プレゼント選び(花音)
花音目線
ど...どうしよう...
つい思い切って言っちゃったよ...
多少強引だったけど...欲しかったんだから..仕方ないよ...ね...
かー君どんなの選んでくれるんだろ....
って私も選ばなきゃ!
男の子だしやっぱシンプルで青系統がいいよね...
ん~...色々あって悩むなぁ....
あっこれとかシンプルだし綺麗だから良いかも...
そう思って手に取ったのは淡い水色で中がいくつもの亀裂みたいなのが入ってて光に当てると角度によって違った光がするようだ
綺麗だなぁ...水面みたいで....よし!これ第一候補に決めよっと♪
まだ全部を見てなかったので候補として元の位置に戻し
他に何かあるか見ることにした
他のみんなはプレゼントする時どんな感じで選ぶんだろ....
花音は何気なくスマホで検索することにした
えっと....相手に似合いそうかどうか...他には...
相手に対するイメージを形にするのか...
かー君に似合いそうって意味でもさっきのが良さそうね...
あとは...
私がかー君に思ってるイメージかぁ....
改めて考えてみると....
私は物心ついた頃から、かー君とは一緒にいる時間が多く
一緒にいるのが当たり前とも感じてたんだっけ...
それに、一緒にいる時はとても楽しくて
お互いが困った時はいつもお互い助けあったり
そんなかー君との毎日がとても心地よくて...いつも暖かい気持ちになってんだよね...
子供の頃はその気持ちが恋とはわからず
それに気がついたのが中学3年の卒業前だった...
受験の結果がもうすぐって時に...もしどっちかが落ちてたら..って考えちゃって...それで別々になって...会わなくなって...って考えたらすごく辛い気持ちになって...その時やっと好きなんだって気がついたんだよね...
私にとってかー君は....お日様みたいな人...
いつも傍に居て私の心を暖かくしてくれる...
そんな人...
って!1人で...しかもお店で何考えてるのよ私!!
そんな1人で恥ずかしくなり店内を歩いてたら
今までのとはデザインが違う系統のとんぼ玉達を見つけた
「コチラは宇宙をモチーフにした物をまとめてる場所なんですよ♪」
さっきとは違う店員さんが私に話しかけてきた
確かに天の川や星座とかがデザインされてるとんぼ玉がいくつか並んでる...
あれ?これ...すごくいいかも...
「あっ...それは星をイメージしてるやつですね♪」
「星ですか?」
「はい♪今お手に取ってるのが...たしか....」
「...太陽...」
「そうそう♪....うわっ!?本当に太陽ですそれ!!よくわかりましたね?」
全体的には中心に向かうほど黒に近い程濃い藍色がベースでその中心には太陽をモチーフにした橙色の球体があしらわれてるデザインだった...
「これにします....コレでストラップ作ってください」
「ありがとうございます!!ストラップのデザインが数種類あるのでアチラで選んでいただいてからお会計させていただきます!」
一目惚れ...と言ったら大袈裟な言い方だけど
さっき見た奴より
私はコレがピッタリだと思った
だって...イメージに..ピッタリだったし
そんな事思いながら店員さんについて行き
ストラップのデザインを決め
会計を済ませた
会計が終わって少し待ってたら
かー君も決めたみたいで会計を済ませこちらに来た
あれ?かー君といた店員さんなんか考え込んでるような...
一体何考えてんだろう?って思ってたら
かー君が完成までの時間とオススメのカフェの場所を聞いてきてくれてた
なんとそのカフェはスイーツが良いみたいで
甘いものが好きな私からしたら早く行きたくて仕方なかった
そうして私たちはお店を後にした
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昨日寝落ちして最後の確認ボタン押せてなくて
前話投稿が朝になりました....
(´•ω•`๑)




