最終章『友情と紅茶、そしてティーカップの向こう側へ♡』
【1】王都、回復と再会
世界の記憶改変騒動から一週間。
王都には日常が戻りつつあり、修復された王家の研究棟では“ある式典”が準備されていた。
アリア「……やれやれ、ようやく落ち着いたって感じね」
レオン「ヴァイオレット様が落ち着いてさえいれば、平和は保たれる」
だが――
\どーーーーーん!!!/
「式典の主役、空飛ぶお茶会セット、堂々登場ですわ♡」
\超巨大・ティーカップ型バルーン出現!/
アリア「落ち着いてなかったーーー!?!?」
【2】友情の誓い in 空中ティーセレモニー
ティーカップ型バルーンの上で、風に揺れながら行われる、壮大な“友情の誓い式”。
ヴァイオレット様は、薔薇の花びらを撒きながら語る。
「この冒険でわたくしは学びましたの……
紅茶の香りは記憶を繋ぎ、友情はミルクと共に心に溶ける、と♡」
アリア「今めっちゃいいこと言ったのに、例えが紅茶縛りなのが惜しい……!」
リリィもそっと前に出て、
「……ありがとう、ヴァイオレット。あなたと出会って、私……ようやく、自分を許せた気がする」
「おかわりはウバがよろしいかしら?♡」
アリア「話を繋げて!? 謝罪とお茶のオーダー混ぜないで!!」
【3】友情の儀式(意味不明)
ルキウス王子が宣言する。
「さあ、最後は“友情の契り”だ!」
アリア「……なんで王子が一番ノリノリなのよ……」
レオン「でも何をするのさ? 手を握る? 指切り?」
ヴァイオレット様が提案。
「もちろん! “紅茶で口上”ですわ♡」
全員「どういう文化だそれ!?」
【4】紅茶で口上・友情の誓い(※儀式です)
1人ずつ高く掲げたティーカップを見つめ、真剣な顔で――
ヴァイオレット:
「この紅茶のように、貴方たちと甘く香る友情を。
スプーン三杯、永遠に♡」
アリア:
「ツッコミは疲れるけど、嫌いじゃない。たぶん。ていうか結構好き。……友情ね!」
リリィ:
「この人たち、頭おかしい。でも……なんか温かい。うん、いいかも」
レオン:
「紅茶はともかく、これからも一緒にいたいです。…というか、ツッコミ要員足りません」
\カンパーイ!/(※ティーカップで)
【5】事件、すべての終幕と、しかし…!?
式典は笑顔と紅茶の香りに包まれて終了――
……のはずが。
「ところで、あのバルーン、降りる方法は?」
シーン……
「……」
「「「ないの!?!?!?」」」
\ゴゴゴゴゴゴ……!!/
ティーカップ型バルーン、風に乗ってどこまでも飛んでいく!!
【6】ラストシーン(どこかの空の上)
青空の中を、超巨大ティーカップで漂いながら――
ヴァイオレット様がポットを掲げ、にっこりと笑う。
「さあ皆さま、本日のティータイムは、
**“空の上での極上ハプニング紅茶会”**ですわよ♡」
アリア「地上でやろうよ!! せめて地に足つけて!!!」
リリィ「……なんか、これも悪くないわね」
レオン「平和って、こういう感じなんだな……」
\ちゃぽ……/(※紅茶を注ぐ音)
そして、物語は――
空高く、紅茶の香りとともに幕を閉じた。
【おしまい】




