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【38】神性の種を育てる

【38】


2018.05.21


愛と光の神様の子である、万物や万人の命に、初めから宿っております、神性の種を育てていくこと、これこそが、最重要テーマであると、僕は、思います。最初からその種は、開花するわけでは、ございません。幾つもの、輪廻転生の後に、ようやく開花するものだと、僕は、捉えております。


この神性の種には、全てが凝縮して、内包されておりますが、まだ幾つもの成長プロセスを踏まなければ、開花するまでには、至りません。それは、ちょうど、人間の成長過程と同様です。種は、いわば赤ちゃんなのです。赤ちゃんの状態から、根を張り、土の養分や天なる雨水を頂きながら、だんだんと発芽していきます。発芽は、幼児期ぐらいでしょうか。そこから、さらに長い歳月をかけて、茎を伸ばしていきます。ぐんぐんと伸びていきますから、成長期である、少年期や青年期でしょう。ようやく蕾をつけることが出来るのです。蕾はいよいよ期が熟してきて(壮年期~昇天まで)、ついに、念願の開花を迎えるのです。そして愛と光の花粉を世界に撒き散らします。 神性が目覚めるということは、つまり、各々の個性に応じた、キリストやブッダになることだと、僕は思います。僕でしたら、マオ・キリスト、マオ・ブッダになること。この神性の種を開花するために、人々は、神様の愛のお導きによりまして、輪廻転生をしていくのだと、僕は捉えております。


命あるものは、皆、神様の子ですから、一人ひとりには、必ず、神性の種や、仏性やキリスト意識、ハイアーセルフ、分け御霊、直霊、心情(ゲミュート)が宿っております。ですが、それに気付いて、育てていくというプロセスを自発的にしていく必要がありますし、人それぞれによって、成長段階は千差万別です。たとえば、イエス・キリストのように、赤ちゃんの頃から、神性の種が開花している場合もあります。また、神童と呼ばれる子供達などもいらっしゃいますが、それは、前世からの賜物なのです。ゴーダマ・シッダールタも前世からの功徳を積んでおり、ジャータカ物語ということで、広く知られており、日本でも法隆寺に所蔵されております、玉虫厨子(たまむしのずし)などにも、描かれております。


このように、輪廻転生のなかで、長い歳月を経て、神性の種は育っていき、やがて、枯れることのない花を咲かせるのだと、僕は思います。


この最も高尚な花を育てていく、眼を養ったり、その愛を感得していくことが、本来の教育なのでしょう。今ある、教育システムやメソッドも、このような視点を持ったものになっていくと、良いなと、僕は思います。


ここで、一篇の詩を載せたいと、思います。この詩は、僕が25,6歳の時に、ノヴァーリスの『青い花』を読み、僕のなかの神性の種が芽吹いたような感触がありました。その喜びと感動と影響のなかで、綴った詩です。


一人でも多くの方が、神性の花に気付き、神様の聖霊と共に、豊かに育まれていかれますように。



『種』


忘れていたこの気持ち

幼子のころから抱いていた心情が

ノヴァーリスの青い花によって

開花しようとする


ー現実は夢となり、夢が現実へと変じるー


馨(かお)り高く

あますところのない融合の願いをもち

心の深淵までゆき届く花粉は

この世界を彩り

あらゆる困難な障壁を溶かす

愛の炎となり

新生を授けていくであろう


この歌の神秘なる力は

天上と地上

愛と光と

まことをとこしえに結ぶ

天使となって

生と死に復活なる口づけを交わす

そのリーディングは

疲れた者も嬉しき人も

死者と黄泉、聖霊、神々も

生涯とその生命を解する力を授け

かの黄金時代に僕達をいざなう


ー僕達の心のなかにある糸を紡いで

ひとつの糸によりあげて

いさかいに終わりを告げ

みんなでひとつの命になる


ひとりがみんなの中に生き

みんなもひとりの中にいる。

ひとつの胸が波を打って

みんなでひとつの息をするー


僕達のよりよい在り方への

チャレンジであり

一者の愛と赦し、そのものであられる

輪廻転生はやがて

きよらかに湧き出る泉となって

そのエクスタシーが

この宇宙の千仞(せんじん)まで

自由自在にほとばしり

やがて聖なる故郷へと帰還する


おしべとめしべは

預言者の言葉によって翼を得て

この世の定めは成就して

浄福のときが訪れる


ーこの時こそ全のうちに一なるものを、一のうちに全なるものを、空、雲、草々、石くれに神の御姿を、人々と動物と日々の出来事に御心を感じる。これこそ心に留むべきこと。もはや時と空間の秩序は絶え、鎮まり、絶対なる世があけそめるー


今こそ

愛の国の門はひらかれる


その絶対なる源が

力強くその語調でかたるとき

この大いなる世界の心は

ここかしこ呼び覚まされて

僕達をほころばす


メールヒェンと詩のなかに

永遠の世界の力とその歴史が

あるならば、その時こそ

この世界における秘密の言葉

至高なる魔法のうちに

新秩序を想起するであろう


愛よ

僕達を目覚めさせたまえ


光よ

今こそ、万感なる青春となって

その恵みを、このひとつなる世界に

もたらしたまえ


※一部 ノヴァーリスの『青い花』より引用

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