第1部 ハルカ 9
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_____ボクとハルカのデート・ブログ________________
タイトル:ベランダから
日 時:2007/02/18 23:02:35
記事本文:ハルカ「おなか、いっぱい」
ボク 「ふぅー」
ハルカ「ごちそうさま」
ボク 「ごちそうさま」「とうとう、うちから一歩も出なかったな」
ハルカ「ほんと」
ボク 「・・・」
ハルカ「・・・」
ボク 「・・・」
ハルカ「あっ、8時半過ぎてる!」
ボク 「また? やってる?」
ハルカ「ちょっと、待って」
ボク 「・・・」
ハルカ「・・・」
ボク 「・・・」
ハルカ「うん、やってる。はやく、おいでよ」
ボク 「・・・」
ハルカ「・・・」
ボク 「ちっちゃくしか、見えないだろ」「音も聞こえないし」
ハルカ「でも、きれいだよね」
ボク 「・・・」
ハルカ「なんか、ちっちゃい花みたい」
ボク 「・・・」
ハルカ「ポンポン咲いてるみたい」
ボク 「・・・」
ハルカ「音が聞こえないのが、いいよね」
ボク 「・・・」
ハルカ「・・・」
ボク 「寒いから、入れよ」
ハルカ「もうちょっと、終わるまで」
ボク 「・・・」
ハルカ「・・・」
ボク 「・・・」
ハルカ「・・・」
ボク 「・・・」
ハルカ「・・・」
ボク 「・・・」
ハルカ「・・・」
ボクの部屋からは、視界をさえぎるような建物もないので、
ずっと遠くに東京ディズニーランドの花火が見えるんです。
でも、近くにあたらしい高層マンションの建設予定があるから、
秋には、もう見れないかも。
_____by ボク_____コメント(0)______________
久世の自宅、コンピュータがあるベッドルームの壁に水着姿の中池遥の写真が1枚貼られた。会社で祥子に見つかったときの画像を根津に帰ってきてからもう一度捜し出し、プリントアウトしたものだ。ちょうどコンピュータのディスプレイを見上げたところに両面テープで丁寧に貼った。久世自身これは大事件だ、と思った。子供の頃からアイドルだろうが、ミュージシャンだろうが、映画俳優だろうが、シールやら、切り抜きやら、ポスターやらを、ペンケースにも、冷蔵庫にも、部屋の壁にも、そんなものはいまだかつて一切貼ったことなどなかったのだ。
「これでハルカと、いや中池遥と、どちらでもかまわないが、いつも一緒だ」




