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サラリーマン、異世界で働く。  作者: 雨崎 王助
スミナ商会勤務編
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サラリーマン、更に異世界の話を聞き、転職する。

続いては不思議指輪にも使われているらしい魔素について聞いた。


魔素は全てのものが量は違えど持っているらしい。固体・液体・気体問わずみたいだ。魔素が濃い石(魔石)とか、魔素が薄いエリアなんかは肌で感じて分かるらしい。

また、人間は基本的に食料から魔素を摂取するのだとか。空気とか魔石なんかからも摂取できるけど、食事よりも大分効率が悪いらしい。

魔素は温度(熱)みたいなものだと考えることにした。

湯たんぽ抱えても体は温まるけど、飯食って熱を作る方が圧倒的に効率いいってこったな。


あとはやっぱりあるらしい、魔法。

魔法とは自分の魔素に性質を持たせることで、例えば

「触れた魔素の熱を上げる性質を持たせた魔素」を発することで湯を沸かしたりなんかできるそうだ。というか、ガストンさんはこれしか魔法が使えないと言っていた。

また、魔素で純粋な物質は作れないんだと。何故なら魔素は魔素だから。魔法で水っぽいものを作って飲んでも水分は取れず、魔素が取れるだけらしい。


また、「魔素に性質を持たせる」部分を担う道具を魔道具と言うんだそうだ。

魔素自体は外から込める必要がある。この指輪も魔道具だ。

魔道具は基本的に0からは生成はできていないらしく、動物・植物の死骸や鉱石をそのまま、あるいは組み合わせて魔道具するみたいだ。

指輪にはめ込んであるヒタギ石はヒタギ鳥という念話で意思疎通を行う鳥のデコにある石なんだとか。それなりに高価らしい。


他には魔素の話題から外れるが、貨幣を見せて貰ったら小さいカードみたいな金属板だった。30mm×50mmぐらいの大きさで厚さは3mmぐらい。いくつか種類があるらしく、銀っぽいのとかガラスみたいなのとかがあった。


最後に当面の生活について相談した。

とりあえず今着ているスーツと靴を買い取って貰える事になった。30代の商会員の月収ぐらいの額らしい。「服の作りを研究する」と言っていたが、異世界の服とはいえ金額を弾んでくれた感じはある。


また、システムエンジニアとして行っていた仕事やできることなんかを説明したところ、商会で売り上げの集計と帳簿作りの仕事で働かせて貰えることになった。

初の転職だ!とりあえずは試用期間だろうけど!

しかも午前中は言葉の勉強をさせてくれるらしい。

研修制度も手厚いなんて、いい会社だ!

あと、夜の空いた時間にでもまた異世界の話を聞かせてくれと言われたので快諾した。残業代はプライスレスだろうけど、ここまで色々して貰うのだ。断る理由などない。


ちなみにしばらくは指輪を1組貸して貰えるそうだが、買い取れないかとお値段を聞いたら月収5年分ぐらいだった。

そりゃ言葉覚える方がはえーわ。

無くしたら土下座じゃ済まねぇやつだ、気を付けよう…。


なんて事を話しながら、馬車に乗って2時間ほど。

ようやくアスツールが見えて来た。

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