つ。
「やっていいよ」
「見てたのですか」
「ユッミルさんがしたいなら私を好き放題で良いですよ」
ユッミルはベーニュと触れ合う。
「もう良いですよ」
「ちょっと、後が詰まってるからって軽い」
「いえ、あなたには弱点が無いですし」
「私だって深く来られたら恥ずかしい表情になるわよ」
「はあ、あなたは楽しみそうなので時間がある時にしましょう」
「確かに脱がせ放題の私に今日は手が伸びないのは仕方ないですね」
「そう、今日はそうですよ。次はナーレさんですね」
「ああ、脱がせますね」
「はい。ユッミルさんは最近は忙しそうですね」
「ええ、側室の数が明らかに多すぎですし子供も多すぎです。そこの人にはどうやっても負いきれいていない責任がこぼれている自覚を持って欲しいものです」
「私にはどうしようもないですね」
「ああ、そうですね。子供の世話の方は確かに側室が多い方が良い面もありますがどんどん子供を産んでしまえば大して楽にはならない。少なくともこちらの負担は増すばかり。それに積極的すぎる人達も多いのでナーレさん位が一番良いですね」
「私はこういう事よりも一緒に仲良く過ごす方が得意かもしれません。こういう事も嫌ではないですが」
「ああ、ですからその具合がナーレさんが良いって言ってるのですよ。そのままでお願いします」
「ユッミル、邪魔しない様にと思ってたけどそれって私の事?」
「シャーネ、君は脱いだからってくっついてくるだけでしょ?言うほど悪くは無いよ。問題は自分達が良い体をしてるからってすぐに誘おうとするネメッカ様やシウさんの事だよ」
「今やユッミルに忘れられたくないから誘ってるだけよ。子育てもお話も他の子に勝てないしね」
「別に勝つ必要は無いでしょう。風呂当番は嫌でも回ってきますしその時は黙ってても誘惑できます」
「はあユッミルは黙ってたら積極的な子を誘うでしょ。それでしばらく無視されたからよ」
「そ、それはそこのイーサさんに文句をお願いします」
「いえ、その本来はキッシャノさんやマッラさんの様に一人産んでもらって各団に戻って育ててもらう人が多数でシウさんみたいな独力でも強い方やリュッサやチェーハさんや私の様にユッミル様の側近はともかくオーネさんやベーニュさんの様な居座る方が増えるとは思ってませんでした」
「はい、メシャーナやシャーネは自立するまでは長くなっても世話しますしネメッカ様やチェーハにリュッサは基本は最後まで付き合ってもらいますしフーニャさんやテーファさんにシウさんにレヒーハさんも長く居てもらうつもりですがオーネさんも最早、そうなりつつあります。ベーニュさんは自由なので強要できないのでどうでも良いですが。後はスーリさんはこちらから当面はお願いしているので構わないのですが療養所の人達は明らかに対応限度を超えてます」
「あの件は私主導ではありませんし深く関わってもいません。他の件はある程度意見できましたが療養所は若干押し切られた感もありますし詳細は回ってきませんでした。ヤーチェさんに関しては情報交換しましたが。後はデュテセさんの本来の実力はかなりのものです。土の団はポッフェさんもそうですがユッミルさんには実力のある女性との関係が有効と思っている様ですね」
「その様ですね。ですが今の家の戦力ではポッフェさんを持て余す」
「ユッホさんは常にいる訳では無いですしスーリさんも産む事もあるでしょう。メシャーナ様を休ませる事も出来ますし」
「今、欲しいのはターヒョの様に中衛で防御に貢献しつつも必要な時には攻めに回れる人ですね。ポッフェさんは攻め一辺倒です」
「それ、土の団に伝えて良いですか?」
「ダメですよ、居ない人を持ち込まれても困りますし」
「つまり、ユッミルさんは氷とか月の人材が欲しいのですね」
「ああ、それってシェンハ様の事ですね」
「それはそうですが側室にはできませんよ」
「しかし、魔族相手の共闘なら深い意味もなく組めますし魔族相手の場合はシウ様も制約なく参加可能です。そもそもユッミル様自体が対魔族に強い雷撃系の使い手…」
「分かってますよ。さあナーレさん、続きですよ」
しばらくするとシャーネを少し抱く。
「えっ、もう終わり?」
「後が詰まってますし。さて、チェーハさん。しましょうか」
ユッミルはしばらくチェーハとゆっくり抱き合う。
「本当はこのまま抱いて寝たいのですが。メシャ、今から寝るけど好きにして良いぞ」
「手を出して良いの?」
「好きにして良い」
「ううん、手は出さない」
「僕は女を脱いで抱いてるし出されても文句は言えない」
「ううん、ユッミルから手を出してくるのを待ってる」
「そっか、任せるよ。しばらくは出さないけど」
翌朝、ユッミルの胸にはメシャーナが乗っている。耳元にはご丁寧に脱いだ服が置かれている。
「メシャ、これは…何をやってる?いや、起きてるでしょ」
「ユッミル、それはメシャが寝相の悪さではなく単なる変態って言いたいの?」
「はあそんな言葉、何処で覚え…口走ったのか」
「ユッミル、まだ早いし他の女にばれずに手を出せるよ」
「問題はそこじゃない」
「この誘いでもダメ?私は今もやる気満々だけど」
「好きにして良いよ」
「じゃあ五年以上側室として世話をして」
「メシャ、良いの?」
「うん」
「でも今回は答えは出さない。その前に側室を体験してもらうから服は着たらダメだよ」
「うん」
ユッミルは服を着るとメシャーナを抱く。
「さて、側室になるとメシャーナの場合は扱いが悪くなるかもしれないね」
「ふーん、この程度は良い感じね」
「側室になるとメシャの体はおもちゃにされちゃうかもね」
「その、これでお預け。せめて抱きたい」
「ダメ、我慢だよ」
ユッミルは一頻りメシャーナの体を攻めていく。
「ユッミル、好き」
メシャーナはユッミルの服に手を掛ける。ユッミルが制止すると不満そうに半歩引くが横から抱き付く。
「フーニャさん、今から脱がせてこの子にした事と同じ事をして良いですか?」
「なっ、まあネメッカと別れて私を正妻にすると言うなら」
「では行きます」
「えっ、本当なのか?」
「いえ、脱ぎ惜しむ側室の体を少し触りたかっただけです。流石にこの程度でああはなりませんよ。しかし、どうしますか。抱いてあげる位は問題ないのですがそれが事態を悪化させるのは困りますし。とりあえず服は着せたいですね」
「良かったわね、ユッミル」
「自由に部屋を出れないかもしれませんが。メシャ、服」
「うん、好き」
「服を着たら僕も好きだよ」
「ユッミル、流石にそんな事で収まらないわ。まず、ユッミルも寝てメシャーナちゃんを寝かせなさい」
「その手がありましたか」
ユッミルは辛うじてメシャーナに服を着せて脱がないように抱く。ユッミルはリュッサを呼ぶ。
「そう言われてもね。気が済むまで相手をするとか?」
「戻らないと悲惨ですね。それに襲う気ならとっととしてますよ」
「シャーユちゃんに宥めさせるとか」
「連れて来るのは良いとは思いますが誰かお願いできます?」
「構わないわよ」
「ええ、昼食後も治ってないとかなら試しましょう」
「メシャちゃんに嫌われるしかないような」
「メシャ、近づくな」
「あー、ユッミル」
「実際に引き剥がさないと」
「それもそうですね。メシャ、離れて。ああ、脱ぐな」
「あらら」
「メシャ、いい加減にしろ」
「ん?」
「とりあえずメシャーナちゃんは脱がない様にだけは私達が見てるから朝食にしましょう。甘えてるだけなら辛うじて構わないでしょ?」
「そうですね」
ユッミルはメシャーナにくっつかれながら母屋に戻って朝食にする。
「流石に普通の手段では無理そうですね」
朝食後、シャーネを連れて部屋の隅に行き、シャーネと触れ合う姿を見せる。
「もうメシャーナよりシャーネの方が良い。いらない」
「ユッミル、メシャーナと遊ぶ」
「少しは効いてますかね。メシャは大人しい方が好き」
「メシャ好き?嬉しい」
「はあ?」
ユッミルはメシャを抑える為に抱きつつ、子供達を見守りながら戻る様に説得する。
「メシャは大人しい方が良いなあ」
「ユッミルー」
「今のメシャは話しにくい。うーん、一緒に昼寝しようか」
ユッミルはメシャーナをいつも通り抱いて寝る。
「その、メシャ。気持ちは分かったけどそういうのはこっちが責任を持つしそもそもコトマの時はこっちから誘ったよ。忘れないでね。次はこちらからお願いするから。ただ、他の人もいるからすぐには無理。それだけだから。何より子供の人数はそこまで重要ではないしね」
メシャーナはしばらく眠る様に静かにしていたが口を開く。
「ごめんね、ユッミル。でもユッミルが好きでああいう事したいのは本当だからね」
「戻ったのか。僕は単にもっといい男がいるならこういう既にたくさんの女性がいる男はやめた方が良いって思うだけだよ」
「ユッミル、ユッミルが待って欲しそうだから待っただけでネメッカより前にだからね。シャーユの事、忘れてないよね?」
「でもそれから増えたし別に気にしなくて良いよ。一緒に住みながらでも良いからね」
「今更ユッミル以外は無いよ」
「そうだね。正直に言うと出会った時の幼いメシャをどうしても思い出すだけだから」
「私はネメッカに取られただけでユッミルは何も変わってないよ」
ユッミル達は女性陣の方に静かに戻る。
「解決したみたいね」
「はい」
「パパ、たまには私を隣にして」
昼食の卓につく際にサーナが寄ってくる。
「ああ、良いよ」
「パパ、遠いけど嫌いなの?」
「ファーちゃんは向こうから近づいてくるから。でもそれだと危ないからこっちからも近づいてる」
「えーっと」
サーナはユッミルの手を掴んで引こうとする。
「じゃあこうしよう」
「子供じゃない。パパって言っちゃったけどユッミルの子供じゃない」
「ママと別れて欲しいの?」
「ママはそんな事言ってない。分かった、ママにして良いから」
「サーナ、普通に食べようか」
「食べる」
昼食後、間食の休憩中も含めてサーナはユッミルに話しかけたり、ちょっかいを出す。ユンルクとネミークは大人しく見ているがファッリーユはくっついていく。夕食はファッリーユとラファッソを両隣にするがらラファッソの隣からでもサーナは話しかけてくる。
「パパ、一番良かったのは誰?」
「サーナは元気だったね」
「元気な子が良いの?」
「元気な子も好きだよ」
「うーん」
サーナは昼食を食べていく。
「ママの事、好き?」
「もちろん、好きだよ」
「パパは忙しいの?」
「そうだね。ママも忙しそうだね」
「ママはパパと会いたいみたい」
「来てくれて良いよ」
「それは難しいからできないけど。ママを奪って良い?」
「うばー?」
「サーナはママが居なくてもいい?」
「いや」
「えっと、サーナが寝てる間だけママにパパの世話をさせて良い?」
「うん」
「じゃあ今度ママをパパの家に呼ぶね」
「ここはパパの家じゃないの?」
「うん、別の家の方」
「分かんない。ママに任せる」
「ですってママ、この後、一緒に入りましょうよ」
「構わないわよ。もちろん、誘いなら家にも行くわ」
「流石にもう数日程度しか相手してくれないなら子供は無理ですけどね」
「うーん、分かったわ。考えておく」
「ここには今後も度々来ますのでその時に待っていれば帰宅する際に一緒に帰りましょう」
「なるほどね、分かったわ」
ユッミルはミーハ母子とベーニュ母子と風呂に入る。子供達を先に上がらせてミーハを抱き寄せる。
「今日、遊ぶ気は無いのよね?」
「そうですね」
「ユッミルは数日で帰ると思うけど今回はやめておくわ」
「分かりました」
「ユッミル、服着ないで寝たらダメ?」
「ダメですよ」
ユッミルは風呂から出るとベーニュに服を着せる。テーファを誘ってファッリーユとロラフィエ、ミーハ母子にチェーハ母子と寝る。
翌朝、ユッホは塔に戻っていく。朝食後、ユッミルはテーファにくっついていく。
「ユッミル、ファーちゃんは喜んでるけど他の子はね」
「テーファさんはこちらから行かないと相手されないので」
「そ、そんな事無いわよ。ユッミルさんがここではそういう事をしない様にって言ってたから」
「そ、そうでした。その、良ければ今回は一緒に帰ってくれませんか?」
「それは良いけど人手足りるかしら?」
「ここに入る子供は順番的には次はオーネさんとかレヒーハさんですしオーネさんとマティッセさん辺りにお願いしましょうか」
その日もユッミルは子供を見守る。ユッミルはロラフィエやラファッソ、ナキャーロ等の乳児を抱いている。ユッミルはエルネを帰宅させてオーネやマティッセを呼び寄せる。
翌朝、マティッセとオーネが末子を連れてやって来る。
その日の夕方、かなり早めの夕食後にテーファやフーニャにナーレ、シャーネ、ベーニュ母子、テーファ母子、スーリ母子、チェーハ母子、スーリ母子と帰宅する。家に帰るとレーティスとクグーウがやって来るので夕食に付き合う。
ユッミルはいつも通りレヒーハやスーリにフューリケと子供を風呂に入れる。他にも数人の女性陣が見張りを兼ねて遠巻きに入っている。ユッミルが上がろうとすると後ろから抱き付かれる。
「ユッミル君、待って」
「テーファさん、入ったばかりの気も」
「ユッミル君を待つ為だったから。でも汚いわよね?あっちで一緒に洗うのを手伝って」
ユッミルはテーファの表情を見て遠慮なくお互いの体を洗っていく。そのまま部屋の隅に向かい、しっかり抱き合っていく。しばらくするとユッミルの眼前に別の胸がやって来る。
「ユッミル様、申し訳ないですが私も参加させて下さい。卑しい姿ですが最低限は楽しませられる筈です」
「確かにこの状況で乱入するだけあってそれなりのってネメッカ様でしょ」
「ええ、指揮所帰りで疲れてるので少々の事をしても気にしませんよ。普段も気にしませんけど」
「こちらとしても今日はそのネメッカ様の弱みに付け込みます。我慢させられてばかりなので」
ユッミルは二人を好き放題触っていく。ただ、しばらくして勢いが落ちると二人はユッミルの手を取り込んで自分達の体を触らせていく。
「二人共、もう大丈夫」
「嫌よ。ユッミルがやると深く触ってくれないし。別に振り払っても良いけど」
「ユッミル君は遠慮するからしてあげる」
「あなた達に夢中なのを笑ってくれていいのでそろそろ勘弁して下さい」
「ああ、ごめんなさい。でも手と違って一つだし一応正妻の私がユッミルの要求に応えるわ。それとユッミル、私の欲に塗れた顔を見て。ちゃんとこの夫婦関係は私がユッミルを好きな関係よ、今もね。ユッミルももっと好きにさせたいわ」
「ネメッカ様はずるいです。今も素敵な顔ですよ」
「ユッミルは最近、私の体を見ずに触って顔を見つめてくる様になって来ましたね。体の位置を覚えられてしまいました。ユッミルは私の顔色を窺ってますね。」
「えっと、他に見る所がありませんし正面ですし深い意味はありません。ネメッカ様がこの顔を見て何かを思っても仕方ないですし」
「ユッミル、今の私はユッミルを捕まえたと思ってる顔ですよ」
「そう言われても困ります」
「私はいつもユッミルを狙ってるのに隠してるなんて言われると心外です。いつも丸出しなのにユッミルは鈍感ですね」
「ネメッカ様、代わって下さい」
「仕方ないですね」
「テーファさん?」
「ユッミル君は必死に私達に飽きない様にしてくれてありがとう」
「その、慣れてはいますが不意打ちは困ります」
「そっか、じゃあ」
テーファはユッミルをしっかり抱く。
「もう諦めます」
結局、しばらく触れ合った後、ネメッカと向き合いつつ二人に挟まれてそのまま寝る。翌朝もそのままネメッカに起こされる。
「えっと、起きてますよね?」
「もちろんよ」
「朝食は?」
「ユッミルが満足したならそう言って」
「では。えっと、柔らかくていいですけど」
「もう一回、良いよ」
「後、一回ですね」
「ユッミル君、私にも同じ事」
「えっと、分かりました」
「良い子ね。ユッミル」
「そういう事は言わないで下さい。それはそうと服」
「私のだけここにあるから二人は待ってて」
ネメッカは服を着ると二人の服を持ってくる。
「はあ、思わず泊まってしまったけど今日の夜は流石に帰らないといけないわね」
「行きませんよ」
「分かってるわ」
「リュッサさん、店からターヒョさんとできればエコさんも呼んできてくれませんか?エコさんの上の子もできれば」
「分かりました。行ってきます」
「ネメッカ様にチェーハもお願いします。後はシャーネ、フーニャにベーニュといつも通りの人達ですね。もちろん、メシャーナとスーリにレヒーハもお願いします。エルネさんとテーファさんは留守番を。ベーニュさん、今日は防御を集中的にお任せするので杖をお願いします。ネメッカ様は無いですよね」
「何をさせる気?」
「子供たち向けのお手本を」
「大丈夫よ」
「ですがいずれはここにもネメッカ様の予備の杖があった方が良さそうですね」
「ユッミルが守ってくれないの?」
「そういう訳では無く私が新居にいてネメッカ様がここの留守番があるでしょう。新居は後方ですがここはそうでもない」
「土の団が相応に守ってますけどね」
「ですが前回はああでした」
「でしたら土の団の一部に正式に守りを依頼するのはどうでしょう?」
「ネメッカ様、そうなると」
「どうせ諦めませんしそれなら条件を得た方が良いでしょう」
「私も逃げきる事を諦めていないので魔族の動きが活発化してから考えます」
「分かりました。とりあえず私の中で留めます」
「あの、ネメッカ様の身の安全を軽視してはいませんからね。そもそもシウさんが居れば基本は安全です。ですがそうであっても万全のネメッカ様との共闘の方が安全性は増します」
「分かってますよ」
ユッミル達はターヒョやエコ母子も誘ってかなり早めの昼食を食べると森は森でも光の塔に近い南側に向かう。獣は少ない。ターヒョを先頭にフーニャとエコが狩りに向かう。ベーニュとメシャーナが中間で連絡を維持している。スーリは側面を警戒している。そして、安全な手前側ではユッミルにチェーハとネメッカがシャーユ、ナキャーロ、クグーウ、ニーフェ、トキホ、ロラフィエ、ゼフロに術を見せている。途中で安全の確認が取れたのでエコとナーレを交代してエコが火の術を見せ、シャーネも水の術を見せていく。その後、レヒーハが木の術を、エコと交代したベーニュが氷の術を見せる。ユッミル達が子供達に術を見せてる内にターヒョは獣を二体狩って生き血の回収を終えたらしく血抜き済みの一体をユッミルに引き渡すと帰ろうとするのでネメッカの護衛を兼ねてトキホやエコ母子を含めて一緒に帰らせる。
「刺激になればいいのですけどね。属性がまだはっきりはしてませんからね」
狩りから帰るとケーシャは子供に巻き込まれて寝ている。スーリも眠っていく。その後、狩った獣肉を調理して食べていくがリュッサやレヒーハ等の例外を除いて多めに食べて普段は三回か四回に分けて子供を風呂に入れるがヤーチェやフーニャにシャーネとエルネにスーヒャまで借り出して二回で済ませてカッサ等は実母に任せてさっさと眠っていく。
翌日はニーフェやクグーウやフーニャ母子やベーニュ母子と触れ合う等して平穏に過ぎる。
「今日はナーレさんとベーニュさんでお願いできますか」
「それはそういう事?」
「はい、他の方にも言っていますがベーニュさんも一回ではなく別の日にもお相手を願います」
「もちろん、そもそもユッミルさんの誘いは基本は断りませんよ」
入浴後、ベーニュは既に部屋の隅に待ってるのでそちらへ向かう。
「わざわざ服を着て」
「子供の教育として風呂から出たらすぐ服を着る事にしてますし。昨日はテーファさんに誘われてできませんでしたが」
「私が脱がせましょうか?」
「そんな面倒な事をしたいのですか?」
「早くしたいですし」
ユッミルはベーニュと寝床に入ると程なくベーニュに促されて上に覆い被さる。
「嫌な事を早く済ませたいのは分かりますが」
「ユッミルさん、私は朝まででも構いませんよ」
「後にナーレさん、控えてますからそうはなりませんよ」
「そうでした。早く済ませたいのはユッミルさんの方でしたね」
「そうですね。今日はこの位にしましょう。次の機会は後に誰も控えていない状況でやりましょう」
ユッミルはナーレとゆっくり触れ合っていく。
翌朝、朝食後にレヒーハと子供達と昼寝する。
「ユッミルさん?」
「レヒーハさんもそろそろお相手頂くのでまずは服を着たまま軽くですね」
「私はいつでも準備できてるので直前に誘って頂ければ」
「えっと、少し順番は先なのですが僕の方が少しレヒーハさんを抱きたいというのもあります」
「そういう事ですか。他の方にもそうしてますがお陰で若干子供の時期はずれそうですね」
「バレてましたか。そういう意味もありますがネメッカ様以外は遠慮して触れ合う機会が増えないのでこうする事にしました」
「私達もユッミルさんとたくさん触れ合えて嬉しいので良いですよ」
「まあ子供の世話がなければ激しくいきますがこういうのも悪くないですね」
ユッミルは普通に昼食をとる。
「シャーネとメシャ、昼食後、部屋の隅に来なさい」
「ユッミル、何よ、その言い方」
「えっと、この後は二人の体を隅から隅まで調べるね。嫌なら逃げて良いよ」
「はあそこまでしないと私に反応できない訳?」
「えっと、シャーネの体を近くでじっくり見て触って」
「で、ユッミルはネメッカの下半身をじっくり見て我慢できる訳?」
「それはそうかもしれませんがシャーネちゃんの体も魅力的ですよ。それにじっくり見れば成長で」
「ええ、だから歓迎だけどね」
ユッミルはメシャーナとシャーネの元に向かう。
「もう今回は最初から下に潜るね。蹴らないでね」
「何故、蹴るのよ。ああ、ユッミルの顔を足で取り込もうかしら?ちゃんと顔を近づけないと本当にやるわよ」
「シャーネのは可愛いですね」
「やはりなのね」
「えっとやはり少し子供ですね。どうして胸ばかり大人なのか」
「そう言われると恥ずかしいわね。でも続けて」
「メシャも見るよ」
「そんな事は一々聞かなくていい。風呂で見ればいいのに」
「うん、メシャは本当はかなり大人だね。顔は幼いから中々難しいけど」
「でもユッミル、私はしっかりユッミルを求めてるから触っていけば分かるわよ」
「それは前回で分かってますよ。ですから側室から落としたりはしません」
「黙ってしなさいよ」
「メシャも行くよ」
「ユッミル、食べて良いわよ?」
「しませんよ」
「もう遅い」
「えっ。おっと。うっ」
「ひゃっ、良いわね」
「シャーネ」
「あら?少し汚くて悪いわね。私は淫らな女なの。だからユッミルは私にはもう少し来て良いのよ」
「シャーネ、君のを嚙んだらどうする?」
「なら今度はユッミルから舐めに来てね」
「シャーネは食べ物じゃないし無理だね」
「側室は甘いおやつ、子供はついで。そう気軽じゃないとユッミルは来てくれないわ」
「シャーネは最近のを全部そう考えてたの?」
「そうじゃないけどユッミルはその方が良いかなって」
「じゃあ言っておくけどシャーネを舐めてもおいしくない」
「舐めてから言って」
「一度舐めるとシャーネの事を見下すよ」
「今も子供扱いね」
「してない」
「してるし怒っては無い」
「口にしなくなるよ」
「分かったわよ。でももっと強く来て指で奥に」
「ちょっと待て。そんなのを何処で?」
「良いから女の体なんて許されたら遊びなさいよ」
「シウさんですか」
「そういえばさっきの舐めるってのは罰なら良いの?」
「えっと、シャーネさんは悪い事をしたのですか?」
「何を言ってるの?顔を突っ込ませたじゃない。罰なのだから手を握って抑えてね」
「抵抗しないとダメでしょ」
「本当に反省してたら抵抗はしないわ」
「じゃあ謝って下さい」
「もうしないので許して」
「分かりました」
「ユッミル、緩いしまたやろうかしら?」
「はあ、またやったらこうなりますよ」
「ひゃ、やめて。ユッミル様」
「これで罰は終わり。二度としない様に」
「ユッミル、口にもして」
「仕方ない」
シャーネはユッミルをしばらく抱く。
「ユッミル、私の事をエロ女って思ってるでしょ?」
「少しね」
「ユッミルのせいでエロ女になったわ。責任を取って相手してね、これからも」
「シャーネがエロ男を見つけるまでは相手するよ」
「ユッミルの事をエロ男とは思ってないけど。エロ女だからそういう男が好きとは限らないし」
「分かったから。けどやりすぎはダメ。それにここにずっといるとエロ女になっちゃうね。ずっと寝てるオーネはなってない」
「ユッミル、そんな事を言うなら他にやる事って何?指揮所行けって言うの?」
「シャーネは大丈夫だよ」
「そうでしょ、問題ない」
「外に出ないのは仕方ないけどエロ女になってるのは少し問題だよ」
「分かったわよ、子育てはやるわ」
夕食はベーニュ母子とフーニャ母子を両脇にして食べる。その夜はテーファと裸でただ抱き合って寝る。
「おはよう、ユッミル君」
「おはよう」
ユッミルは寝床から服に手を伸ばす。
「もう良いの?」
「今回は単に一緒に寝るという約束なので」
「そんな約束だっけ?」
「昨日はテーファさんに癒されたかっただけなので。それに毎日の様に昼間からというのもどうかと。もちろん、当面、お断りするという形で止めてしまった分、溜まっているので夜はする予定ですけどね」
ユッミルはやはりニーフェとクグーウを両脇に朝食をとる。遅く起きて朝食を終えたレーティスも後からやって来る。シャーネ母子もユッミルに甘える。
「ベーニュさん、良いですか?」
「うん、良いけど」
「今日の夜はお相手願います。嫌なら今回は何処かで泊まって下さい」
「ユッミルさん、嫌ではないですけど急に別の所で泊まるのは無理ですね」
「困った返事はしないで下さい。ではお風呂から出た所を狙いますので嫌なら先に入ってて下さい」
「えっと、先に入って部屋の奥で待つ気でしたが」
「分かりました。とにかく夜はお願いします」
夕食後、風呂に入って一度服を着て部屋の隅に向かおうとしたユッミルをレーティスが引き留める。
「いっしょにねる」
「えっと、今日は他のママと寝る」
「ねるの」
「うーん」
「ねる」
ユッミルは仕方なく一度レーティスを寝かせてから部屋の隅に向かう。
「寝ちゃいそうになりましたよ」
「ごねられてしまって」
「それは見てましたから」
ユッミルは服を脱いで寝床に入る。ベーニュはゆったりユッミルに絡んで抱いていく。ユッミルはベーニュの反応を見ながら色々と触っていく。
「ユッミルさん、来ませんね」
「ああ、私はユッミル狩りに出かけて成功してるけどあなたはかなり長く会ってないのね」
「私もですけど長女もですね」
「向こうは多いから簡単には連れて行けないわね」
「ですけど新居には顔をそろそろ出しましょうかね」
「ええ、人手は足りないからありがたいわ」
「ですけどこの塔に残ってる子供の世話もしんどくなってますよね」
「ああ、ユッミルがエルネを取り込んでしまったから。ケーシャさんは呼び戻すべきかしら」
「フェノさんや団員も頑張ってくれてますしイーサさんもですけどイーサさんやネメッカ様は他でもお忙しいですしそれ以外の母親が私含めて三人ですしね。うちのズードは向こうですしそろそろナミーエちゃんも向こうですよね?ですけどそれでも厳しい」
翌朝、ユッミルはベーニュと少し触れ合ってさっさと服を着て機嫌良くロラフィエやレーティスを世話している。
「ユッミル、どうしたの?」
「何も悩んでませんよ」
「知ってるわよ」
「何でもないですよ。ベーニュさんは側室らしいですからね」
「何?私は不満な訳?」
「そんな事は無いですよ」
「それで私とはいつしてくれるの?」
「えっ。ああ、でもそろそろまた新居に様子見に行きますしシウさんも不慣れなミリットに付いててあげた方が…」
「ユッミル、私としたくないの?」
「いえ、その場は良いのですが後から醜態を晒したなあとか思うだけです」
「最近はそうでもないでしょ」
「そうなのですがそれもシウさんのお陰ですし」
「はあ?はあ、ネメッカに指導してもらおうかしら」
「悪いのはシウさんじゃないのでそのままで大丈夫ですよ」
「それで私との相手の事を思い出すまでは随分と機嫌が良かった様だけど?」
「そんな事は無いですよ」
「ベーニュとは早く済ませたかった?どういう事かしら?」
「それはシウさんより来たのは遅いですけど狩りでも良い働きをしてくれますし流石にこれ以上引き延ばせないと思っていたので」
「ああ、シャーネちゃんも時期的にはそうね。つまり、急ぎの用を終えたという事ね」
「もうバレてしまいましたね。そう言う事です。ナーレさんもですが二人目という事ですね。三人目は急かされても自信を持って急ぐのはやめましょうと言えます」
「つまり、私は少し後回しなのね」
「ですが誘惑が上手なら急かされたと感じずにやってしまうだけです。それは別に問題はありません」
「はあ厳しそうね。何とかならないの?」
「その、だからと言ってそこまで開けるつもりは無いですから。ただ、明日はミリットに会いに行くので向こうでの滞在を終えた後に考えます」
ユッミルはその日はニーフェやクグーウにレーティスを可愛がってゆったり過ごす。昼過ぎはチェーハを連れて少し家の周りに出て歪曲視野で短時間見渡す。
「明日ですがベーニュ、チェーハ、シウ、ナーレ、スーリとそれにレヒーハさんもお願いします。ヤーチェとフューリケも手伝いをお願いします。エルネ、ケーシャ、留守番は任せましたよ」
「はい、お任せ下さい。ただ、マティッセさんだけでも戻していただけると」
「そうですね。ただ、そうなると何か私とマティッセさんが常に別にいることになってしまいますけどね。フーニャさん、そろそろ向こうをお願いできますか?」
「構わないよ。あれだけ数度も激しくやりあったのだから流石にできただろう。しばらくしてダメならまたやってもらうがね」
「それは構いません」
「なら決まりだな。いずれにせよ、交代でユッミルから離れるのは仕方ない。これに関してはネメッカですら守っているのだからな。それにそろそろ入学も近い。」
「そうですね、ネミークやカノールもいよいよ。ああ、シャーネも今回は留守番ですよ」
「そっか、子作りの用事は済んだのね」
「そうは言っても数日で帰りますから」
「うん、待ってるよ」
読了ありがとうございました。次回は十月中旬以降となります。その次は11月中が目安かと思います。




