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幕間2 音速ハエ叩き

菅 「柏木! 今日の朝焼け、最高だね!」

柏木 「(……いいえ、マスターの方が断然、お美しい)」

菅 「ん? ハエだね。もうそんな季節なんだ」

(飛んでいた虫が、ピタリと菅の背中に止まる)

柏木 「マスター、動かないでください。そのまま」

菅 「柏木?」

 柏木、そっと左手を振り上げる。瞬間、ドアが開く。

朝香 「ハムくん! 頼んだネクタイってこれ?」

柏木 「……!」

 ――ドカン!!

(軽くハタくつもりが、つい本気に。吹っ飛ぶ菅。もろに壁に激突しめり込む。壁と天井がミシミシ揺れ、粉塵と欠片が降り注ぐ。むくりと起き上がる真祖。もちろん外傷は瞬時に治癒。ただしジャケットとシャツは消滅。凍り付く柏木)

菅 「か~し~わ~ぎ~~~」

柏木「は……」

朝香「……オーバードーズね?」


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