第七十五話 だけどベイベー
朝はあわただしい?
食後にシャンパンを数本買って帰宅する。
スーツの上下とワイシャツを脱ぎ、パンツとTシャツ姿で寛がさせてもらう。
ソファーに座ってるとシャンパングラスを二つ持った彼女が現れる。
ねぇ、シャンパン開けてとオープナーを渡される。
カッスンガーの服装、似合いすぎて目がクラクラするよ。
彼女はくるっと回り、短めのベビードールを見せつける。
下着も全てがワインレッドのレース生地で統一されている。
ベビードールって初めて見た、凄いね。
ふふっ、実はコレね、ネグリジェなんだけど、私が高身長だからベビードール見たいになっちゃうのよw
まず、乾杯しましょっとチーンとグラスがなる。
素人が一口飲んで中々の上物と分かる味と香り、凄いフルーティだね。と、伝えると彼女は何故かにこやかに水崎のグラスを取り、テーブル上に置く。
・・?ん、なに?
彼女は妖しく微笑むと「飲ませてあげる」と目力が少し強くなる。
水崎の首に手をまわして前に跨るとシャンパンを口に含み、口を塞いでくる。
上を向いたままコクっコクっと飲まされると、次は飲ませてと耳元でささやく。
彼女の甘い香りに今夜もHOTになりそうだと感じる。
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翌朝、短めの睡眠時間の割には艶やかな彼女の寝起きの顔を腕の中に見る。
うーん、起きて準備しなきゃっと、彼女はキスをし、手が股間を掴む。
ん、ちょ、ホントに遅れちゃうよ。
ハーイと笑いながらベッドから出るとパンティ以外を脱いで洗顔へ向かう。
そのままドレッサーで髪をセットし出す。
汗は流さなくて良いの?
うん、叡 の匂いが消えちゃうからw
その理屈だと一生、風呂に入れないじゃんw
ふふっ、だよねーと鏡の中で目を合わせると、あっ、今日、18時忘れないでね。と言う
うん、服コレしか無いんだけど、大丈夫かな?
今日は話しを聞いて、見るだけだと思うから大丈夫かな?
OK、今日は探共まで一緒に行こう。
簡単な依頼がないか見たいし、戸締りとかも有るしね。
あっ、そうだね、合鍵作っとくね。
お願い致します、よろしくです。
準備が出来ると一緒に出かける二人であった。




