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後編

これで終わり。

クロイシス大国では半期に一度、約400名の全戦闘員が集まる『戦闘員集会』が行われる。普段は戦闘シミュレーションやレクリエーションに使用されている、基地地下100メートルにあるこの巨大な空間は、今、何時にないほどのざわめきで波打っていた。一騎当千の怪人たちまでもが狼狽えて仲間と囁き合っている様子はただ事ではない。

彼らの激しい動揺も無理はない。何故なら、彼らの見つめる先―――幹部たちが居座る壇上に、見たこともない女が立っているからだ。純白と紅のドレスに身を包んだ、二十歳ほどの美しい女。

そう、つまり、この俺だ。


『――というように、我が組織の今期決算はアベノミクス効果に後押しされて前期より四割増しとなった。一部上場もこのまま継続できるのは確実だ。各員の奮闘にワシは大いに満足しておる。これからもより一層精進し、世界征服に邁進してほしい。

……さて、皆も気になっているだろう、というか気になりすぎてワシのありがたい話を微塵も聞いてなかったみたいが、ここで新しい幹部を紹介する』


将軍がサッと手を上げ、背後のこちらに目配せする。「行けるな?」と問いかける眼光に貫かれ、途端に緊張で心臓が跳ね上がる。それを察してくれた隣のガテズーン様が小声で「頑張れよ」と励ましてくれる。その心遣いにコクリと会釈を返し、俺はジャーキ将軍に強い目で応える。


「いいか、最初が肝心だぜ。部下にナメられたら終わりだぜ。ビシっと決めてこいよ! キシシシシ!」


ゲトリン様の指摘は、厳しいがいつも的確だ。ゲトリン様に頷きを返すと、俺はぐっと胸を張って腰に手を当てる。突き出した大きな胸がふるると震え、視界から足元を隠す。長いスカートを穿いているから下が見えないのは少し怖いが、ここでビビった姿を見せてはこれから率いることになる部下たちにナメられる。せっかく俺を昇格させて下さった彼らのためにも、幹部の沽券に関わる失敗は絶対に出来ない。


『皆も事前に知らされているだろうが、()は元々、戦闘員238番と呼ばれていた。だが、“組織内に新しい風を入れるべきだ”というクロイシス皇帝陛下の過分な訓戒によって、この度実施された女怪人への適性試験に見事合格し、本人の強い意思も鑑み、ここに新たなる女幹部として昇格するに至った。今まで戦闘部出身ばかりであった幹部に管理部出身の者が入ることは、組織の視野をさらに広げてくれることになるだろう』


そんな試験は受けていないし、女怪人になりたいなんて意思を示したこともない。いろいろと不満の残る紹介ではあるが、それらはこの一ヶ月で何とか飲み下した。ボスグン様からも力を得る過程で失うものは多いと教えて頂いた。……性別を失ったのは俺くらいだろうが。

ピクピクと震える口端をこらえ、眉をキッと釣り上げる。如何にひらひらしたドレスを着込んではいても元は男だ。男らしく凛々しい表情でもって、部下たちを震え上がらせなくてはいけない。この歩きにくい服は遠目から見るとひらひらしたドレスに見えるが、近くから見てもやっぱりひらひらしたドレスにしか見えない。新しい名前(・・・・・)然り、女っぽすぎるからもう少し改善してくれと抗議はしたものの、「見てくれはともかく生地は銃弾を弾く程度の強度を持っている」と幹部全員に言いくるめられ、結局俺の正式な戦闘服となってしまった。


『では紹介しよう―――諜報参謀マリマロンだ』


マリマロン。それが今の俺の名前(・・・・)だ。如何にも女っぽくてムズムズとした恥ずかしさを覚えてしまう。慣れるのにはもうしばらく時間を要しそうだ。


「よし、行け。マリマロン。最初の第一声が重要となる。お前の名演説に期待しているぞ」


ボスグン様の熱い声援に背中を押され、総身の震えがピタリと止まる。

多少、過程に変更が生じたものの結果的には望んでいた力と権力を手に入れたのだ。しかもたった四年という異例の短期間で手に入れたのだから、むしろ僥倖と考えるべきだ。人の上に立つ者には石橋を叩いて渡るような慎重さよりも大胆なポジティブシンキングが必要なのだ。

スッと軽く息を吸い、全身に新鮮な酸素を行き渡らせる。よし、落ち着いた。大丈夫だ、行こう。踵に力を込め、馴れないロングスカートを翻して一歩を踏み出す。ハイヒールの爪がガツッと鋭い音を立てて場の空気を引き締める。


これから、激動の日々が訪れることになる。組織の幹部として、全ての戦闘員から畏敬と恐怖の念を持って忠誠を誓われることになる。世界の破壊者として、仮面バイカーと血を血で洗うような熾烈極まる戦いを繰り広げることになる。それら全ては、この一歩から、次の第一声から幕を開けるのだ。

カツ、カツ、と淀みない足音を侍らせながら、俺は手に握り締めたマイクのスイッチを入れる。400人の部下を射るような目でギロリと見下ろし、腹の底から声を張り上げる。三日三晩寝ずに考えて暗記した台詞を全身全霊の力を持って迸らせる。


『よく聞け貴様ら! この私こそ諜報参謀マリマロンだ! 私の部下になりたい命知らずは覚悟し、

 いひゃッ!? 

わっ ぁわっ あ、あぶなッ、落ちッ!?

わきャ――――――ッ!!??』


自分の悲鳴が鼓膜に突き刺さった。

スカートの裾を踏んづけたことまでは知覚していたと思う。バタバタと両腕を振り乱してバランスを取ろうと踏ん張ったような気もする。その努力も虚しく、視点が五回ほど猛回転し、激しい衝撃で途切れた意識が復活した時にはすでに頬を床に擦り付けていた後だった。

まだ壇上に残っていたドレスの裾が引っ掛かり、生けてあった花瓶その他を巻き込んでガッシャンガラガラと騒がしい音を轟かせる。

ホッペタがヒリヒリと痛い。全身の関節もズキズキと痛い。だけどそれより何より―――頭上から突き刺さる視線が痛い。


今までのザワメキが嘘のように消え失せ、重い沈黙が場に満ちている。誰も声を発しないし、身動きもしない。鼓膜が突っ張るような音のない時間が一秒、また一秒と過ぎていく。静まり返った空気の針が肌に突き刺さってさらに痛い。


「……ぅ゛、ふぐぐ、ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛~~!」


あまりの不甲斐なさに、噛み締めた唇がプルプルと小刻みに揺れる。ポロポロと目尻から悔し涙がこぼれ落ちて頬を濡らす。

泣くな、泣くんじゃない。戦闘員238番、いやマリマロン。ここで泣いては戦闘員たちに見くびられてしまう。ここは我慢だ。何事もなかったかのように立ち上がるんだ。何とかして誤魔化すんだ。ああでも全員の目の前で壇上から転げ落ちた時点で見くびられるのは確実じゃないか。どうやって誤魔化せばいいんだ。

チラと視線を上げれば、最前列の怪人たちがそれぞれ異形の顔を引っさげて俺を呆然と見下ろしていた。爬虫類型怪人の大きな眼球に、地面に大の字にへばり付いている俺の姿が映り込んでいる。スカートがめくれ上がってパンツが丸出しだ。なんという醜態だ。これが新しい幹部だなんて、俺だって信用出来ない。


―――終わった。完膚なきまでに終わった。俺の幹部人生は開始一秒、開口一番で呆気無い終わりを告げたのだ……。


「……ふっ、なんともオレらしい幕引きだ……」


痛む身体に鞭を打ってフラリと立ち上がる。せめて去り際くらいはシャキっとやり遂げよう。立つ鳥跡を濁さずというじゃないか。まだ立ってもいなかったけど。

戦闘員たちと敢えて目を合わせないようにくるりと踵を返し、脚をバタつかせながら壇上によじ登る。無様だとかパンツが見えるとかもう知らん。

ドレスについた埃をパタパタとはたき落として身なりを整え、ポカンと口を開けて絶句しているジャーキ将軍の手からマイクをもぎ取る。暗記していた怖い台詞は転げ落ちた拍子に全部どこかに飛んでいったから、素直な気持ちだけをぼそぼそとマイクに吹き込む。


『あの、お騒がせしました。ごめんなさい。さっきの台詞は忘れてください。ただ今ジャーキ将軍からご紹介に与りました、マリマロンです。よろしくお願いします。私にはまだ直属の部隊がないので、立候補者がいましたら名乗り出てくださると嬉しいです。いないと思いますけど……』


グスッと鼻をすすり上げる音を最後に、俺はジャーキ将軍の手にマイクを返す。相変わらず将軍は静止したままだ。何か反応してくれたほうが気が楽なのに。

振り返れば、ボスグン様はガックリと頭を抱え、ゲトリン様は腹を抱えて床でピクピクと丸くなり、ガテズーン様は本体である頭部が取れてコロコロと足元を転がっている。叱責されるよりもよっぽど傷つく反応だ。


ふふ、さあ帰ろう。橋の下に帰ろう。俺の居場所に帰ろう。もうどうにでもな~れ。




「ボスグン様直轄部隊、一番隊斬り込み隊長ガイナギン!! マリマロン様の部隊に加わらせて戴きたい!!!」




「……へ?」




「同じく、二番隊突撃隊長ガイガモス!! 新たなる幹部殿を支える御役目はこの俺にこそ相応しい!!」

「なんの! 我こそはガテゾーン様親衛隊隊長、ガンディン!! 必ずや仮面バイカーの首を御前に奉って見せましょうぞ!!」

「ゲトリン様直属秘密部隊指揮官、ドグログマ!! 討死ぬまでマリマロン様に御伴致します!!」

「戦闘部所属、一般戦闘員154名、マリマロン様の御前に馳せ参じたい!!」


「……へ? ふぇ?」


沈黙を突き破って張り上げられた怒声に目を向ければ、怪人たちが次々と一歩前に進み出てくる。しかも、それぞれ最強クラスの戦力を誇るクロイシス大国きっての強力な怪人たちばかりだ。

目元をグシグシと拭ってもう一度確かめてみるが、幻覚ではない。遥か後ろまで目線を飛ばしてみれば、怪人だけではなく後方の一般戦闘員たちも拳を突き上げて人の波を激しく揺らめかせれいる。竜巻のような怒鳴り声が重なりあい、音波兵器と化してビリビリと鋼鉄の壁を振動させる。


「お、おい、ガイナギン! ガイガモス! 貴様ら、何を勝手なことを!! 己の言っていることがわかっているのか!? 貴様らが抜けたら私の部隊の戦力が一気に下がってしまうのだぞ!?」


直属の部下が相次いで離脱していく様子に幹部たちが一斉に飛び上がり、士気高々に雄叫びを上げる怪人たちの胸倉を掴んで肉薄する。


「お許し下さい、ボスグン様! しかし、この頼りなさ気な幹部様を支えるには並大抵の怪人では力不足であろうことは貴方様も重々ご承知のはず!!」

「ガイナギンの言う通りです! 新顔を助けるのは何時だって古強者の責務! ここはどうか我らにお任せを!!」

「お前らそんなこと言ってどうせ女の子とイチャイチャしたいだけだろうが!!」

「アンタらばっかり女の子と喋れるなんて納得できないんです!! 元男だろうが可愛けりゃ問題ないんです!! 俺たちだって女の子と喋ったり一緒に飯食ったりしたいんです!!」

「そうだそうだ! こちとら組織に入って10年間、女との会話なんて天気予報の自動音声くらいしかないんだぞ!!」

「知るか―――ッ!!」


一瞬前の静寂を吹き飛ばし、各所で言い争いの怒号が沸き起こる。ガテズーン様の部隊では殴り合いにまで発展したらしく、幹部VS怪人&戦闘員という乱闘騒ぎで轟々と人並みが渦巻いている。炎やビーム、果ては爆発で一般戦闘員が宙を舞う始末だ。


「えーっと……」


展開が急過ぎてなんだかよくわからないけど……幹部として認めてもらえたということで、いいのだろうか? さっきの失態を見ても部下として立候補してくれるなんて、都合が良すぎるんじゃないか。 ―――ハッ! もしかして、俺には自分には認識できないカリスマ性があるのでは!?


「……マリマロンよ、この事態を治められるのはお前だけだ。ワシはもう寝る。頭が痛くなってきた」

「ええッ!?」


硬直から回復した将軍は、気のせいか仮面の輝きが失われているように見えた。俺にマイクを手渡すと、力ない足取りでよろよろと舞台裏へ去っていく。

「この事態を治められるのはお前だけだ」という台詞が脳内で何度も繰り返される。反響するたびに台詞は力強いものへと昇華し、最終的には「お前こそがこの組織を纏め上げるに足る実力者だ」と改変されて再生された。ジャーキ将軍の全てを託すような微笑みが瞼の裏に浮かび、俺は将軍の真意を悟った。将軍は、俺が纏っているカリスマな気配を感じ取って場を譲って下さったのだ。部下の実力を見抜いてそれを最大限に引き立てようとする将軍の慧眼と姿勢に、俺は感服した。

考えてみれば、「女っぽいから」などというくだらない理由だけで新しい幹部を選ぶわけがない。きっと、自分でも理解できないような指揮官としての雰囲気や能力を持っていると判断されたのだ。今までそのことを俺に隠していたのは、こうして戦闘員たちの反応を見て、俺自身にそれを諭させるためだったのだ。そうだ、そうに違いない!


落ちるところまで落ちていたテンションがトランポリンのように一気に最高潮まで跳ね上がる。終わってなどかった。やはり、俺の幹部人生はここから始まるのだ!!


『みんなー!!』


マイクのスイッチを入れ、俺は有らん限りの声量で叫ぶ。一斉に静まり返ってこちらを見つめる部下たちに、拳を突き上げて意気揚々と戦いの宣言をする!


『世界征服目指して一緒にガンバりましょうねー!! これからよろしく―――っ!!!』

「「「「「「ウォオオオオオオオオオオ―――――ッッッ!!!!」」」」」」


俺が勇ましく手を振れば、全ての戦闘員が手に持った武器をギラギラと輝かせて身体を左右に振って応えてくれる。400人の大声援は一人ひとりが百人力以上のパワーに漲っていて、大軍の勝鬨の如き迫力を伴っていた。今まさに、俺と部下たちの心は一つになっていた。今まで感じたことのない一体感に満ち足りた喜びを感じ、俺もまた最高の笑顔を浮かべて彼らに応える。


『みんな、応援ありがと―――っ!!! 私もみんなのことが大好きだよ―――っ!!』

「「「「「「ウォオオオオオオオオオオ―――――ッッッ!!!!」」」」」」


こうして、俺の幹部人生が晴れやかに幕を開けた。部下たちの士気は高く、将軍からの信頼も厚い。素晴らしいスタートダッシュだ。待っていろ、俺を見捨てた世界よ! 覚悟しろ、仮面バイカーブラックBX!! ふふふ、あはは、ふははははははは―――ッ!!!





そんな賑やかな騒乱とは無縁な、空間の片隅。

ボロ雑巾のように打ち捨てられた幹部たちが顔を見合わせ、ウンザリと呟く。


「……これって、悪の組織の幹部には見えないよな」

「ああ、どう見たって―――」

アイドル(・・・・)にしか見えないぜぇ、キシシ、シシ……」

「「「ガクッ」」」







~ 登場人物設定 ~




○諜報参謀マリマロン


元々はひ弱で薄幸の孤児の少年だったが、世界征服を目論む悪の組織『クロイシス大国』にスカウトされ、諸々の事情を経てわずか4年で怪人となり、そのまま幹部へ昇格という異例中の異例な出世を遂げた。中卒の新入社員がトントン拍子で会社の専務クラスに昇進するくらい凄い。

しかし、本人はカッコイイ怪人になることを願っていたのに対し、与えられた姿は歳相応の女怪人の姿であった。当人は複雑な心境を抱いているものの、チヤホヤされるのはやはり嬉しいらしく、満更でもない様子。本人の戦闘力は成人男性に毛が生えた程度であるものの、部下たちの士気と戦力は全部隊の中で突出して高いため、仮面バイカーブラックBXにとって恐るべき強敵となっている。

口癖は「中卒ナメんな!」。名前の由来は推して知るべし。



○仮面バイカーブラックBX


スタイルの良さ、キレッキレの演技と迫力あるダミ声が特徴的な正義の味方。生命を持ったバイクと車を保有し、何時如何なる時にも呼び出せる。また、変身形態に3つのバリエーションを有し、状況に応じて使い分けることが出来る。クロイシス大国にとって、避けては通れない目の上のたんこぶ的な存在。やはり名前の由来は推して知るべし。

かつては孤児であったが、その境遇を跳ね飛ばす明るさと健康的な肉体で周囲に明るさを齎していた。裕福な科学者の夫婦に引き取られるも、クロイシス大国によって研究所を襲撃された際に偶然居合わせて瀕死の傷を負ってしまった。この際、改造手術を受け、仮面バイカーブラックBXとして新たな生を受け、悪と戦う宿命を背負う。

孤児院にいた頃に恋をしていた少女がいたが、消息を調べてみると死亡していたことが発覚し、ショックを受ける。だが、その少女が滅ぼすべき悪の組織の幹部となって目の前に現れたことで、激しい苦悩を抱えることになる。少女は洗脳されて無理やり怪人にされたと思い込んでいるが、当然違うのでいつも話が噛み合わない。

口癖は「冗談じゃないんだぜ!」。大抵の悪事や不可思議な出来事をクロイシス大国のせいにする。


続きません。

たまに管理の仕事を手伝いに行くとか、周囲の戦闘員からの視線に戸惑うとか、寝泊まりする場所もトイレも研究開発部のだけを使うように博士から厳命されて戸惑ったり、毎朝体温を測って記録しておくように命令されて不思議がったり、街を破壊する途中で子どもがガレキに潰されそうになって仮面バイカーブラックBXと協力して助けたり、なんかそういうアイディアが一日の間に生まれたけど、続きません。

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[一言] めちゃくちゃ面白かったです! 悪の組織TSもの大好き!
[一言] すごく面白かったです! え、続かないの!?
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