表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/74

3月26日 健康診断

 明日は、ソートミル株式会社の入社前の説明会があった。同期入社の社員と初めて会えるのはよかったが、他の社員との実力差がかなりあるんじゃないかと不安でいっぱいだった。それでも、自分は挑戦するのみだと割り切るしかないだろうと決めていた。

 そして、今日は、会社の事前に行われる健康診断で

病院に訪れていた。俺は、待合室にいる他の人の不安そうな表情を見てなんともいえない気持ちになった。なんで、こんな不安そうなのだろうか?まだ、30代、40代くらいの人がほとんどなのに。俺は、自分のことは気にせず、大丈夫だろうと思って診察室に入った。

 診察室に入ると、医師はにこやかに迎えてくれた。俺は、緊張しながら問診を受けた。身長、体重、運動習慣などを聞かれ、丁寧に答えていく。実際に計らないのだろうか?と疑問に思ったが、とりあえず医師の話を聞いた。とりあえず、自分の健康状態を知るための検査を受けることが説明された。

 俺は、診察室を出て左。最初に行われたのは、血液検査だった。血液を抜かれた瞬間、ウッとなったが、すぐに綿を当ててもらった。俺はドキドキしながら結果を待った。看護師から医師に血液検査の結果表が渡された。少しの間があったが、大丈夫だと伝えてくれた。あの間は、なんだったんだろうか?

 次に、心電図検査を受けることになった。今度は、診察室を出て右の部屋に入る。看護師に電極をつけられ、心臓の鼓動を感じながら、検査が終わるのを待った。しかし、なかなか終わらない。こんな長かったかな。早く終わることを願いながら、目を閉じた。目を閉じてから、約5分ほど経過した後に、医師から心電図の結果表で問題はないと話してくれた。

 そして、最後に、エコー検査を受ける。俺は、さっきの部屋のまま、ベッドに横たわった。腹部にジェルを塗られ、くすぐったい気持ちになってしまう。しかし、声を出すことはせず目を閉じながら、検査が終わるのを待った。医師はエコーをあてながら、内臓の状態を調べる。さっき同様、問題はない様子だった。

 この後もいろいろな検査を受けたが、異常はなく、ほっとさせられた。それでも、野球をやめてから決して健康的な生活を送れてるとは言い難い。医師からも、「今後も健康的な生活を続け、定期的に健康診断を受けることが必要です。」というアドバイスをもらった。できるだけ、健康的な食事と睡眠をとることは意識しようと考えることにした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ