第二十六話 ミネルバ
アテナ
ぼーっと、してると、一号ことカニマイカンが来た。
姉さん、報告、終わりましたっす!報酬の500万はどうしますかって、言ってるっす。
山根 舞子は、適当に分けとけ、と、言い放つ
カニマイカン
了解っす、職員に言って来ます。
窓口に戻りカニマイカンは姉さんが適当に分けとけって言ったのを伝える。
給付課女職員
えっ、適当!?そんなぁ!
どう言う意味?平等制を試されてるの?
まずは、姉さんを怒らせないようにしないと、うーん、どうするべきだ、探共長は寝込んでるし、と、直属の上司を見ると、いつの間にか消えている。
どうする、私、どうすべき?と、しばらく思案する。
そして、ベストでは無いがベターな解に持っていく。
Tカードに160万円づつチャージ
160万×3で480万で、残20万
姉さんが、一番活躍したのは自明の理
二人には65,000円を手渡しで、13万
残り7万を姉さんへ手渡す。
次はポイント
500万円の依頼達成でポイント付与が5万、16,500ポイントを二人に振り、計が33,000ポイント
で、残りの17,000ポイントが姉さん
コレだ!
カニマイカンを呼び、本人のカードと姉さんのカードを渡し、両方チャージが160万円
で、姉さんのポイントが17,000でカニマイカンが16,500ポイントと伝える。
現金7万が姉さん分と言って渡す。
現金6万5千を本人分と言ってカードと共に財布に入れさせる。
で、探共長の分はコチラで渡しておくと伝える。
コレでどうだ!
カニマイカンはわかった!と言って宿直室へ向かう
山根 舞子にカードと7万円を渡すと、ん、と言い、財布に数えずに突っ込んでゴロンと横になる。
カニマイカンはその横で腹這いになり、財布から全額を出す。
65,127円
初めて手にする金や銀の大判、小判
嬉しくなる。ニコニコである。感動すら覚える。
Tカード登録も出来た、本来ならば、後、5年はしないと作れない。
しかも160万円のチャージがされていて、ポイントもいっぱい!
あっ、ポイントの事、言い忘れた、まぁ、いっか!
カードが有ると言う事は稼げると言う事で、成人したのと同意義だった。
未成年(R15)の農家の手伝いでは月五百円がいいとこだった。
収穫物をもらえたり、駆除した兎や蛇やネズミを売ったりするから何とか生きていけるのであった。
横で手を頭の後ろに組んで天井をぼーっと見ている山根 舞子を見る。
出会えて良かったと感じる。
怒ると怖いが、私にとっての「幸運の女神様」、いや、めちゃくちゃ強いから「幸運の戦女神様」だ
自分が今、幸運なのは横に居る姉さんのお陰だと素直に思えた。
出会って、五日目だとは思えない高密度な関係に奇跡を感じ、ヴァルハラの地まで付いて行こうと心に決めるカニマイカンであった。
現在の二人の所持金
山根 舞子
現金 ¥106,786- チャージ160万円
カニマイカン
¥65,127- チャージ160万円
熱い女、山根舞子をイメージして胸アツを意識してみました。
第二章は終わりです、次から第三章になります。




