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日常で世界を変える(遠山編)  作者: mei


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4月23日 営業三課研修

 今日は、伊東さん率いる営業三課の研修をみにきていた。この研修は、1年かけて各部署を回っていくというものだった。一年目の俺と髙橋は、三課の様子を見ていた。三課には、石木と中丸の同期がいる。あの二人は、俺たちが来ていることにもまだ気がついていない。それだけ忙しいということだろうか?伊東さんは、山形さんという人と話をしており、俺たちと話すことはできないようだ。


 髙橋「なんか、忙しそうだな」

 俺 「そうみたいだな」


 髙橋としては、このままサボれたらという感じなのかもしれない。髙橋は、興味関心がハッキリしているからわかりやすい。


 髙橋「もうここにいても意味がないんじゃないか?」

 俺 「でも、一応研修の一部だしな」

 髙橋「伊東さんは、知ってんのかな?」


 完全に帰りたがってるな。


 俺 「じゃあ、俺が聞いてこようか?」

 髙橋「任した。俺は、ここにいるよ」

 俺 「随分、疲れてるみたいだな」

 髙橋「そりゃあ、昨日も飯行ってたからな」


 思わず笑ってしまった。


 俺 「じゃあ、行ってくるわ」

 髙橋「おう」


 手を振りながら、俺は歩き出した。まぁ、行って忘れてたとかだったら、また別日にしてもらえればいいか。三課は、俺たちと違って、机の大きさがバラバラなんだな。まるで、お金がありませんといっているいようなものであった。あそこの机は、石木のだろうか?それとも中丸か?1年目らしく研修ファイルが置かれていたのだ。俺が歩いていると、少し離れたところにいる伊東さんが気づいたようだ。足をとめ、ゆっくりお辞儀をした。

 

 伊東「お疲れ様!」

 俺 「お疲れ様です。新人の遠山です」


 知ってるかはわからなかったけど、とりあえず挨拶だけはすることにした。これは、聖徳高校野球部で学んだ方法だった。とにかく名前を言って覚えてもらうんだ。


 伊東「知ってるよ。今日は、どうした?」

 俺 「今日、三課の研修で来ました」


 まったく身に覚えがないようだった。


 伊東「研修ってなんだ?」

 俺 「詳しくはわからないのですが、新人の俺と髙橋がここに行くように指示されました」


 後ろを振り返った伊東さんは、山形さんに話かけた。


 伊東「聞いてますか?」

 山形「いや、知らないですね。共有もされてないですし」

 

 三課には伝わってないのだろうか?


 伊東「ありがとう。悪いんだけど、今日ここにいてもできないから一旦帰ってくれる?」

 俺 「わかりました。申し訳ございません」

 伊東「こちらこそ、ごめんね。また、決まり次第言うね」


 なんだったんだろうか?

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