表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第三章 外交と交易と武力と丸山岬丸とプラスワン
27/958

第二十七話 8時だよ!

第三章です。

ご提案があったので、この章から心の中の声を〔 〕で囲んでいきます。

進撃のジジイ


ーーーっ!へっ?

丸山(まるやま) 岬丸(みさきまる)は、気付けば、どこか、森の中だった。


さっきまでアキバだったのに、いきなり過ぎじゃろ


全く、どこか分からんし、困るのー!


取り敢えず、アキバでアーベン(しん)が言ってた事を思いだす。


祝福と加護・・・ステータス、百年後とか千年後とか訳わからん事を言ってたな。


しかし、身体が軽い、軽い、オモリが無けりゃ、風で飛びそうじゃのっとピョンっと跳ねる。


ビックリする位のジャンプ力だった。


びっくりしたー!今のは軽くだったんだか・・・


あっ、そう言えばモンスターとか魔法とか、言ってたの!


その時、前の茂みを掻き分けて、二人の人が出て来た。


向こうはコチラを見て驚いている。


丸山(まるやま) 岬丸(みさきまる)は177cm

対する相手は175cm前後、緑色の肌に頭はツルッツルで緑の迷彩(カモフラ)の服だった。


流石は異世界じゃー、人型じゃし話せそうじゃの、まずはコミニケーションじゃなと、手を挙げ、大きな声で挨拶する。


オッスー!


アレ、何時もコレで受けるのに、無反応じゃと?よし、もういっちょ


声が小さいな!オッスー!


すると、相手の少し、低い方が話し掛けてくる。


人間なのか?


丸山(まるやま) 岬丸(みさきまる)

どっから見ても人じゃろ?


背の高い方がヒャッハーな格好だし、奇行種だ、危険だ!と言う


丸山(まるやま) 岬丸(みさきまる)

お前ら、失礼な奴らじゃの、人を変人扱いしくさって

こっちがフレンドリーに接しておると言うのに!


と、言うと、背の高い方が殴りかかって来た!が、動きが、おっそい!おっそい!

遅いんで、カウンターで突っ張りをパシーンと入れる。


背の高い方は大袈裟に3mほど飛んでいく。


いきなりのくせして、大袈裟なヤツじゃ!


低い方は今のやりとりを見て、スピードが有るのを見てとった。


そして、結論へ至る。


捕まえてしまえば、奇行種とは言え、人間の力では我らには勝てんハズだと


そして、丸山(まるやま) 岬丸(みさきまる)に抱きつく。


そのまま、ガッチリ捕まえたと思った瞬間、身体が宙を舞った。


右の下手投げであった。


丸山(まるやま) 岬丸(みさきまる)

なんじゃー、そのへっぴり腰は!しっかりと腰を落とさんか!


と、喝!を入れる。


二人は只者では無いと悟り、非礼を詫び、自己紹介をする。


高い方はミヤショー

低い方はキシモーン

と、名乗った。


笑顔でワシは丸山(まるやま) 岬丸(みさきまる)じゃ、と名乗る。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ