第二十五話 奪っていいのは奪われる覚悟のあるヤツだけ
戦後処理
取り敢えず、一号、三号は元気だな?と、聞くと二人共、ハイと言う
眠ってる二号の守りは三号に任せて、一号と二人でやるか!
と、言い、取ってきておいたオールをスコップ代わりに土を掘っていく。
ヘッドショットした16人と二号が倒した4人を埋める為である。
臭いし、病気でも発生したら嫌だし、ウイルスなんかは日本だけでお腹一杯だし
80%以上、山根 舞子が掘ったが、中々どうして、農業手伝いだけあり、一号も頑張った。
死体を投げ込む前に一号がどうしてもって言うので、使える装備品や服を取る。
そのまま、埋めようとすると、離れた場所の三号が燃やしましょう!と言うので死体の上で倒木をパンチで粉砕する。
で、焚き火から火を取って燃やそうと思うと、三号が飛んで来て、火を吹くと燃え上がる。流石はリ〇ードン だ
一号が呼んでるんで行くと財宝の山を見つけたようだ。
あー、あいつらの貯めたヤツだなと理解
入れ物がないので、二度手間だが、折り畳みボートを持って来る、ついでに魚を海でゲットだぜぃ!
ボートに財宝と装備類を乗せると、人が乗れ無いのに気付く
三号が背中に三人乗せて、ボートは咥えて行きます!っと言うので、まずはよし!
夜に魚を焼いていると二号が目を覚まし、腹が鳴る。
が、三号を見て死んだフリ
山根 舞子
おい二号、アレは三号だ、仲良くしてやってくれ
と、言うと理解が早い。
三人で魚を食べて眠る。
山根 舞子がアキバから来て、四日目の夜がふけていく。
そして。五日目の朝
三人を背に乗せ、ボートを咥える50m級のドラゴンがウマルチャン探共前に到着
当然、大パニックなるが三号、自らが説明
まだ、身体が万全では無い二号をヘッドに運ぶ。
三人分のTカードを職員に渡し、藤井 智美が来て無いのを確認すると、一号に依頼の報告をさせる。
山根 舞子は宿直室の畳の上で横になり天井を見ながら今回の事を振り返っていた。
依頼から二日目の5月4日に戻った。
軽率だった、自分が強いからと油断した。
もし、後少し、遅かったらと思うとゾッとする。
日本での事を思い出す。
ワンマンプレイで部下が育たずに上司に注意を何度も受けた事を
チッ、クソが、嫌な事を思い出させんなよ!
そして、今回の事でチームプレイが出来ずにピンチを招いた事を後悔する。
あーあ、わかってるよ!と、口に出す。
まとめUPは、ここまでです。
次で第二章が終わります。
第三章で丸山岬丸が活躍の予定です。




